伝統の高松宮記念杯にパールカップも東西対抗。岸和田競輪場を舞台に開催されている「第77回高松宮記念杯競輪(GI)」、「第4回パールカップ(GI)」は、6月18日に3日目が行われた。パールカップの決勝は、児玉碧衣の当日欠場で6車立て。仲澤春香の先行を4番手からまくった佐藤水菜が、後続を離して優勝。7連続GI制覇で優勝賞金790万円(副賞含む)を獲得。今シリーズも力の違いを見せた。また、高松宮記念杯の一次予選2では、S級S班の吉田拓矢、嘉永泰斗が2走目で白星を挙げ、眞杉匠は連勝した。6月19日のシリーズ4日目には、東西のポイント上位選手による青龍賞(東日本)、白虎賞(西日本)が行われ、二次予選で勝ち上がりが争われる。
シリーズの開催中は毎日、東西対抗ガチンコ予想会、岸和田グルメフェスティバル、選手会大阪支部ふれあいコーナーなどが行われます。また、6月19日の4日目は、「強・KLUTCH(fromET-KING)」のスペシャルライブ、パールカップ出場選手トークショー、名輪会によるトークショーなども予定されています。岸和田競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

パールカップ決勝出場選手特別紹介
パールカップ レース経過
児玉碧衣が当日欠場となり、6車立てで争われた。見合ったスタートから仲澤春香がゆっくり出ていく。その後ろは佐藤水菜との並走から久米詩が取り切り、佐藤、吉川美穂、太田りゆ、尾崎睦で周回。赤板を過ぎると佐藤が前との車間を大きく開けていって後続の動きをけん制。佐藤に警戒されて誰も仕掛けられず打鐘を迎えたところで、尾崎が内をすくって3番手に車を上げる。押し出される格好で前に出たそのまま仲澤がペースを上げていって先行態勢に入り、佐藤は4番手にどっしり構えたまま。最後方となった太田が最終ホーム前に2度、3度車を外して仕掛ける気配を見せたものの、佐藤に睨まれた状態で結局動けない。佐藤が仕掛けたのは2コーナー。逃げているのが仲澤では久米も尾崎も合わせて仕掛けることはできず、外コースを一人で加速していった佐藤が2センターで仲澤を捕らえて貫禄のV。佐藤に突き放されながら仲澤が3車身差の2着に逃げ粘り、3着にも久米が流れ込む。
<1R>

坂井洋選手
周回中は7番手にいた新山響平が、赤板過ぎに菊池岳仁を押さえて先頭に立つ。菊池は4番手に収まり、坂井洋(写真)が6番手に追い上げる。新山のペースで打鐘を通過して、菊池は2センターで仕掛ける。新山も合わせて、両者の叩き合いで最終周回。前団の隊列が短くなり、2コーナー手前から坂井がまくる。菊池を合わせて駆ける新山を、坂井が4コーナーでとらえて1着。
「(赤板のところは新山よりも)先に出ていこうと思っていたけど、すごい勢いで来たので構えました。(最終ホーム手前は別線の菊池ラインに乗っていったが)菊池が行かなくても自分で行こうとは思っていた。それで(菊池が)行ったので、すかさず付いていった。(内からの)あおりがあって一瞬見てしまったが、見ないで行くべきでしたね。1センター過ぎから行かないと3コーナー過ぎると(前が)残っちゃうので、無理くりにでも仕掛けようと。体調面はいいと思うので、判断や気持ちの部分ですね」
8番手に置かれた根田空史は、坂井ラインを目標に最終3コーナー過ぎからまくり追い込んで2着。
「新山君が前を取っても、菊池君ラインが前に出ても、どちらでも突っ張るだろうと思っていた。新山君がいい勢いできたところで(菊池が)引いたので突っかかってしまい、坂井君に入られてしまった。一瞬、そこで勝負しようと思ったけど、落ち着いて引いて流れをみて仕掛けた。(1走目9着で勝ち上がるには)1、2着を取らないと厳しいと思って意識はしていた。松谷(松秀幸)さんのおかげで、うまく走ることができた」
「(赤板のところは新山よりも)先に出ていこうと思っていたけど、すごい勢いで来たので構えました。(最終ホーム手前は別線の菊池ラインに乗っていったが)菊池が行かなくても自分で行こうとは思っていた。それで(菊池が)行ったので、すかさず付いていった。(内からの)あおりがあって一瞬見てしまったが、見ないで行くべきでしたね。1センター過ぎから行かないと3コーナー過ぎると(前が)残っちゃうので、無理くりにでも仕掛けようと。体調面はいいと思うので、判断や気持ちの部分ですね」
8番手に置かれた根田空史は、坂井ラインを目標に最終3コーナー過ぎからまくり追い込んで2着。
「新山君が前を取っても、菊池君ラインが前に出ても、どちらでも突っ張るだろうと思っていた。新山君がいい勢いできたところで(菊池が)引いたので突っかかってしまい、坂井君に入られてしまった。一瞬、そこで勝負しようと思ったけど、落ち着いて引いて流れをみて仕掛けた。(1走目9着で勝ち上がるには)1、2着を取らないと厳しいと思って意識はしていた。松谷(松秀幸)さんのおかげで、うまく走ることができた」
<2R>

山田庸平選手
赤板1コーナーで太田海也が先頭に立ち、その上を後藤大輝が出て主導権。太田はすんなり九州勢を送り出して3番手に下げるが、7番手の佐々木豪が2コーナーでインを進出。打鐘3コーナーで佐々木が3番手になり、山口拳矢も四国勢に続く。浮いた太田は、7番手に引いて最終ホームを通過。立ち遅れた太田は前との車間が空いて、後藤大輝が好ピッチで駆ける。5番手から2コーナー手前でまくった山口は一息。番手で車間を空けた山田庸平(写真)は、詰めながら後続との間合いを取り追い込んだ。
「後ろはゴチャついていたと思うし、展開が向きましたね。自分に余裕があって、(後藤)大輝の掛かりも良かった。後ろはそこまで来てなかったと思う。(山口)拳矢が(最終2コーナーで)持ち出してきてたんで、慌てずにでした。自分は(1走目よりも3日目の)今日の方が余裕がありました。ただ、感覚は微妙で、タイムが出ているわりに、バンクは重たかった」
九州ワンツー。持ち味を生かして積極策で答えを出した後藤大輝が、汗をぬぐう。
「良かったです。めちゃくちゃうれしいです。メンバーがメンバーだったんで、そのなかでいつも通り主導権を取って、(別線に)勝てたんですごくうれしいです。(太田には)養成所の時からずっと世話になっていて、同じレースを走れるのは感慨深い。でも、敵だったんで(太田)海也だけは、しっかりと倒すつもりだった。一番強い、海也を後ろに置けて良かった。(先頭に出てからは)ペースに入れず無我夢中でした。初日が休みだったんで、(1走目は)調子がいいのか悪いのか、わからなかった。けど、今日(3日目)の2走目はすごくいい感じだった」
「後ろはゴチャついていたと思うし、展開が向きましたね。自分に余裕があって、(後藤)大輝の掛かりも良かった。後ろはそこまで来てなかったと思う。(山口)拳矢が(最終2コーナーで)持ち出してきてたんで、慌てずにでした。自分は(1走目よりも3日目の)今日の方が余裕がありました。ただ、感覚は微妙で、タイムが出ているわりに、バンクは重たかった」
九州ワンツー。持ち味を生かして積極策で答えを出した後藤大輝が、汗をぬぐう。
「良かったです。めちゃくちゃうれしいです。メンバーがメンバーだったんで、そのなかでいつも通り主導権を取って、(別線に)勝てたんですごくうれしいです。(太田には)養成所の時からずっと世話になっていて、同じレースを走れるのは感慨深い。でも、敵だったんで(太田)海也だけは、しっかりと倒すつもりだった。一番強い、海也を後ろに置けて良かった。(先頭に出てからは)ペースに入れず無我夢中でした。初日が休みだったんで、(1走目は)調子がいいのか悪いのか、わからなかった。けど、今日(3日目)の2走目はすごくいい感じだった」
<3R>

中野慎詞選手
金子幸央、松井宏佑の順番で切って出る。松井も踏み上げるが、打鐘手前で中野慎詞(写真)が叩いて先行策に出る。北日本ライン3車が出切り、松井はすんなり4番手。前受けの佐々木悠葵は、8番手に置かれて最終周回。車間を空けた松井は動けず、6番手の金子、8番手の佐々木のまくりは不発。番手絶好の阿部拓真が直線で追い込むも、わずかに中野が振り切った。
「(周回中に)あの位置を取れて良かったです。(ラインが)3車なのでスピードに乗せて先行をすれば、チャンスがあると思っていた。1着は取れると思っていなかったので、うれしいですね。(先頭に)出てスピードに乗っていたので、あとはゴールまで全力を出せたらと。昨日(1走目)が中途半端だったので、今日(2走目)はそういうレースなら次に進めないと思っていましたし、(ラインでの上位独占は)理想なので良かったです。脚の状態はいいですね」
北日本勢で上位を独占。阿部拓真は一次予選1に続いての2着。
「理想的な初手の並びと流れでしたけど、車間を切って差せないのはまだまだですね。(中野)慎詞は最終ホームで結構、踏んでいたので、車間を切らないと残せないかなと。でも、強くて最後まで踏み切っていました」
「(周回中に)あの位置を取れて良かったです。(ラインが)3車なのでスピードに乗せて先行をすれば、チャンスがあると思っていた。1着は取れると思っていなかったので、うれしいですね。(先頭に)出てスピードに乗っていたので、あとはゴールまで全力を出せたらと。昨日(1走目)が中途半端だったので、今日(2走目)はそういうレースなら次に進めないと思っていましたし、(ラインでの上位独占は)理想なので良かったです。脚の状態はいいですね」
北日本勢で上位を独占。阿部拓真は一次予選1に続いての2着。
「理想的な初手の並びと流れでしたけど、車間を切って差せないのはまだまだですね。(中野)慎詞は最終ホームで結構、踏んでいたので、車間を切らないと残せないかなと。でも、強くて最後まで踏み切っていました」
<4R>

嘉永泰斗選手
広島コンビが前団。西田優大が嘉永泰斗(写真)を突っ張り、嘉永は赤板2コーナーで3番手に入る。8番手の犬伏湧也がタイミングを取り、2コーナー過ぎに踏み込む。犬伏が主導権を奪うが、松本貴治は付いていけない。最終ホームで松本は、松浦悠士にさばかれる。西田は番手に飛び付くが、5番手の嘉永が1コーナーでまくる。3コーナーで犬伏に並んだ嘉永と2人で直線に入っても踏み合いが続く。ゴール前で嘉永が、わずかに前に出た。
「(最終1コーナーで仕掛けて)あの辺が詰まりそうな感じだったので、そこを目がけて行っただけですね。(踏んだ感触は)犬伏さんに合わされかけたので、その辺はもうひと伸びかなと。(3走目以降に向けて)修正していきたいです」
松本が付け切れず、ラインの援護を失った犬伏湧也だったが、簡単に嘉永をまくらせない。2着も犬伏のパワーが光った。
「(赤板は)西田君が突っ張るのか、突っ張らないのか微妙な感じだった。嘉永君も結構、踏んでいたので、引いて態勢を整えた方が行きやすいかなと思った。切って、切って、切っての流れだったら一番良かったんですけど、(松本)貴治さんに申し訳ないことをした。(仕掛けのタイミングは)バックは追い風にもなるし、ペースで踏んでいた。貴治さんが離れているのがわかったので、待ちながらという感じでした。嘉永君に合わせるのはあと少しだったので、もうちょっと踏み込めたら良かった。状態は良いと思います」
「(最終1コーナーで仕掛けて)あの辺が詰まりそうな感じだったので、そこを目がけて行っただけですね。(踏んだ感触は)犬伏さんに合わされかけたので、その辺はもうひと伸びかなと。(3走目以降に向けて)修正していきたいです」
松本が付け切れず、ラインの援護を失った犬伏湧也だったが、簡単に嘉永をまくらせない。2着も犬伏のパワーが光った。
「(赤板は)西田君が突っ張るのか、突っ張らないのか微妙な感じだった。嘉永君も結構、踏んでいたので、引いて態勢を整えた方が行きやすいかなと思った。切って、切って、切っての流れだったら一番良かったんですけど、(松本)貴治さんに申し訳ないことをした。(仕掛けのタイミングは)バックは追い風にもなるし、ペースで踏んでいた。貴治さんが離れているのがわかったので、待ちながらという感じでした。嘉永君に合わせるのはあと少しだったので、もうちょっと踏み込めたら良かった。状態は良いと思います」
<8R>

眞杉匠選手
一度、3番手の青野将大の横で止まった守澤太志が、赤板1コーナーで切って出る。眞杉匠(写真)がタイミングを計り、2コーナー過ぎに守澤を押さえる。そこを迷うことなく青野が仕掛けて、打鐘2センター過ぎに先頭に立ちそのまま駆ける。4番手を確保した眞杉は、4コーナーから反撃に出ていた森田優弥を最終ホーム過ぎにブロックして、2コーナー手前からまくる。森田に降りられた神山拓弥は、付いていけない。小原太樹のけん制を乗り越えた眞杉が、1人でまくり切った。
「(打鐘手前で自分が先頭に)1回、出てから、後ろを確認したら(青野が)来ていた。迷ったけど(結果的には)出させない方が、(神山)拓弥さんは付きやすかったかなと。(森田が来たところは)さすがの仕掛けだった。僕も、その前に行かないとダメですね。(仕掛けた感じも)良くはないです。(1走目と)そんなに変わらない。自転車をちょっといじってフィーリングは良かったけど、走っている感じはボチボチでした」
3車ラインの青野将大は、師匠の小原太樹を連れて果敢に風を切る。眞杉にはまくられたが、なんとか2着に踏ん張った。
「一昨日(1走目)、失敗していたので、今日(2走目)は(主導権取りに)いこうと。でも、眞杉だったり、森田にスイッチ入っていたら、自分は行けてなかったかなと。眞杉が待っている感じがあった。でも、眞杉のスイッチが入ったら行けないので、全開で踏みました。(出切ったあとも)緩めたら、(まくりが)飛んでくるメンバーなので、自分のもつところまでと。(まくられたが)眞杉が1車で来たんで、目標になった」
「(打鐘手前で自分が先頭に)1回、出てから、後ろを確認したら(青野が)来ていた。迷ったけど(結果的には)出させない方が、(神山)拓弥さんは付きやすかったかなと。(森田が来たところは)さすがの仕掛けだった。僕も、その前に行かないとダメですね。(仕掛けた感じも)良くはないです。(1走目と)そんなに変わらない。自転車をちょっといじってフィーリングは良かったけど、走っている感じはボチボチでした」
3車ラインの青野将大は、師匠の小原太樹を連れて果敢に風を切る。眞杉にはまくられたが、なんとか2着に踏ん張った。
「一昨日(1走目)、失敗していたので、今日(2走目)は(主導権取りに)いこうと。でも、眞杉だったり、森田にスイッチ入っていたら、自分は行けてなかったかなと。眞杉が待っている感じがあった。でも、眞杉のスイッチが入ったら行けないので、全開で踏みました。(出切ったあとも)緩めたら、(まくりが)飛んでくるメンバーなので、自分のもつところまでと。(まくられたが)眞杉が1車で来たんで、目標になった」
<9R>

取鳥雄吾選手
取鳥雄吾(写真)が正攻法の位置を取り切り、町田太我-取鳥-岩津裕介の中国勢が前受け。伊藤旭率いる九州勢が中団で、脇本雄太らの近畿勢が後攻めになる。脇本は早々と上げて町田と併走するが、町田は譲らず赤板過ぎから突っ張り先行。脇本は後方に戻って一本棒の態勢に。取鳥が大きく車間を切って後続の反撃に備える中、最終2コーナーで伊藤がまくりに出るが、取鳥に合わされて不発。脇本もバックで詰めてまくるも前が遠すぎた。逃げる町田を寸前で交わした取鳥が1着。
「前は町田君、後ろは岩津さんで安心してついていきました。僕の穴の部分を後輩と先輩がカバーしてくれました。車間を切ってから前に踏みましたけど、町田君も残っていましたね。自分の力以上の着で、やったぞという感じはないですけど、1着が2個でよかったです。体は大丈夫です。(GI連続決勝は)そこまで期待しないでやっていきたい」
粘る町田を8分の1車輪交わして2着には岩津裕介が入った。
「予測できた展開で(町田)太我の掛かりが良かったら、こっちで決まるし、悪かったらのみ込まれると。(取鳥)雄吾は番手の経験があまりないので、そこまで安心ではなかったけど、脚力でなんとかなると思っていました。町田君が強かったですね。(手ごたえは)こんなもんなのかなと。今回、新車なんですけど、サイズもパイプも変わっていない。セッティングを微調整しながらですけど、昨日(2日目)よりは良かった。体は整っています」
「前は町田君、後ろは岩津さんで安心してついていきました。僕の穴の部分を後輩と先輩がカバーしてくれました。車間を切ってから前に踏みましたけど、町田君も残っていましたね。自分の力以上の着で、やったぞという感じはないですけど、1着が2個でよかったです。体は大丈夫です。(GI連続決勝は)そこまで期待しないでやっていきたい」
粘る町田を8分の1車輪交わして2着には岩津裕介が入った。
「予測できた展開で(町田)太我の掛かりが良かったら、こっちで決まるし、悪かったらのみ込まれると。(取鳥)雄吾は番手の経験があまりないので、そこまで安心ではなかったけど、脚力でなんとかなると思っていました。町田君が強かったですね。(手ごたえは)こんなもんなのかなと。今回、新車なんですけど、サイズもパイプも変わっていない。セッティングを微調整しながらですけど、昨日(2日目)よりは良かった。体は整っています」
<10R>

吉田拓矢選手
前受けの渡邉雅也は、誘導との距離を取り、赤板で酒井雄多を出させない。渡邉が緩めて、外併走から再度、酒井が仕掛けて、渡邉は福島トリオを送り出す。酒井が先行態勢を取り、6番手で打鐘を通過した吉田拓矢(写真)は、2センターでカマす。最終1コーナー過ぎに吉田が出切り、酒井は3番手に飛び付いて雨谷一樹とからむ。茨栃勢に続いた単騎の岩本俊介がまくるが、酒井に踏み勝った雨谷がけん制。別線に出番はなく、吉田がカマシ先行で押し切った。
「(打鐘2センターから仕掛けて出た)あそこは力勝負かなと。(最終)ホームで踏んだ瞬間はいけると思ったので、あとはどれだけ粘れるかだった。(自身の感触として)もうちょっと欲しいところはあるんですが、昨日(1走目)が不甲斐なかったので今日(2走目)は出し切ろうと思っていました。昨日より感触はいいので、このあとも気を引き締めていきたい」
直線でじわじわと吉田に詰め寄った佐藤礼文が2着で茨城ワンツー。
「(吉田)拓矢がライン3人で出られるように、(最終)1センターで高いところ走ってくれた。酒井君が飛び付きづらくなって、僕にいい感じに展開が向いた。あとはピッタリ付いて内だけ締めて、拓矢と一緒にゴールすることを考えていた。最後は抜きに行ったけど、抜けませんでした。拓矢が全部やってくれましたね。(吉田との連係は)めちゃくちゃ緊張しましたが、こういう日のために普段やっているのでワンツーが決まって良かったです」
「(打鐘2センターから仕掛けて出た)あそこは力勝負かなと。(最終)ホームで踏んだ瞬間はいけると思ったので、あとはどれだけ粘れるかだった。(自身の感触として)もうちょっと欲しいところはあるんですが、昨日(1走目)が不甲斐なかったので今日(2走目)は出し切ろうと思っていました。昨日より感触はいいので、このあとも気を引き締めていきたい」
直線でじわじわと吉田に詰め寄った佐藤礼文が2着で茨城ワンツー。
「(吉田)拓矢がライン3人で出られるように、(最終)1センターで高いところ走ってくれた。酒井君が飛び付きづらくなって、僕にいい感じに展開が向いた。あとはピッタリ付いて内だけ締めて、拓矢と一緒にゴールすることを考えていた。最後は抜きに行ったけど、抜けませんでした。拓矢が全部やってくれましたね。(吉田との連係は)めちゃくちゃ緊張しましたが、こういう日のために普段やっているのでワンツーが決まって良かったです」
<11R>

北津留翼選手
前受けの寺崎浩平を山崎賢人、皿屋豊の順で押さえるが、引いた寺崎は打鐘3コーナーから巻き返し、同時に寺崎をけん制する皿屋の内を突いて山崎も上昇。最終ホーム手前で寺崎が出切るが、山崎が番手に飛び付く。稲川翔はキメ切れず、寺崎のペースが上がると踏み遅れて山崎が番手を奪取。山崎の動きに続けなかった北津留翼(写真)は2コーナーからまくりに転じる。稲川との競りで脚を使った山崎は寺崎との車間が空き、そこにハマり込むような形から北津留がゴール前で伸びて波乱を演出した。
「前のレースは前団で決まっていたので、内を行かないで後手になると難しくなるので、(山崎)賢人君は無理に踏んでいってくれた。(山崎を追えずに)自分は単独になって、追い上げて踏んでいって3コーナーで踏みやめたけど、外を踏ませてもらいました。前団がもがき合っていたので、(寺崎は)落ちてくると思って踏んでいました。動いている選手に比べて脚がないですね。ついていて一杯です。情けない。状態は普通だけど、周りが強くなっていて遅れています」
一走目を反省するように積極的に仕掛けた寺崎浩平は2着に粘り込む。
「予定通りの位置が取れて仕掛けることができた。うまい具合に波ができて(山崎)賢人さんが内に入ってきたのは見えた。(自分は)叩いて先行しようと思っていた。(状態は)モノ足りない感じがするけど、戦える状態ではあります。(初日休みで連続出走になり)テンションを保ったままいけることをプラスにとらえたい。しっかりとレースができたので、明日以降も決勝を見据えてやることをやるだけ」
「前のレースは前団で決まっていたので、内を行かないで後手になると難しくなるので、(山崎)賢人君は無理に踏んでいってくれた。(山崎を追えずに)自分は単独になって、追い上げて踏んでいって3コーナーで踏みやめたけど、外を踏ませてもらいました。前団がもがき合っていたので、(寺崎は)落ちてくると思って踏んでいました。動いている選手に比べて脚がないですね。ついていて一杯です。情けない。状態は普通だけど、周りが強くなっていて遅れています」
一走目を反省するように積極的に仕掛けた寺崎浩平は2着に粘り込む。
「予定通りの位置が取れて仕掛けることができた。うまい具合に波ができて(山崎)賢人さんが内に入ってきたのは見えた。(自分は)叩いて先行しようと思っていた。(状態は)モノ足りない感じがするけど、戦える状態ではあります。(初日休みで連続出走になり)テンションを保ったままいけることをプラスにとらえたい。しっかりとレースができたので、明日以降も決勝を見据えてやることをやるだけ」
<12R>

佐藤水菜選手
あらゆる経験が佐藤水菜(写真)を絶対女王の座に築き上げ、その揺るぎのない走りへとつながっている。
追い上げてきた久米詩と2番手を1周近く併走したものの、落ち着いて3番手に入って打鐘を迎える。6番手にいた尾崎睦がインを進出して、3番手まで押し上げる。それでも佐藤は、動じることなく前後に注意を怠ることなく、自身のタイミングに集中した。
「(2番手を久米と併走する形になったが)そういう風にはなるとは思っていた。簡単には(位置を)譲らない気持ちだった。でも、自分のタイミングは逃さずにと隊列を整えました。(打鐘で尾崎が内から進出してきて)想定通りではあった」
3コーナー過ぎから太田りゆが大外に上がってプレッシャーをかけるが、佐藤は自身を見失うことなく、先行策に出た仲澤春香がつくったペースに乗った。
「終始、太田選手が後ろでけん制をかけていたので、自分もけん制して、優勝できるようにと思っていた。そこのタイミングだけは逃さないように、前と後ろの動きを見ていました。(最終2コーナー付近で仕掛けたところは)4番手から踏んでも問題ないと思っていた。(ナショナルチームのチームメイトの仲澤が先行して)彼女とは直前に全日本選手権(競技大会)でも一緒に走っていますし、力差もよくわかっているので冷静でした」
太田を最後方にクギづけにして、今度は4番手からのまくりで前団に襲い掛かった。佐藤後位に照準を絞った吉川美穂を次元の違う加速で置き去りにして、逃げる仲澤とのスピード差も明らか。ともに世界の強豪と渡り合ってきた仲澤を並ぶ間もなくとらえて、後続を引き離して7連続GI制覇を遂げた。
「レースはうまくコントロールできていたと思うので、この調子で頑張っていきたいです。(今後の目標はガールズケイリンの)立川のワールドシリーズ、女子オールスターの2つは、しっかりと力を出して戦えるように。競技の方は、ケイリンでは世界選手権に出られると思うけど、スプリント、チームスプリントはまだわからない。そこを出られるように、しっかりとコーチにアピールして頑張りたいです」
次回、7月27日からの立川の競輪ワールドシリーズでは、ファンデルワ(オランダ)、グロ(フランス)と激突。ガールズケイリン最強をアピールするためにも負けられない。
佐藤を警戒しながら最終ホーム手前から踏み上げて、仲澤春香はピッチを刻む。佐藤にはまくられたはしたが、真後ろにいた久米を退けて逃げ粘った。
「Sは自分のなかで想定していなかった。けど、そこからは、Sのレースをしようと思っていました。打鐘で上がってくれば、前に出していたけど、ペースを落としても(誰も)上がってこなかった。(佐藤が)バンクの上の方にはいたのがわかった。自分のペースで駆けていかないと、カマされると思って行けるところから行きました。昨年よりも落ち着いてレースができたけど、脚が全然、足りない。強い選手に勝てるレースをしないといけない」
仲澤後位の2番手に入った久米詩は、逃げた仲澤との2着争いが精いっぱい。最後は仲澤に1輪、及ばずの3着。
「本当に考えていたなかで最高の展開でしたけど、それをモノにできなかった。脚力不足ですね。もっときれいに走れたらなっていうのはあった。結局は脚力ですけど、技術でカバーできる部分もあると思う」
追い上げてきた久米詩と2番手を1周近く併走したものの、落ち着いて3番手に入って打鐘を迎える。6番手にいた尾崎睦がインを進出して、3番手まで押し上げる。それでも佐藤は、動じることなく前後に注意を怠ることなく、自身のタイミングに集中した。
「(2番手を久米と併走する形になったが)そういう風にはなるとは思っていた。簡単には(位置を)譲らない気持ちだった。でも、自分のタイミングは逃さずにと隊列を整えました。(打鐘で尾崎が内から進出してきて)想定通りではあった」
3コーナー過ぎから太田りゆが大外に上がってプレッシャーをかけるが、佐藤は自身を見失うことなく、先行策に出た仲澤春香がつくったペースに乗った。
「終始、太田選手が後ろでけん制をかけていたので、自分もけん制して、優勝できるようにと思っていた。そこのタイミングだけは逃さないように、前と後ろの動きを見ていました。(最終2コーナー付近で仕掛けたところは)4番手から踏んでも問題ないと思っていた。(ナショナルチームのチームメイトの仲澤が先行して)彼女とは直前に全日本選手権(競技大会)でも一緒に走っていますし、力差もよくわかっているので冷静でした」
太田を最後方にクギづけにして、今度は4番手からのまくりで前団に襲い掛かった。佐藤後位に照準を絞った吉川美穂を次元の違う加速で置き去りにして、逃げる仲澤とのスピード差も明らか。ともに世界の強豪と渡り合ってきた仲澤を並ぶ間もなくとらえて、後続を引き離して7連続GI制覇を遂げた。
「レースはうまくコントロールできていたと思うので、この調子で頑張っていきたいです。(今後の目標はガールズケイリンの)立川のワールドシリーズ、女子オールスターの2つは、しっかりと力を出して戦えるように。競技の方は、ケイリンでは世界選手権に出られると思うけど、スプリント、チームスプリントはまだわからない。そこを出られるように、しっかりとコーチにアピールして頑張りたいです」
次回、7月27日からの立川の競輪ワールドシリーズでは、ファンデルワ(オランダ)、グロ(フランス)と激突。ガールズケイリン最強をアピールするためにも負けられない。
佐藤を警戒しながら最終ホーム手前から踏み上げて、仲澤春香はピッチを刻む。佐藤にはまくられたはしたが、真後ろにいた久米を退けて逃げ粘った。
「Sは自分のなかで想定していなかった。けど、そこからは、Sのレースをしようと思っていました。打鐘で上がってくれば、前に出していたけど、ペースを落としても(誰も)上がってこなかった。(佐藤が)バンクの上の方にはいたのがわかった。自分のペースで駆けていかないと、カマされると思って行けるところから行きました。昨年よりも落ち着いてレースができたけど、脚が全然、足りない。強い選手に勝てるレースをしないといけない」
仲澤後位の2番手に入った久米詩は、逃げた仲澤との2着争いが精いっぱい。最後は仲澤に1輪、及ばずの3着。
「本当に考えていたなかで最高の展開でしたけど、それをモノにできなかった。脚力不足ですね。もっときれいに走れたらなっていうのはあった。結局は脚力ですけど、技術でカバーできる部分もあると思う」