『第5回西王座戦(GII)レポート』 前検日編
 
配信日:2月17日

■私的明日の展望

9R 初日特選

小野俊之-吉岡稔真-森内章之
佐々木則幸-小倉竜二-室井竜二
金子貴志-山口幸二-志智俊夫

まず好調選手を見ていくと、小野、佐々木、小倉、山口か。
小野は前走の静岡記念で当りを掴んだらしく、自信に満ちたコメントだった。
山口も同じく自信に満ちたコメントを出していた。
しかし、吉岡はあまり良くなく、その結果が小野の番手という選択。金子もインフルエンザに罹りやっと復調というコメントだった。
総合して考えると、先行する番手に小野が粘る、もしくは、切り込む可能性が大。となると佐々木の捲りごろとなるのか。私的には、小野の頭から考えたい。任された以上は番手に行くだろう。そこから追い込んでいくことが考えられる。捌いて小野らしさをここで発揮することに期待したい。

10R 初日特選

三宅伸-小川圭二
村上義弘-前田拓也-金田健一郎
        吉永和生(競り)
吉田敏洋-濱口高彰-坂上忠克

村上と吉田の意地の張り合いとなるレースと考えるのか、考えないのかがポイントのレース。
なるとするのであれば、三宅の出番であるし、そうでなければ、中団を誰が取るのかで変わる。
村上は、吉田を前に出させると、番手が濱口なのできついと言っているし、吉田も、ドンとぶつかっていくとコメントを出している。
私は、三宅が捲くって決着すると考えて、小川から。

11R 初日特選

荒井崇博-合志正臣
三宅達也-星島太
小嶋敬二-加藤慎平-西郷剛
松岡彰洋-山内卓也

ここに出場する先行選手は、すべて元気の良いコメントを出している。となると実績を買って、小嶋から考えたい。また調子の良さを考えるとやはり小嶋になってしまう。
それにしても、誰もが先行というと叩き合いになり、ぐちゃぐちゃになりかねない。
ちょっと荒れ目に考えても良さそうだ。


※並びは当日の日刊紙・専門紙・練習走行でご確認下さい。
※展望はあくまで想定であり、実際の並びとは異なる場合があります。



若生武則の 『第5回西王座戦(GII)レポート』前検日編



  皆さん眠たくないですか? 西王座戦が明日から始まります!トリノもいいけど、競輪が一番です!さて、トリノのお話になるのですが、スケートの団体追い抜きを観ました?自転車競技の団体追い抜きとそっくりでしたね。真似したのはスケートですから、そこのところよろしくお願いします。今日の奈良競輪場は、穏やかでとてもいい天気でした。少し薄着でちょうど良いぐらいで、いつもの2月に行われる奈良記念の厳しい寒さとはまったく反対でした。この陽気で選手たちも頑張ること間違いなしですね。

 

 こんにちは、KEIRINマガジンの若生です。
本日、陽気に誘われて、表で選手の入ってくる写真を撮っていると、おおー、と思った選手が藤野義高選手。ちょっとかっこいいですよね!水玉柄のシャツがいいですね。胸のワンポイントはマスク!ちなみの藤野選手の息子さんも選手の卵、91期生で4月卒業、7月デビューします。今風のチョイワル系でイケテルお父さんですよね。
   
 加倉正義選手も久留米のジャン・レノと呼ばれ渋いことで有名です。そしたらやっぱり渋く決めてきました。ヘアスタイルが決まってますよね。


 奈良競輪場

 選手たちはバンクの感触を確かめるように練習に励んでいました。

 ところで奈良競輪場は、直線が短くて有名なバンク。どれくらい短いかというと、写真で観てくださいね。

(奈良競輪場) (短い直線)


→ダッグアウトから
→私的明日の展望



■ダッグアウトから

<1R>
  乾準一
「奈良の相性は普通ですよ。でも、先行しない時より、先行するようになってからの方が成績はいいですね。ビッグ初出場になるんですけど、4日間先行できるように頑張ります」


<2R>
  三ツ石康洋
「優勝は嬉しかったですね。自分の調子は絶好調だとは思わないんですけど、でもいい流れでこれているんで、それを今回も途切れさせないようにしたいですね。今期は4日間トータルで見て欲しいです」


<3R>
  中村美千隆
「いつも通りいきたいと思います。松尾(淳)君や、菅原(晃)君に負けないように頑張ります!」


<4R>
  村上博幸
「調子はいいですよ。奈良は久しぶりなんですよ、A級の時はよく走っていたんですけどね。自在になってから走ってないんです。先行の時は33バンクでよかったんですけど、自在になってからはどうなんでしょうね」

  上吹越直樹
「調子は悪くないんですね。奈良は久々なんですけど、悪くはないですね」


<5R>
  渡部哲男
「奈良競輪場は久しく走ってないけど、33バンクだし、悪くはないと思います。調子も悪くはないですね」


<6R>
  田中雅史
「調子はボチボチといったところですね。明日は、いつも通り頑張るだけです!」


<8R>
  黒木誠一
「奈良は得意! けど、自力の時やからね…後ろにつく場合はどうかな…わかんないな」


<9R>
  佐々木則幸
「静岡記念から中4日ですからね、調子は問題ないと思います。問題は33バンクですよね…、それさえうまく乗り切れればいいんですけどね。冬場は調子いいし、頑張ります!」


<10R>
  吉田敏洋
「今年初のビッグレースですけど、戦える状態にあると思います。33バンクですけど、今回はFI開催とはちがいますからね、戦い方は変わってくると思います」


<11R>
  三宅達也
「風邪は治ったし、調子は悪くないと思います。奈良は初めて記念の決勝戦に乗った場なので相性は悪くないと思います。あとは流れ次第ですね」
その言葉を聞いていた星島太は「流れなんて言ってちゃいかん。流れは自分で作るものだよ!」ちなみに明日11Rで三宅達と連係します。

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