6月22日(日) 12R(発走予定16時30分)
古性優作(大阪・100期)

(寺崎が)本当に気持ちの入ったレースをしてくれて助かっています。荒井(崇博)さんが3番手と言ってくれなかったことで戦いやすくはなった。思い切って来たら止めに行くだけなので。寺崎君があれだけ動いてくれて、(別線が来たら)全部止めようと思っていたけど、それをする必要もないぐらい掛かっていて余裕がなくて、寺崎君が強すぎ。寺崎君は味方ですけど、別で戦う可能性がゼロではないので、対戦相手として戦うとした時に、後ろについていて自分との力の差を感じている。今の段階だと助けてもらっている感じなので。(決勝は)個人的に優勝しないといけない理由がありますし、自分だけではないのでしっかり頑張りたい。モニターを見て修正していますが、ダイジェストを見てフォームの確認をしたい。(明日に向けて)クールダウンをして体の使い方を考えて、決勝に走るまで競輪のことだけを考えて今もっている力を出し切れたら。(作戦的には)福井勢の後ろで。
深谷知広(静岡・96期)

(準決は)前から突っ張るも、引くのも流れのなかでしっかり。いつもはワンテンポ早く行くんですけど、そこを見てためて行けたのが良かったです。(眞杉匠が中団から踏み込んできたが)あそこまで踏み込んでいたら、自分はいくだけなんで。後ろに任せていました。最近にない良い掛かりだったと思います。(最終4コーナーからでも)しっかり踏めていたと思います。(決勝は)自力でやります。
清水裕友(山口・105期)

(準決は道中で)後ろは想定はしてなかったんですけど、どの位置でも脇本さん以外、突っ張る人とかもいないんで、後ろでも最悪大丈夫って感じはありましたね。切り合いになって、赤板であおりがあってそこで立ち遅れたのが僕的にはちょっと痛かったですかね。避けて自転車が戻るのに時間が掛かった感じがありますね。ホームで見て誰も来なかったんで、あとはバックの所でと思って。掛かり的には大丈夫かなって思ったんですけど、松本(貴治)さんが来てたんでそこはケアしてでしたね。(外をけん制しに行って内を小倉竜二に突かれたが)どっちかいかないと。結局、あそこで松本さんをスルーしていたら松本さんに行かれてた可能性がありますし。いったから内に来られたっていうのもあるかも知れないですけど。どっちにしろどっちかでしたね。海也があれだけ行ってくれてるので、まくりはとりあえず止めないとですね。(感触的には)今日は脚的にも顔見せから重かったですけど、レースは大丈夫でした。疲れはありますね。(冬場に休んで復帰してから)今回が一番良いと思います。夏冬逆転したと思って頑張りたいですね。(決勝までには)疲れを抜くぐらいですかね。(決勝も)太田君の番手。
太田海也(岡山・121期)

(準決の後攻めは)作戦にはなかったんですけど、脇本さんと(南)修二さんの圧に負けて出られなかったですね。(上がっていって)中団から選手が動いてきてたのは確認できたんですけど、それでも踏むのを止めず前まで出ようと思って行きました。ジャン前で一回後ろをチラッと見て(清水)裕友さんが追い掛けてきてくれたのを見たので、そこから若干踏み足しながら様子を見ました。2年前とか、デビューしてから全然自分は成長できてないなと感じるレースでした。距離も含めて。裕友さんのおかげで2着に残れたというところがあるので。もっともっと強い脚力でレースをできれば脇本さんにも来られず、裕友さんも(3着で他のレースの結果待ちではなく)しっかり一緒に決勝確定したのかなと思います。(白虎賞と同じ形で脇本にやられてしまったが)中盤のペースをあれ以上緩めてしまうと(山田)庸平さんもいて、松本貴治さんもいてというところなので。あれ以上ペースを緩くできないというところはあったので、脇本さんに行かれてしまったのは本当に脚力不足としか言いようがないです。(長丁場のビッグだが)疲れは特になく明日(決勝で)力を発揮できると思います。久しぶりというか2回目のGI決勝で。決勝に乗れたからには自分が獲るつもりで走りたいと思います。今日も昨日の白虎賞も裕友さんの力で確定板に乗れているというのは皆さんが見ても分かると思うので裕友さんに恩返しできるようにレースをしていきたいですし、もっともっと力を付けて頑張っていきたいと思います。自分が勝つために走っているんですけど、それ以上に仲間が付いてるってことで心強く走れてるのかなと。自分以上の力を裕友さんが付いてくれてるおかげで出せてるのかなと連日感じています。(決勝も)自力で戦います。
郡司浩平(神奈川・99期)

(準決は神奈川勢が前受けだったが突っ張らせないように、諸橋愛が終始、松井宏佑に併走してきたのは)想定外は外ですね。前取って流れの中でってところでああいう展開になったので。(そこからの中団併走は小林)泰正が切って、そこから折角、前にこだわったのに全部引いてももったいないですしっていうところの判断でしたね。(自分も)難しい判断で、宏佑も頑張ってスタートから前で我慢しましたし、中団も負けないように踏んでましたし。1センターくらいで張ったときに決まったかなって感じで宏佑の方に付いて行ったんですけど、それまでに脚をかなり削られてたと思うので、まくりの出はやっぱり出なかったですね。ヨシタク(吉田拓矢)も外にいましたし、その外に持ち出してって言うのは勝機がなくて、申し訳ないですけど内に行って、変にコースをこじ開けるよりちょっと待って最後直線勝負になりました。今日は余裕をもって回れましたし判断だけ難しかったですね。宏佑も頑張ってるのが見えましたけど、2着権利って言うところで後ろに(和田)真久留もいましたし。自分でどこか早めに切り替えれば(和田と)決まったかも知れないですし。そこはタラレバですけど難しい判断でした。(ここまで4走を振り返って)今日は集中して走れましたし、暑さも気にならなかったですし。あとはこの集中力を切らさずに明日頑張ります。(決勝は)深谷さんに任せます。
末木浩二(山梨・109期)

(準決は神奈川勢に前を取られた時点で)ああいう作戦でした。あの形で突っ張られてしまったら結局7番手でライン全体として厳しくなるかなって。(中団が併走になって)それですごく展開が向いたと思います。(小林)泰正君も今日は早めから駆けてくれて、飲み込まれる前にと思って前に踏ませてもらいました。(1着だったのは)ガムシャラに踏んでたのではっきりとは分からなかったです。(繰り上がり出場からの決勝で)正直、あんまり期待して臨んでなかった分、気負わずに連日、ラインの最低限の仕事だけしようということに集中して走れているのが良い結果につながったと思います。初日に落車もしてて万全じゃないって言うのがあったんで気楽に走れました。(来る前は決勝に乗れるとは)全く。お帰りがなかったので最終日まで走れればいいと。(決勝は)単騎でやります。精いっぱい走りたいですね。(ここまでの疲れは準決の1着で)吹き飛びました。
脇本雄太(福井・94期)

(準決の道中の前中団という位置取りは)最悪のプランを避けるのだけって感じでした。(太田)海也君が前受けで、自分が後ろで押さえに行って突っ張られるのだけは嫌だなと思って。それさえ避ければ、あとはもう臨機応変にいこうと思っていました。自分より先に誰かが動いた上を自分が動ければと思ったんですけど。(赤板では太田が出て、九州勢も四国勢も良い位置を取りにいくような形になったが)あの辺は自分の中でものすごく展開が向いてるなって思ってました。自分は中団争いをするつもりもないですし。あそこで争ってくれて、自分以外のラインが脚を使ってるなって思ったんですけど。ただ、道中が思った以上に早かったので、その上を仕掛けるって言うのがなかなかできなかったのが反省ですね。かなり焦ってはいましたけど、ただああいう並びになった以上はしっかり自信のある所から踏んでっていう風に思っていました。(踏み出してからは中団のあおりもあって)最後の最後まで抜けるかどうかも分からないくらいキツかったですね。(これで4連勝しての決勝だが)展開の恵まれもあった上での結果なので評価はできないですけど、結果だけ見ればすごく良い流れだと思います。(状態は)まだ完成ではないですけど、徐々に良くなっていると思います。(高松宮記念杯は8連続で決勝となったが)地元地区の開催ということで気合が入ってるのはありますけど。(長丁場のGIで)かなり疲れが残っているのでなるべく残したくないなと思いつつも連日キツいので。(決勝までは)なるべく疲れを抜くことを考えて過ごしたいと思います。(高松宮記念杯は)もう完全優勝しているので目標としてはないですけど、決勝もしっかり力を入れられるように頑張りたいと思います。(作戦は)寺崎君に付けます。
松谷秀幸(神奈川・96期)

(準決は)自分は3番手で失敗しないように。絡まれるなら自分のところかなって思っていたので。来るなら森田(優弥)君だと思っていたので。もうジャンで行く気配があったんで踏み出しに集中していました。4コーナーまで待って内か外か思いっきり踏むしかないと思っていたので。岩本君も内を締めながら残し気味だったので。中はないと思って。外を踏んで抜けなければ仕方ないと思って。そんなに伸びている感じはしなかったんですけどね。ウィナーズカップの準決で浅井(康太)君にハンドル投げで負けたので。師匠(佐々木龍也)にそういう紙一重のところが命取りになるって。ゴール前の必死さがないとダメって言われたので。その成果が出ているのかなって思います。(決勝は)南関の3番手。
寺崎浩平(福井・117期)

(準決は初手は)中団から先行の組み立てをしようと。しっかり長い距離を踏もうと思っていた。初手で荒井(崇博)さんが後ろにいたので、流れを見てジャンで行ったら、ついてきてくれると思った。ホームでどっちが来てもいいと思っていましたし、犬伏(湧也)君が来てしっかりと合わせてあとはどれくらい踏めるかでした。今日はホームの向かい風がすごくて余裕がなくてバタついてしまった。初日は得意のまくりが不発になって、岸和田は軽くて前が掛かるから後方のまくりは苦しい。しっかり先手を取れば逃げ残れることがわかって長い距離をいって着も取れている。体調は悪くないし、逃げて決勝に残れているので内容は充実しています。(決勝も)ラインの先頭で自力。