弥彦競輪場で開催された大阪・関西万博協賛「第33回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は、10月20日に最終日が行われた。S級S班3人をはじめ、強豪がそろった決勝は、3車の近畿勢が突っ張って主導権。郡司浩平のまくりに切り替えた古性優作が、俊敏にインを突いて抜け出しV。寬仁親王牌を連覇して、優勝賞金4090万円(副賞含む)を獲得。8月のオールスターからGI連覇で、今年2度目のGI優勝、通算8回目のGI制覇を遂げた。

決勝競争出場選手特別紹介

決勝1番車、古性優作選手

決勝2番車、郡司浩平選手

決勝3番車、新山響平選手

決勝4勝番車、小原太樹選手

決勝5番車、脇本雄太選手

決勝6番車、河端朋之選手

決勝7番車、渡部幸訓選手

決勝8番車、佐々木悠葵選手

決勝9番車、寺崎浩平選手
決勝戦 レース経過
号砲が鳴ると最内枠の古性優作が誘導員を追い掛けて、寺崎浩平-脇本雄太-古性の近畿勢が前を固める。中団は郡司浩平-小原太樹の神奈川勢で、佐々木悠葵がこの後ろ。新山響平-渡部幸訓の北日本勢が後攻めで、河端朋之が最後方。
青板周回に入ると、寺崎が誘導員との車間を徐々に空け始めて後方の動きを警戒する。赤板を目がけて誘導員と車間を空けた寺崎と、後方から上昇した新山が一気にスパート。新山は1センターで寺崎に合わせ切られるが、寺崎の後位で脇本との併走に持ち込む。渡部が3番手に降り、寺崎のダッシュに踏み遅れた古性は外から3番手に追い上げる。打鐘3コーナー過ぎに脇本が新山をさばいて、古性も渡部をキメ切って近畿3車が再ドッキングするが、4コーナー手前から郡司が浮いた新山の内を通って仕掛ける。追走の小原は反応が遅れて古性の後ろに。郡司は脇本との併走を乗り越えて2コーナーから再び加速し寺崎を捕らえると、郡司の後ろに古性が切り替えて、小原が古性を追う。神奈川勢の動きを追う形から佐々木がバックで一気にまくり上げていくが、3コーナー手前で古性のけん制を受ける。2センターでは郡司がさらに佐々木を大きくけん制すると、この動きを見た古性が内を突く。4コーナーで頭一つ抜けた古性が後続の追撃を振り切って大会連覇となる今年2度目のGI制覇。古性に続いた小原が2着に入り、佐々木のまくりに乗る形から直線で大外を伸びた河端が3着に入った。
青板周回に入ると、寺崎が誘導員との車間を徐々に空け始めて後方の動きを警戒する。赤板を目がけて誘導員と車間を空けた寺崎と、後方から上昇した新山が一気にスパート。新山は1センターで寺崎に合わせ切られるが、寺崎の後位で脇本との併走に持ち込む。渡部が3番手に降り、寺崎のダッシュに踏み遅れた古性は外から3番手に追い上げる。打鐘3コーナー過ぎに脇本が新山をさばいて、古性も渡部をキメ切って近畿3車が再ドッキングするが、4コーナー手前から郡司が浮いた新山の内を通って仕掛ける。追走の小原は反応が遅れて古性の後ろに。郡司は脇本との併走を乗り越えて2コーナーから再び加速し寺崎を捕らえると、郡司の後ろに古性が切り替えて、小原が古性を追う。神奈川勢の動きを追う形から佐々木がバックで一気にまくり上げていくが、3コーナー手前で古性のけん制を受ける。2センターでは郡司がさらに佐々木を大きくけん制すると、この動きを見た古性が内を突く。4コーナーで頭一つ抜けた古性が後続の追撃を振り切って大会連覇となる今年2度目のGI制覇。古性に続いた小原が2着に入り、佐々木のまくりに乗る形から直線で大外を伸びた河端が3着に入った。






<5R>

柴崎淳選手
赤板前に誘導との車間を大きく取った菊池岳仁が、後藤大輝の上昇に合わせて踏んで突っ張る。後藤も踏みやめることなく、両者で激しい先行バトル。打鐘では2つの重なったラインを見ながら、岡崎智哉が5番手。菊池が主導権を守ると、最終ホーム手前から単騎の小松崎大地が仕掛ける。2コーナー過ぎにまくり切った小松崎を目がけて、今度は根田空史がまくる。しかしながら、小松崎が合わせて、柴崎淳(写真)が3コーナーで根田の内を突く。直線で追い込んだ柴崎が、小松崎を交わして1着。昨年8月以来のGI白星を挙げた。
「(菊池と後藤の踏み合いで)めっちゃキツかった。小松崎さんが(最終)ホームで行って、根田君も気づいて行ったと思うけど、休まず行った方が良かったんじゃないかな。自分は差せたけどいっぱい、いっぱい。残り2周からペースが上がってるところの後方だったし、今日(最終日)は一番キツかった」
単騎ながらもロングまくりを放った小松崎大地が2着。3日目に落車に見舞われたものの、最終日は機動力を発揮した。
「かなりハイペースだった。でも、詰まると思ったし、あとは岡崎君がどうするかだった。(岡崎が)内へ行ったので外を仕掛けた。(3日目の落車で)アップからまったく体が動かなくて不安しかなかったけど、逆に開き直って行けるところで行こうと思ってた。自分の目指してるところに少し近づけてる。落車はあったけど、あきらめずにやっていけば、またいいところで走れると思う」
「(菊池と後藤の踏み合いで)めっちゃキツかった。小松崎さんが(最終)ホームで行って、根田君も気づいて行ったと思うけど、休まず行った方が良かったんじゃないかな。自分は差せたけどいっぱい、いっぱい。残り2周からペースが上がってるところの後方だったし、今日(最終日)は一番キツかった」
単騎ながらもロングまくりを放った小松崎大地が2着。3日目に落車に見舞われたものの、最終日は機動力を発揮した。
「かなりハイペースだった。でも、詰まると思ったし、あとは岡崎君がどうするかだった。(岡崎が)内へ行ったので外を仕掛けた。(3日目の落車で)アップからまったく体が動かなくて不安しかなかったけど、逆に開き直って行けるところで行こうと思ってた。自分の目指してるところに少し近づけてる。落車はあったけど、あきらめずにやっていけば、またいいところで走れると思う」
<6R>

伊藤颯馬選手
先に切って出た近畿コンビが、村田祐樹を受ける。村田が先行態勢を取り、5番手になった伊藤颯馬(写真)だが、打鐘過ぎに8番手から内を押し上げた佐藤一伸にからまれる。村田が徐々に踏み上げて、3番手に三谷竜生、5番手を佐藤が奪う。6番手で永澤剛と併走になった伊藤は、最終1コーナーでまくり上げる。3番手から合わせた三谷、番手で車間を空けていた皿屋豊を乗り越えた伊藤が、直線で逃げる村田をとらえた。
「(佐藤が内から来てからんだのは)想定外でした。ただ、前に踏んでみたら思ったよりも出た。(村田も)まだ駆けてないから、(仕掛けるなら)いまのうちかなと。微妙だったけど、(まくりが)出て良かった。展開もあるけど、(今シリーズは)連日、悪くなかった。しっかりと動けたと思います。自分も踏めてるけど、二次予選は新山(響平)さんが強かったですね」
伊藤には出られた三谷だが最終3コーナー過ぎに外を踏んで、山田久徳にコースができる。中のコースを伸びた山田が2着に入った。
「村田君が行く気かなって思ったので、(自分たちのラインの)レース運びはうまくいったかなと。そのあとはかぶってしまったんで、僕のコースがなかった。それで最後は内にいった。(三谷)竜生が外に行ったんで、僕のコースが空いた。竜生サマサマです。昨日(3日目)コケているんで、セッティングもわからなくなっている」
「(佐藤が内から来てからんだのは)想定外でした。ただ、前に踏んでみたら思ったよりも出た。(村田も)まだ駆けてないから、(仕掛けるなら)いまのうちかなと。微妙だったけど、(まくりが)出て良かった。展開もあるけど、(今シリーズは)連日、悪くなかった。しっかりと動けたと思います。自分も踏めてるけど、二次予選は新山(響平)さんが強かったですね」
伊藤には出られた三谷だが最終3コーナー過ぎに外を踏んで、山田久徳にコースができる。中のコースを伸びた山田が2着に入った。
「村田君が行く気かなって思ったので、(自分たちのラインの)レース運びはうまくいったかなと。そのあとはかぶってしまったんで、僕のコースがなかった。それで最後は内にいった。(三谷)竜生が外に行ったんで、僕のコースが空いた。竜生サマサマです。昨日(3日目)コケているんで、セッティングもわからなくなっている」
<8R>

松井宏佑選手
松本貴治が、赤板過ぎに窓場千加頼を突っ張る。中団の外まで引いた窓場は、2コーナーから再度、山降ろしで仕掛ける。打鐘3コーナー過ぎに窓場が叩いて、松本が3番手に入る。単騎の山田庸平は、6番手で最終周回へ。立て直した松本がまくるが、稲川翔が阻む。今度は2コーナー過ぎから山田がまくり、松井宏佑(写真)も山田を追いかけるように踏み込む。松井の後ろを取り合った2人は、付いていけない。稲川のけん制を山田が乗り越え、その外を踏んだ松井のスピードがいい。松井が楽に抜け出した。
「(自分の後ろで)和田(健太郎)さんと成田(和也)さんでやり合って、そこのケリがついてもラインでしっかり機能できるかわからない。(そういう意味でも)和田さんは、自分が勝てるようにって。それで松本君が仕掛けたのがわかったので、そこを見極めて外々を行きました。稲川さんが横に振ったけど、行ける自信はありました。昨日(3日目)はただ先行しただけで、着に絡めなかった。でも、気合は見せられたし、少なからず収穫はあった」
単騎の山田庸平は、6番手まくりで前団をのみ込んだが2着。
「窓場君のラインに付いて行こうか迷って、(松本)貴治君が(窓場を)出させないような動きをしていた。松井君に乗っていこうかっていうのもあって、どれにも対応できてるように準備はしていた。今日(最終日)は、4日間のなかで一番余裕があった。それで早めに行こうかっていうのもあったけど、(結果的には)ためて、ためて、仕掛けた。けど、あおりもあって踏み出した感じはイマイチだった」
「(自分の後ろで)和田(健太郎)さんと成田(和也)さんでやり合って、そこのケリがついてもラインでしっかり機能できるかわからない。(そういう意味でも)和田さんは、自分が勝てるようにって。それで松本君が仕掛けたのがわかったので、そこを見極めて外々を行きました。稲川さんが横に振ったけど、行ける自信はありました。昨日(3日目)はただ先行しただけで、着に絡めなかった。でも、気合は見せられたし、少なからず収穫はあった」
単騎の山田庸平は、6番手まくりで前団をのみ込んだが2着。
「窓場君のラインに付いて行こうか迷って、(松本)貴治君が(窓場を)出させないような動きをしていた。松井君に乗っていこうかっていうのもあって、どれにも対応できてるように準備はしていた。今日(最終日)は、4日間のなかで一番余裕があった。それで早めに行こうかっていうのもあったけど、(結果的には)ためて、ためて、仕掛けた。けど、あおりもあって踏み出した感じはイマイチだった」
<9R>

犬伏湧也選手
前団は、雨谷一樹ライン。犬伏湧也(写真)が、4番手の深谷知広にフタをして赤板を迎える。外併走から2コーナー手前で踏み込んだ犬伏が主導権。打鐘3コーナーで橋本強まで3車が出切り、雨谷は4番手。犬伏がペースをつくり、深谷は一本棒の7番手で最終周回へ。逃げる犬伏が軽快にピッチを刻み、深谷の仕掛けはバック手前。直線に入り、外から深谷が迫るが、犬伏が押し切った。
「(早くからフタをして)深谷さんとしっかり勝負できるように意識していた。ジャンで出て行ってから、(最終)ホームを目がけていきました。(逃げ切って)手応えはありました。昨日(3日目)が不甲斐なかったので、最終日に1着で締めくくれて良かった。(GI決勝までは)あと少し届いていない。残りの競輪祭までにしっかりとやっていきたい」
7番手に立ち遅れた深谷知広は、好スピードでまくるも、犬伏に逃げ切りを許した。
「(犬伏にフタをされて)対処ができなかった。(今シリーズは)上向かずに全然ダメでした。(今年のGIは残り競輪祭だけで)そこまでにやれることをやりたいです」
「(早くからフタをして)深谷さんとしっかり勝負できるように意識していた。ジャンで出て行ってから、(最終)ホームを目がけていきました。(逃げ切って)手応えはありました。昨日(3日目)が不甲斐なかったので、最終日に1着で締めくくれて良かった。(GI決勝までは)あと少し届いていない。残りの競輪祭までにしっかりとやっていきたい」
7番手に立ち遅れた深谷知広は、好スピードでまくるも、犬伏に逃げ切りを許した。
「(犬伏にフタをされて)対処ができなかった。(今シリーズは)上向かずに全然ダメでした。(今年のGIは残り競輪祭だけで)そこまでにやれることをやりたいです」
<10R>

松浦悠士選手
ダッシュを利かせた浅井康太が、赤板過ぎに切って出る。遅れた村上博幸と浅井の間を強引に仕掛けた北井が、打鐘で先頭に出るも後続がもつれる。そこを逃すことなく、清水裕友が仕掛ける。最終ホームで、清水がカマし切って先行策。ラインの3車で出て、松谷秀幸に迎え入れらえるように北井が4番手に入る。番手の松浦悠士(写真)が清水との車間を空けるが、3コーナーから踏んだ北井は隅田洋介のけん制もあって一息。松浦が勝機をモノにした。
「(仕掛けた清水の)踏み出しが良かったんで、自分もしっかりとタイミングが取れた。付きやすかったですね。そのあとは僕がやる前に、隅田さんが(北井佑季へのけん制を)やってくれて、あとは松谷さんだけだなと。さすが(清水)裕友もキツそうだったし、抜きにいき方を考えながらだった。今日(最終日)は踏み方だったり、乗り方を変えて、ローラーでもうまく体が使えていた。納得のいく感じはないけど、感触も悪くなかった」
北井が外に浮くと冷静にコースを探した松谷秀幸は、内から隅田をさばいて追い込んだ。
「(中国勢は)3人、みんな脚があるし、清水、松浦のラインが一番強い。やっぱ、こうなるよなって。(北井が)先行できない時の最悪の展開でした。前の2人(松浦、隅田が)空けていたんで、自分は北井の外は無理だなって。せっかく神奈川3人だったし、北井と(佐々木)龍で決まればなっていうのがあった。このあとは松戸を走って、競輪祭にしっかりと仕上げたい」
「(仕掛けた清水の)踏み出しが良かったんで、自分もしっかりとタイミングが取れた。付きやすかったですね。そのあとは僕がやる前に、隅田さんが(北井佑季へのけん制を)やってくれて、あとは松谷さんだけだなと。さすが(清水)裕友もキツそうだったし、抜きにいき方を考えながらだった。今日(最終日)は踏み方だったり、乗り方を変えて、ローラーでもうまく体が使えていた。納得のいく感じはないけど、感触も悪くなかった」
北井が外に浮くと冷静にコースを探した松谷秀幸は、内から隅田をさばいて追い込んだ。
「(中国勢は)3人、みんな脚があるし、清水、松浦のラインが一番強い。やっぱ、こうなるよなって。(北井が)先行できない時の最悪の展開でした。前の2人(松浦、隅田が)空けていたんで、自分は北井の外は無理だなって。せっかく神奈川3人だったし、北井と(佐々木)龍で決まればなっていうのがあった。このあとは松戸を走って、競輪祭にしっかりと仕上げたい」
<12R>

古性優作選手
古性優作(写真)がスタートを制して、3車の近畿ラインが前団に構える。周回中は7番手の新山響平が赤板目がけて踏み込むが、誘導との車間を詰めながら寺崎浩平が突っ張る。突っ張られた新山は、番手の脇本の横で止まり併走。3番手はインに渡部幸訓、外が古性で重なり打鐘を迎えて、6番手が郡司浩平。単騎の佐々木悠葵、河端朋之が8、9番手。脇本が番手を守り、古性が続く。4コーナーから仕掛けた郡司だったが、浮いた新山と接触してスピードが鈍る。それでも郡司が踏んで、最終1センターで脇本を内にキメてからまくる。脇本は行き場を失い、2コーナー過ぎにまくり切った郡司に古性が切り替える。郡司と連結を外した小原太樹は、古性の後ろ。単騎の佐々木がまくるが、古性、さらに郡司のブロックで佐々木は失速。2センターで郡司が空けたインを突いた古性が追い込んで優勝。8月のオールスターからのGI連覇、そして寬仁親王牌連覇を果たした。
「ラインとしてしっかりと機能できなくて複雑ですけど、優勝できて良かったです。僕は福井ラインの3番手をしっかりと追走できるように、マークを外さないように意識したけど難しかったです。(新山も)すごかった。郡司君に脇本さんが寺崎君の内に押し込まれた。(脇本が)もう動けなくなっていたんで、そこからは自分で行ったんですけどすごく難しかったです。(今年2度目のGI制覇は)前半戦は情けなかったので、(優勝して)しっかりと盛り上げられて良かった」
最終ホーム手前で郡司は新山の内を踏んだが、小原太樹は外を踏んで加速に遅れる。郡司後位への古性の切り替えを許して、小原は古性を追走。直線で最内を踏んで伸びた。
「(最終)ホームで見てしまって、連結が外れてた。そこが改善点。みんないい勢いで来ていて、ちょうど古性君の後ろに入って付いていっただけです。なにもしていない。(あれで古性を抜くのは)キツいですね。(GI決勝で好成績を残していて)めっちゃいいんですよね。自然体で走ることができている。次はテッペンを獲れるように」
河端朋之は、最終ホームで9番手。同じく単騎の佐々木のまくりを追いかけたが、2センターのあおりで外に振られて立て直すも3着まで。
「佐々木君が(仕掛けたのが)見えたんで、追いかけていった。ただ、古性君、郡司君のあおりがあっていっぱいだった。それでも佐々木君の1車はとらえられるなっていうのがあったんで、佐々木君がどこまで行けるかでした。古性君が内に行ったんで、そうなったら厳しい。でも、なんとか3着に入れたんで、やった方ですね」
「ラインとしてしっかりと機能できなくて複雑ですけど、優勝できて良かったです。僕は福井ラインの3番手をしっかりと追走できるように、マークを外さないように意識したけど難しかったです。(新山も)すごかった。郡司君に脇本さんが寺崎君の内に押し込まれた。(脇本が)もう動けなくなっていたんで、そこからは自分で行ったんですけどすごく難しかったです。(今年2度目のGI制覇は)前半戦は情けなかったので、(優勝して)しっかりと盛り上げられて良かった」
最終ホーム手前で郡司は新山の内を踏んだが、小原太樹は外を踏んで加速に遅れる。郡司後位への古性の切り替えを許して、小原は古性を追走。直線で最内を踏んで伸びた。
「(最終)ホームで見てしまって、連結が外れてた。そこが改善点。みんないい勢いで来ていて、ちょうど古性君の後ろに入って付いていっただけです。なにもしていない。(あれで古性を抜くのは)キツいですね。(GI決勝で好成績を残していて)めっちゃいいんですよね。自然体で走ることができている。次はテッペンを獲れるように」
河端朋之は、最終ホームで9番手。同じく単騎の佐々木のまくりを追いかけたが、2センターのあおりで外に振られて立て直すも3着まで。
「佐々木君が(仕掛けたのが)見えたんで、追いかけていった。ただ、古性君、郡司君のあおりがあっていっぱいだった。それでも佐々木君の1車はとらえられるなっていうのがあったんで、佐々木君がどこまで行けるかでした。古性君が内に行ったんで、そうなったら厳しい。でも、なんとか3着に入れたんで、やった方ですね」
次回のグレードレースは、京王閣競輪場開設75周年記念「ゴールドカップレース」が10月26日~29日の日程で開催されます。
今シリーズは古性優作をはじめ眞杉匠、新山響平、松浦悠士、佐藤慎太郎のSS班5名が参戦する豪華メンバー。他にも平原康多、新田祐大のレジェンド、スピードスター犬伏湧也らがそろい、熾烈なV争いが繰り広げられます。
また、最終日第6レースに於いて、第125期生ルーキーシリーズの成績上位者7名により「ルーキーシリーズプラス」が一発勝負で争われます。こちらも目が離せません。
10月15日時点の出場予定選手データを分析した、京王閣競輪「ゴールドカップレース」GIIIの主力メンバー及び狙い目選手を紹介する「プロスポーツ号外版」は以下をクリックしてください。
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今シリーズは古性優作をはじめ眞杉匠、新山響平、松浦悠士、佐藤慎太郎のSS班5名が参戦する豪華メンバー。他にも平原康多、新田祐大のレジェンド、スピードスター犬伏湧也らがそろい、熾烈なV争いが繰り広げられます。
また、最終日第6レースに於いて、第125期生ルーキーシリーズの成績上位者7名により「ルーキーシリーズプラス」が一発勝負で争われます。こちらも目が離せません。
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