決勝は、打鐘過ぎから栗田が動き、先行態勢(写真1)に入りましたが、最終ホーム過ぎ(写真2)では、伏見と激しい先行争いに(写真3)。最終バック過ぎで太田が捲り、太田の優勝かと思われたのですが(写真4)、外を小橋が伸び優勝しました。ウイニングランでは、ヘルメットを客席に投げ込み、喜びを現していました(写真5)。引き上げてきた敢闘門での小橋の笑顔(写真6)が印象的でした。その後の共同記者会見では、小橋の目から涙が(写真7)、「親よりも面倒を見ていただいていた師匠・松本信雄さんの奥様が前検日の日に亡くなり、どうしても今回は優勝したかった」と言うなり、堪えていたものが一気に出てきて、少し顔を上げれなくなってしまいました。記者陣もかける言葉がなく、小橋の胸中を感じ入っていたようです。 |