『第19回サマーナイトフェスティバル(GII)レポート』 初日編

配信日:7月16日

 函館競輪場で「第19回サマーナイトフェスティバル(GII)」が、7月15日に幕を開けた。初日のメイン、特選では、脇本雄太が豪快なまくりで前団をのみ込んだ。また、「ガールズケイリンフェスティバル2023」の予選1では、児玉碧衣、山原さくら、石井寛子の3人が白星スタートを切った。シリーズ2日目の7月16日には、準決の3個レースが行われ、「ガールズケイリンフェスティバル2023」では予選2で白熱のバトルが展開される。
 サマーナイトフェスティバルのシリーズは、開催中の毎日、オリジナルTシャツなどが販売される選手会ブース、キッチンカーの大集合、公園広場では「りんりんふわふわ」、「パイレーツシップスライダー」のエア遊具、ジンギスカンコーナーの開設、青森物産展などたくさんのイベントが行われます。また、16日の2日目には「TIM」、「レッツゴーよしまさ」の爆笑ステージ、「大石まどか」の歌謡ステージ、「スペンサートリクッス」のマジックステージなどが予定されています。函館競輪場では、みなさまのご来場お待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

第19回サマーナイトフェスティバル開会式
第19回サマーナイトフェスティバル開会式

<1R>

石井寛子選手
石井寛子選手
 打鐘を迎えても隊列は崩れず、5番手の坂口楓華が4コーナーから仕掛ける。坂口のダッシュに車間が空きながら6番手の村田奈穂がそのまま追いかけて、石井寛子(写真)も2番手から踏み込んで飛び付く。坂口が出切って風を切り、村田の追走。前の2人とは空いた石井が3番手で、柳原真緒が続く。最終2コーナーで追いつきざまに村田がまくるが、坂口は出させない。合わせ切った坂口をシャープに伸びた石井がとらえて1着。
 「(周回中は)前から2番目が良かったので理想通りでした。出なかったらSでもって思っていましたけど、(小泉)夢菜さんが出てくれた。(坂口がカマして来た時の)反応が少し悪かった。坂口さんのダッシュが良すぎたのもあって、空いちゃったんですけど。村田さんが追い掛けていたんで、自分もあきらめないでいきました。少し冷静に一呼吸置いて100パーセントで踏めました」
 周回中から石井後位の3番手にいた柳原真緒が、外を吸い込まれるように2着に入った。
 「(石井)寛子さんの後ろからって思っていました。坂口さんが来ると思っていて、寛子さんが飛び付くと思っていた。自分の反応も悪かったですね。寛子さんの上を行ける感じはしなかったです。(バンク自体は)すごく軽くて走りやすかったです。久々のレースだったので反応が悪かったと思うんですけど、1走したので日に日に良くなってくるとは思います」

<2R>

山原さくら選手
山原さくら選手
 久米詩が2番手の尾方真生にフタをするように併せ込んで赤板を通過する。スタートを取った林真奈美がペースを握り、2、3番手が併走のままレースは流れる。6番手の山原さくら(写真)は、前団の隊列が短くなったところを打鐘4コーナーでカマす。山原、岡本二菜で最終ホームを通過して、外併走から反応した久米が3番手に続く。ようやく視界が開けた尾方は、6番手からまくりを打つ。久米が車間を詰める勢いで踏み上げるが、山原の掛かりが良く結局3番手に戻る。直線に入って尾方も詰め寄るが、山原が後続を振り切って逃げ切った。
 「尾方選手がどうするかでした。(久米にフタをされて)引いたら、自分も久米さんのところに上がっていこうかなと。そしたら誘導も上がってたんで、尾方選手は引かないだろうと。そうなると(仕掛ける)順番は自分かなと。思いのほか隊列が短くなったんで、自分としては展開が向いた。それだけですね。そこしかないと思って、目いっぱいニュートラルに入れずに1周を踏めたかなと。アップでは重かったんですけど、顔見せでは軽かったので長い距離を踏めるかなって思いました」
 思惑通り積極タイプの後位に付けた岡本二菜は、最後方の7番手になっても山原に委ねて2着に流れ込んだ。
 「自力の方々が強力だったんで、誰かの後ろに入れればラッキーかと。入れなかったら自分で動くしかないと思ってたんで、入れてラッキーでした。山原さんに託す形になったけど良かった。駆け出しは余裕をもって付いていけたし、(最終)バックでも後ろを確認するくらいの余裕はあった。だけど、山原さんの踏み直しが強烈だった。そこを差せるように、自分の脚力を磨くしかないですね」

<3R>

児玉碧衣選手
児玉碧衣選手
 赤板過ぎに吉村早耶香を前に入れて、5番手に下げた児玉碧衣(写真)がタイミングを取る。前から先行態勢を取った日野未来も、児玉の動きを警戒しながらペースを落とす。打鐘4コーナーから仕掛けた児玉に合わせて吉村が踏み込み、日野もペースアップ。児玉は日野と吉村の踏み合いを、落ち着いて最終2コーナー手前からまくる。スピードの違いで楽に出切った児玉の後ろは、吉川美穂と小林莉子で併走。児玉が危なげなく押し切った。
 「2年前(の函館のガールズケイリンフェスティバル)は7着からのスタートだったので、1着を取れてホッとしています。もう1周は行こうと思っていたんですけど、前にいた吉村さんが合わせる感じじゃなくて自分で踏んでいった。無理にはいかず様子を見ながら、(最終)2コーナーから自分のタイミングで行けるようにと思っていました。(日野)未来さんはダッシュがあるので、もちこたえながら長く踏むことは得意になってきているので慌てずに踏み続けた感じですね。ちょっとフォームが定まっていない感じがしたので修正します」
 児玉の後ろには周回中から小林がいたが、吉川美穂は最終2コーナー手前で俊敏に外に持ち出して児玉後位に飛び付く。直線の入口で小林との併走に踏み勝った吉川が2着。
 「しっかりと前々に行こうと思っていたので、理想通りの位置でスタートできたんじゃないかなって思っています。吉村さんより先に動きたかったんですけど、ワンテンポ待った。児玉さんの番手にハマれたので、臨機応変にはいけたのかなって。きれいには飛び付けたと思うんですけど、(小林)莉子さんも力のある選手ですし併走も苦労したんですけど。ギリギリなんとかっていう感じです」

<4R>

松井宏佑選手
松井宏佑選手
 原田研太朗の上昇に松井宏佑(写真)は、誘導を残して赤板手前で下げる。原田を押さえた中近ラインの3車が出て主導権。松井は、北津留翼を8番手に置いた6番手で打鐘を通過する。3コーナーでアクションを起こしたかに見えた北津留だったが、結局は8番手のままで最終周回へ。4番手の原田が先まくりを打ち、松井は北津留を警戒してようやく3コーナーからまくり追い込む。原田は不発で、松井が外を豪快に突き抜けた。
 「北津留さんを見すぎました。前を取ったら誘導を残して引いて、ほかのラインを仕掛けさせてと思ってた。北津留さんも仕掛けるかと思って、そこを叩けばと。(北津留が動かなかった)そこが予想外でした。調子が悪いかなっていうのがあったけど、外々を踏んで届いているんで悪くないかなと。道中も回せている感じもあった。あとはコンディションだけですね。ちょっとでも良くなるようにケアしたいです」
 最終バックで9番手の山田英明は、前の北津留がスライスすると中のコースを踏んで直線は外を追い込んだ。
 「(後方になってしまっても北津留)翼は脚力があるので、絶対にいいところまで行ってくれるっていう信頼感はありました。あとはそれで自分が外か内かに。待って、待ってだった。(もっと早く)中に行けたけど、締まるんじゃないかと。そこは甘いところです。(前々回の)高松宮記念杯くらいから、踏んだ分、伸びる感じがある。それで余裕も出てきた」

<5R>

小松崎大地選手
小松崎大地選手
 前受けから5番手になった橋本瑠偉が、赤板2コーナーから踏み込んで主導権を握る。3番手は菅田壱道と清水裕友の併走で最終周回。岩本俊介は後方に置かれる。外併走から清水がまくって、それに合わせて宿口陽一が番手まくり。清水が宿口をとらえて、菅田は内に詰まったまま。ギリギリまで見極めた小松崎大地(写真)は2センターから外に持ち出して、ゴール寸前で中四国コンビをとらえた。
 「(菅田)壱道はできることが多いので、完全に任せていました。(菅田が)切ったあとイレギュラーな形になりましたけど、壱道も引けないところだった。終わってみれば(菅田があの位置を)取り切るなり、自分がやるなりできればなっていうのはありました。そういうところはしっかりとやっていきたい。壱道が仕掛けるまで待とうと思っていたんですけど、内に差し込んだのが見えたので、できたコースを踏ませてもらいました」
 まくった清水を追走した香川雄介が、差し脚を伸ばして2着。
 「清水君も併走してパコパコだった。自分もパコパコでしたけど。最後は(後ろの吉本)卓仁にやられたかなって思ったら、小松崎君だったんであれっていう感じでしたね。キツかったです。清水君がサラ脚だったら離れていたかもしれない。それくらいキツかったです」

<6R>

和田真久留選手
和田真久留選手
 南関勢が前団に構える。別線は目まぐるしく動いて、取鳥雄吾のワンテンポ遅らせた仕掛けもあったが、深谷知広は打鐘から巻き返して主導権。打鐘4コーナーから反撃に出た山崎賢人、まくった坂本貴史らを完封。深谷の逃げを和田真久留(写真)が追い込んで南関ワンツー。
 「(深谷が)強いの一言です。取鳥君が遅れて来た分、(深谷にとっては)ちょっとキツいかなと思ってたけど。(打鐘過ぎの)あそこですかさず行ったのはさすがですね。僕がムダな動きをしなくてもいいくらいで(別線は)止まってた。(深谷が)踏み直してたんで、山崎君を合わせたあとも来ないだろうと。(落車明けですけど)なんとか戦えそうですね」
 さすがのパワーを見せてラインでの上位独占を結実させた深谷知広は、上々の滑り出しに汗をぬぐう。
 「行くべきタイミングで行けたので、そこは良かったかなと。そこで行けたので合格点だと思います。(山崎が)絶対にどこかで来ると思ったので、少しオーバーペースのつもりで踏んでいきました。残り2センターからタレていたので、そこは問題だと思います。でも、先行してつかめたので、しっかりと修正していきたい」

<7R>

北井佑季選手
北井佑季選手
 小川真太郎、谷口遼平の順番で切ったところを、北井佑季(写真)はタイミングを取ってから踏み込む。打鐘3コーナーで出切った北井は、そこからも緩めることなく駆けて、3番手の谷口を離して最終ホームを通過する。7番手の坂井洋は、2コーナーからまくるも前が遠い。逃げる北井の掛かりが良く、谷口も南関勢との差が詰まらず、ようやく直線の入口で追いつく。後続がどっと押し寄せるも、北井が踏ん張った。
 「4分戦で車番も良くなかったのでどこを取れるかなって感じでしたけど、行くべきタイミングで行くことしか考えていなかったですね。(周回中は)前中団からになって、切って切ってでその上を行けました。けど、タイミングとかは、まだまだなのかなって思います。前回よりも状態は良いですね」
 南修二は谷口マークから、直線で外を鋭く伸びた。
 「(谷口が)勝負どころで、いいところで行ければって感じでした。(谷口が車間が空いて)距離だけ見誤らないように、ギリギリまで待ってから踏んだ感じです」

<8R>

山口拳矢選手
山口拳矢選手
 伊藤旭、松本貴治がほぼ同時に切って、山口拳矢(写真)は5番手まで下げる。そこに3車の関東勢が襲い掛かり、橋本壮史が迷わず先行策に出る。松本が4番手、伊藤が6番手の一本棒で、山口は後方に置かれる。それでも山口は慌てることなく最終2コーナー過ぎから踏み込んで、計ったようにまくりで前団をきっちりととらえた。
 「(伊藤)旭君が先に動いてきたんで突っ張るか考えてたけど、橋本君も厳しくなるだろうと思って、(自分は)立て直してからでした。(8番手でも)余裕はあった。雨なんでコーナーで休んだので、雨じゃなかったらもうちょっと余裕をもって1着だったかなと。(仕掛けた時に)行けるかなっていうのがありました」
 同県の後輩が果敢に駆けて、山岸佳太にとっては願ってもない流れ。後続を引きつけて、最終2センターから追い込んだ。
 「(橋本が)落ち着いて行ってくれたので良かったです。橋本君も掛かってたんで、(最終)4コーナーまで残ってくれればと。雨谷(一樹)君のところで車輪がぶつかっている感じがあったんで、僕は前に踏むだけでした。軽いは軽いんですけど、この間の初日もそうだったけどフワッとした。これで刺激が入ってくれれば」

<9R>

佐々木悠葵選手
佐々木悠葵選手
 後方の野口裕史に合わせて、赤板過ぎに嘉永泰斗が勢い良く飛び出す。前受けの佐々木悠葵(写真)は、飛び付いて嘉永後位で粘る。そこを野口が仕掛けて主導権。佐々木は山田庸平をさばいて、打鐘の2センターで嘉永の後ろを奪う。単騎の大川龍二のまくりに合わせるように、嘉永が最終2コーナー手前からまくる。逃げる野口をまくった嘉永を佐々木が交わして1着。
 「(嘉永の番手に飛びついたのは)しょうがない感じでしたね。嘉永君がうまくて上バンクを来られたので、合わせ切れなかった感じです。野口さんは絶対に来ると思ったので、そこ(嘉永の番手)で勝負して負けたら負けたでと思った。(嘉永の仕掛けが)早かった。ワンテンポ遅ければ自分で行ってた。すごい自力選手だなって思いました。(前橋記念から)フレームを換えて道中が楽なので、ラスト1周でパワーを出せるのかなっていうのがあります」
 佐々木の動きに対応した神山拓弥が、マークを外すことなく流れ込んだ。
 「佐々木君は器用に自在で戦っているんで、そこを理解しつつって感じでした。あれはあれで(自在に動けるのは)競輪としてすごい強いと思う。佐々木君も飛び付いて取り切ってくれましたし、引いてもダメだったと思う。そこを割り切って競走できるのも強いなって。(前回の)名古屋のあとに体調を崩したんですけど、力も入ったし悪くないかなって思います」

<10R>

吉田拓矢選手
吉田拓矢選手
 赤板1センター過ぎに先頭に立った松岡辰泰も、眞杉匠の仕掛けを察知してペースを上げる。が、眞杉のスピードが良く打鐘2センターで主導権を奪う。眞杉、吉田拓矢(写真)まで出切り、3番手の木暮安由と松岡が併走で最終周回。反撃に出た島川将貴を吉田が外に張って阻む。逃げる眞杉との車間が空いた吉田は、冷静に詰めながら後続との間合いを計り追い込んだ。
 「余裕はあったんですけど、松岡君が(飛び付くような)雰囲気もあったので、そこだけは対処してと。(出切ったあとは)ヘタクソでしたね。島川さんのところは、踏みながらもってかなきゃいけない。木暮さんに迷惑を掛けました。セッティングを大幅に変えて、それがいい方向に出た。乗り方から全部変えました」
 ラインでの上位独占をメイクした眞杉匠は、粘り込んで2着も苦笑いで振り返る。
 「セッティングをちょっといじったけど、あんまり良くなかった。ギリギリでしたね、ゴールしたあとは3着かなと。(最終)4コーナーからかなり甘かった。最後は余裕なくてタレる一方でした。うまく回せなくて余裕がなかったかというか、マッチしてなかった。いつも初日は良くないんですけど」

<11R>

犬伏湧也選手
犬伏湧也選手
 稲毛健太は誘導を残したまま引いて、そこを神奈川の師弟コンビが出て主導権。稲毛はすんなりと3番手に入り、長島大介が5番手でレースが流れる。青野将大が全開で駆けるが、車間を詰める勢いで7番手の犬伏湧也(写真)が、打鐘2センターからスパート。最終1コーナーでの小原太樹のけん制もあり、犬伏は大外のコースを強いられる。稲毛は空いたインを進出。あおりと2コーナーから再加速した犬伏に佐藤慎太郎が遅れて、犬伏がまくり切る。直線で稲毛らも迫るが、犬伏が我慢して1着。
 「前を取ろうと思っていたんですけど、稲毛さんが早かったんで。中団になったらフタをされるのが嫌だったので、引いて詰まったところで行こうと思いました。踏み出しは良かったんですけど、雨走路であおりもあった。(最終1コーナーで)スリップしたんですけど、それ以外は踏めていたと思う。スピード感は良かったんですけど、ラインで決められなかったのが申し訳なかったです」
 神奈川勢が空けたインを最終1センターで突いた稲毛健太が、結果的に犬伏を追いかける形になった。
 「あの感じなら(青野が)行くだろうと思ったので、後ろを警戒していても離れると思ったから前だけ見てました。(犬伏が)来るのはわかっていたので準備はしていたんですけど。自分が一番弱いので、まくれないなら内に行くしかないと思っていきました」

<12R>

脇本雄太選手
脇本雄太選手
 菊池岳仁が早めに前受けの新山響平に併せ込む。赤板過ぎに菊池が強引に叩くが、平原康多は遅れる。平原の追い上げに番手に入っていた新山は、打鐘手前で合わせるように踏んで菊池を叩く。しかし、今度は新田祐大は付いていけない。先行策の新山に菊池、平原となり、新田が4番手。単騎の松浦悠士が9番手で、7番手の脇本雄太(写真)は最終1コーナーから踏み上げる。脇本は6番手の郡司浩平に振られ、新田にも合わされるが、スピードの違いは明らか。直線の入口で新山をとらえた脇本が1着。
 「(周回中に後方になって)自分から仕掛けるのは不利なんで、(スタートは)こだわっていかないといけないなっていうのがありました。展開の動きが早かったんで、その分、自分に有利な流れになった。(郡司のけん制は)当たり方だけ気をつければ、通過できるかなと。なんとか立て直して、乗り越えられたんで良かった。(脚の感触は初日のコンディションでは)参考にならないですね」
 新山との連結を外した新田祐大は、守澤太志も付いていただけに最終2コーナーから自力に転じた。
 「すごい難しいところだったけど、結果(新山に)付いていくことができなかった。脇本君の仕掛けもそうだけど、タイミングを逃さずに仕掛けなければいけないってジャンくらいで思いました。動きのなかであの位置になったんですけど、仕掛けなきゃいけないところで仕掛けられているので悪くないのかなと」
 新田に続いた守澤太志は、最終3コーナーで古性優作を外に張ってから新田のまくりに続いて3着。動きの良さは。自身も感じているようだ。
 「(打鐘の)あそこは難しいところで、平原さんの勢いも良くて、ああなったら新田君に託すしかなかった。あの辺かなってところで(脇本が)来たし、新田君はまくり切る勢いだった。そのなかで自分は余裕もあった。今日(初日)走った感じでは、(前回の)高松宮記念杯の5走より断然良かった」