伊東温泉競輪場で開催されている大阪・関西万博協賛「第9回ウィナーズカップ(GII)」は、3月21日に2日目が行われた。メインの「毘沙門天賞」では、単騎でまくった眞杉匠に乗った寺崎浩平が追い込んで1着。連勝で準決に弾みをつけた。また、二次予選では、グランプリスラマーの脇本雄太が、36歳の誕生日に人気に応えて1着。地元の深谷知広は2着で勝ち上がった。シリーズは早くも勝負どころ、3月22日の3日目には、ファイナルをかけて準決の3個レースで熾烈なバトルが繰り広げられる。
ウィナーズカップ開催中の毎日、先着800人様に来場者プレゼント(3日目はオリジナル温泉の素)、選手会静岡支部ブース、アニメ「リンカイ!」ブース、未確定車券抽選会、ミカリンふわふわ、キッチンカーの出店などが予定されています。また、3月22日の3日目には、「ほいけんた」の爆笑ものまねライブ、金メダリストの高木菜那さんのトークショー、仮面ライダーガヴショー、「村上義弘」トークショー、「出張iZoo」体感型爬虫類展示などもあります。伊東競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

毘沙門天賞出場選手特別紹介

毘沙門天賞1番車、古性優作選手

毘沙門天賞2番車、清水裕友選手

毘沙門天賞3番車、新山響平選手

毘沙門天賞4番車、松浦悠士選手

毘沙門天賞5番車、郡司浩平選手

毘沙門天賞6番車、岩津裕介選手

毘沙門天賞7番車、寺崎浩平選手

毘沙門天賞8番車、松谷秀幸選手

毘沙門天賞9番車、眞杉匠選手
毘沙門天賞 レース経過
号砲でまずは大外枠から眞杉匠が飛び出して正攻法の位置を確保するが、郡司浩平、松谷秀幸の神奈川勢が上がってくると前に入れる。これで並びは郡司-松谷、眞杉、清水裕友-松浦悠士-岩津裕介、寺崎浩平-古性優作、新山響平で落ち着いて周回を重ねる。
青板で寺崎から動き出すが、これを阻むようにして清水が1センターで上昇を開始。清水は前団を叩きに行くも、誘導との車間を切って待ち構えていた郡司は突っ張って出させない。眞杉がこの動きに付き合わずに引いたことで、中国勢は神奈川コンビの後ろに収まって赤板を通過。新山は内を突いて眞杉の後ろに上がり、近畿コンビは後方に構えたまま全く動かない。郡司は波を作って先行態勢に入り、清水が内をすくって番手の松谷とからむ中、打鐘3コーナーから寺崎が反撃を開始。これに合わせるように眞杉がスパートし、眞杉に近畿コンビが続く形で前団を襲う。スピードに乗った眞杉は2コーナーで郡司をあっさり捕らえ、寺崎、そして古性も踏み出しでは少し口が空きかけながら続く。まくりに転じた松浦以下は突き放された格好で、前3人の争いになって直線へ。粘る眞杉をゴール前で交わした寺崎が、古性の追撃も許さずシリーズ連勝を決めた。
青板で寺崎から動き出すが、これを阻むようにして清水が1センターで上昇を開始。清水は前団を叩きに行くも、誘導との車間を切って待ち構えていた郡司は突っ張って出させない。眞杉がこの動きに付き合わずに引いたことで、中国勢は神奈川コンビの後ろに収まって赤板を通過。新山は内を突いて眞杉の後ろに上がり、近畿コンビは後方に構えたまま全く動かない。郡司は波を作って先行態勢に入り、清水が内をすくって番手の松谷とからむ中、打鐘3コーナーから寺崎が反撃を開始。これに合わせるように眞杉がスパートし、眞杉に近畿コンビが続く形で前団を襲う。スピードに乗った眞杉は2コーナーで郡司をあっさり捕らえ、寺崎、そして古性も踏み出しでは少し口が空きかけながら続く。まくりに転じた松浦以下は突き放された格好で、前3人の争いになって直線へ。粘る眞杉をゴール前で交わした寺崎が、古性の追撃も許さずシリーズ連勝を決めた。







<6R>

山田庸平選手
前受けの菅田壱道が誘導を残して下げて、青板3コーナーで伊藤颯馬が誘導後位に入る。そこを赤板手前で藤井侑吾が叩いて主導権。伊藤が3番手に飛び付くが、石原颯も巻き返す。打鐘では四国勢にかぶっていた伊藤だが、4コーナー付近から石原が後退。タイミングを取った伊藤は、最終2コーナーからのまくりで、逃げる藤井をとらえる。番手の山田庸平(写真)が、楽に伊藤を差し切った。
「(伊藤に)お任せでした。(周回中は)藤井君が後ろ中団の位置だったんで、自分たちにはなおさら良かった。(伊藤が)踏み出した感じも良くて、行ってしまうだろうと。あとは自分が追走と。今日(2日目)は展開的に楽だった。ただ、(体の感じが)今日の方が重かったんで、やれることがあれば(3日目以降に向けて)やろうと思います」
7番手から動いて好位を確保した伊藤颯馬は、ラインの山田とのワンツーに展開を強調する。
「(周回中の)並びは想定外だった。でも、(押さえに行って)誘導も残っていたんで、結果的にいい展開になりました。ちょっと(最終)ホームで緩んでいたけど、脚もキツかったんでワンテンポ待ってからになりました。(まくりの)出も良かった。前回が悪かったんで、それもあって(今回は)良く感じます」
「(伊藤に)お任せでした。(周回中は)藤井君が後ろ中団の位置だったんで、自分たちにはなおさら良かった。(伊藤が)踏み出した感じも良くて、行ってしまうだろうと。あとは自分が追走と。今日(2日目)は展開的に楽だった。ただ、(体の感じが)今日の方が重かったんで、やれることがあれば(3日目以降に向けて)やろうと思います」
7番手から動いて好位を確保した伊藤颯馬は、ラインの山田とのワンツーに展開を強調する。
「(周回中の)並びは想定外だった。でも、(押さえに行って)誘導も残っていたんで、結果的にいい展開になりました。ちょっと(最終)ホームで緩んでいたけど、脚もキツかったんでワンテンポ待ってからになりました。(まくりの)出も良かった。前回が悪かったんで、それもあって(今回は)良く感じます」
<7R>

纐纈洸翔選手
青板3コーナーで浅井康太に振られた中野慎詞は、仕掛けがワンテンポ遅れて赤板手前で主導権を握る。守澤太志は、踏み出しで遅れ気味。合わせて動いた纐纈洸翔(写真)が飛び付いて、守澤をさばき番手を奪う。内にいた山崎賢人も踏んで、打鐘2センター付近では、中野の後ろが山崎、纐纈で併走になる。後方の取鳥雄吾が4コーナーで反撃。しかしながら、浅井のブロックで取鳥は失速。番手を踏み勝った纐纈は、最終2コーナーで出る。番手まくりで中野を沈めた纐纈が1着。
「(周回中は)前中団かダメなら前でって思っていたので、一番いい位置からスタートできました。浅井さんが(中野を)けん制していたので、先に切った方がいいかなって思っていきました。自分の方が(山崎より)出ていたので、来られても放り込めるかなと。余裕はなかったんですけど、取鳥さんが来たのが見えたので行って見ようと。昨日(初日)は感じが悪かったんですけど、今日はアップから意識したら感触が良かったです」
大立ち回りで別線を阻んだ浅井康太の仕事ぶりが光り、中部ワンツーでの決着。
「中野君にすんなり駆けられるよりも、ムダ脚を使ってもらって駆ければタレれると思った。全部、想定内ですね。最悪、纐纈が中野君の番手に飛び付いてもって思っていた。そのあとは取鳥君を止めて追走した感じですね。しっかりと動けていると思う。(前々回の)名古屋で(纐纈と)決められなかったので、ワンツーを決められて良かったです」
「(周回中は)前中団かダメなら前でって思っていたので、一番いい位置からスタートできました。浅井さんが(中野を)けん制していたので、先に切った方がいいかなって思っていきました。自分の方が(山崎より)出ていたので、来られても放り込めるかなと。余裕はなかったんですけど、取鳥さんが来たのが見えたので行って見ようと。昨日(初日)は感じが悪かったんですけど、今日はアップから意識したら感触が良かったです」
大立ち回りで別線を阻んだ浅井康太の仕事ぶりが光り、中部ワンツーでの決着。
「中野君にすんなり駆けられるよりも、ムダ脚を使ってもらって駆ければタレれると思った。全部、想定内ですね。最悪、纐纈が中野君の番手に飛び付いてもって思っていた。そのあとは取鳥君を止めて追走した感じですね。しっかりと動けていると思う。(前々回の)名古屋で(纐纈と)決められなかったので、ワンツーを決められて良かったです」
<8R>

犬伏湧也選手
赤板で青野将大を叩いた吉田有希が、先行態勢を取る。関東勢に単騎の東矢圭吾が続き、犬伏湧也(写真)が2コーナーから踏み込む。吉田が抵抗し、坂井洋もけん制するが、乗り越えた犬伏が最終ホームで出切る。ブロックを受けながらも、小川真太郎が懸命に犬伏に食い下がる。徳島コンビに坂井が切り替えて、4番手が恩田淳平、外に東矢。2センターから踏んだ坂井が追い込むも、犬伏が振り切った。
「休まずしっかり踏み込めたんで良かった。(吉田が出たあと)すかさず行って出切れれば、(小川と)2人でチャンスがあるかなと。重かったけど、出切れて良かった。自分が1着で、(小川)真太郎さんは3着だけど準決にいけて良かった。昨日(初日)は末脚を欠いた。今日はゴールまで踏み切れた。ただ、バンクが重たく感じるんで、軽くなってほしいですね。昨日は(最終)バックで行かれてるんで情けなかった。むちゃくちゃいいわけじゃないけど、1着なんで自信をもっていきたい」
吉田がのみ込まれると、坂井洋は苦渋の選択で3番手にスイッチ。追い込んで2着も、その表情は険しい。
「(番手で)やれることをやろうと思ったけど、まだまだ甘いですね。(犬伏の)スピードが良かった。一瞬、(吉田を)迎え入れようと思ったけど、もう1周を切ってたんで(切り替えた)。(初日と)変わらず重たいです。前のおかげですね。セッティングだったりをもうちょっとみてみます」
「休まずしっかり踏み込めたんで良かった。(吉田が出たあと)すかさず行って出切れれば、(小川と)2人でチャンスがあるかなと。重かったけど、出切れて良かった。自分が1着で、(小川)真太郎さんは3着だけど準決にいけて良かった。昨日(初日)は末脚を欠いた。今日はゴールまで踏み切れた。ただ、バンクが重たく感じるんで、軽くなってほしいですね。昨日は(最終)バックで行かれてるんで情けなかった。むちゃくちゃいいわけじゃないけど、1着なんで自信をもっていきたい」
吉田がのみ込まれると、坂井洋は苦渋の選択で3番手にスイッチ。追い込んで2着も、その表情は険しい。
「(番手で)やれることをやろうと思ったけど、まだまだ甘いですね。(犬伏の)スピードが良かった。一瞬、(吉田を)迎え入れようと思ったけど、もう1周を切ってたんで(切り替えた)。(初日と)変わらず重たいです。前のおかげですね。セッティングだったりをもうちょっとみてみます」
<9R>

高橋築選手
青板3コーナーで池野健太が切って、三谷竜生は太田海也をけん制。3番手の外で立て直した太田は、赤板手前から再度仕掛けるが松本貴治は離れる。1センターで先頭に出た太田が先行策も、番手は飛び付いた池野。松本は3番手付近で外に浮く。7番手でタイミンをうかがっていた佐々木悠葵は、3コーナー過ぎに巻き返す。最終ホーム手前で中団から佐々木眞也も踏み上げて、松本も意地で番手に追い上げる。佐々木悠のスピードが良く、バック手前で逃げる太田をとらえる。番手で好展開が訪れた高橋築(写真)が、ゴール寸前で交わした。
「佐々木(悠)君がうまくやってくれたおかげです。いいところで行ってくれたので、自分は付けやすかったです。しっかり抜けたので良かったです。(感触は)日に日に良くなっています」
太田が先行も隊列が短くなったところを好機に踏み込んだ佐々木悠葵が、ロングまくりを放って別線を沈めた。
「できれば太田さん(ライン)の後ろが良かったんですけど、太田さんが出なかった。ちょっとあんまり踏み込まずにいったというか、佐々木(眞)さんを見ながら行った感じだった。キツかったですね。徐々に上げていく感じになったので、掛かり切らずに終わった。展開が向いてくれたおかげです」
「佐々木(悠)君がうまくやってくれたおかげです。いいところで行ってくれたので、自分は付けやすかったです。しっかり抜けたので良かったです。(感触は)日に日に良くなっています」
太田が先行も隊列が短くなったところを好機に踏み込んだ佐々木悠葵が、ロングまくりを放って別線を沈めた。
「できれば太田さん(ライン)の後ろが良かったんですけど、太田さんが出なかった。ちょっとあんまり踏み込まずにいったというか、佐々木(眞)さんを見ながら行った感じだった。キツかったですね。徐々に上げていく感じになったので、掛かり切らずに終わった。展開が向いてくれたおかげです」
<10R>

脇本雄太選手
青板2センターから仕掛けた野口裕史を合わせるように、前受けの黒沢征治がペースを上げる。赤板で野口は空いた3番手に入り、脇本雄太(写真)が5番手、伊藤旭は7番手に置かれる。ペースが落ち着いて、単騎の原田研太朗が9番手から打鐘手前でカマして出る。最終ホームで反応したものの野口は出られず、出切った原田を目標に脇本が最終ホームから踏み上げる。2番手以下をちぎって駆ける原田との車間を詰めた脇本が、2センターで原田をつかまえて1着。
「しっかりと中団にこだわろうと思っていた。(野口に3番手に入られた)そこは反応しなきゃいけないところだったけど、大丈夫だった。(単騎の原田がカマして)ここからの反応が完全に遅れている。(前にいた和田健太郎が)降りたタイミングで行こうと。最初の反応が悪いんでなんとも言えない。ただ、伸びてはいるんで。今節は不安があるなかで勝ち上がれて良かった。いつもの自分ではなく、求められているものが自在よりだと思う。反応が悪いので、そこが課題ですね」
脇本マークの村田雅一は、最終2コーナーの下りから徐々に置いていかれる。近畿勢を追いかけた伊藤旭が、村田を交わして2着に入った。
「(原田が仕掛けて)ここで追い上げておけば、チャンスがあったかなと。強い人(脇本)より前で勝負をしないと。そこですね。昨日(初日)が終わってからセッティングをいじって、すごい進むなっていうのがある。悪くないし、(体の感じも)ちょっとずつ良くなってきた」
「しっかりと中団にこだわろうと思っていた。(野口に3番手に入られた)そこは反応しなきゃいけないところだったけど、大丈夫だった。(単騎の原田がカマして)ここからの反応が完全に遅れている。(前にいた和田健太郎が)降りたタイミングで行こうと。最初の反応が悪いんでなんとも言えない。ただ、伸びてはいるんで。今節は不安があるなかで勝ち上がれて良かった。いつもの自分ではなく、求められているものが自在よりだと思う。反応が悪いので、そこが課題ですね」
脇本マークの村田雅一は、最終2コーナーの下りから徐々に置いていかれる。近畿勢を追いかけた伊藤旭が、村田を交わして2着に入った。
「(原田が仕掛けて)ここで追い上げておけば、チャンスがあったかなと。強い人(脇本)より前で勝負をしないと。そこですね。昨日(初日)が終わってからセッティングをいじって、すごい進むなっていうのがある。悪くないし、(体の感じも)ちょっとずつ良くなってきた」
<11R>

山田諒選手
周回中に8番手にいた町田太我の始動も遅く、前受けの深谷知広は青板3コーナー過ぎから踏み上げる。しかしながら、町田が赤板1センターで出切り先行策。3番手に収まった深谷が立て直して、山田諒(写真)は6番手で打鐘を通過する。2センターから山田が仕掛けて、深谷も合わせる。最終1コーナーで深谷が出切るが、番手に山田が割り込む。その後ろが岩本俊介になり、3人で後続をちぎる。押し切り図る深谷を、番手から追い込んだ山田が交わして大金星を挙げた。
「(深谷は町田を)突っ張ると思っていたんですけど出させた。自分は詰まったところで行ったら、たまたま(深谷の番手に)ハマった。(昨年の)前橋(記念2日目)のイメージがあったんですけど。その時は(まくって)微差で抜けなかった。けど、差せたのでうれしいです」
3番手から態勢を整えて仕掛けた深谷知広は、ここまで未勝利の地元シリーズをこうジャッジする。
「(町田を突っ張るか出させるかは)半々でした。踏みながらでしたけど、自転車の進みが悪かったです。(3番手に入ってからは)しっかり落ち着いていっているので、交わされたのは脚がないですね。(感覚的には)全部、良くないです。上積みは感じていないので、やれるなかでしっかりと調整したい」
「(深谷は町田を)突っ張ると思っていたんですけど出させた。自分は詰まったところで行ったら、たまたま(深谷の番手に)ハマった。(昨年の)前橋(記念2日目)のイメージがあったんですけど。その時は(まくって)微差で抜けなかった。けど、差せたのでうれしいです」
3番手から態勢を整えて仕掛けた深谷知広は、ここまで未勝利の地元シリーズをこうジャッジする。
「(町田を突っ張るか出させるかは)半々でした。踏みながらでしたけど、自転車の進みが悪かったです。(3番手に入ってからは)しっかり落ち着いていっているので、交わされたのは脚がないですね。(感覚的には)全部、良くないです。上積みは感じていないので、やれるなかでしっかりと調整したい」
<12R>

寺崎浩平選手
清水裕友がアクションを起こすが、青板バック過ぎに郡司浩平が突っ張り出させない。浮いていた清水は赤板手前で3番手に入り、神奈川勢の後ろにいた眞杉匠が6番手になる。新山響平が7番手で近畿コンビは後方。2コーナーで空いた内を清水が進んで、松谷秀幸と重なる。打鐘で寺崎浩平(写真)が、仕掛ける。それを察知した眞杉が、4コーナーで合わせる。しかしながら、単騎の眞杉後位には、寺崎がすっぽりとハマる。逃げる郡司を最終1センター過ぎにとらえた眞杉に近畿勢が追走。切り替えた松浦悠士だが前は遠い。番手から2センターで追い込んだ寺崎が、抜け出して連勝のゴール。
「(周回中の並びが)想定外でしたし、ピッチも速くて行きどころを逃した感じになった。(残り)1周半を目がけて踏んだところで、眞杉君とバッティングしそうだった。それで怯んで後ろにスイッチした。冷静に回してだったけど、最後は追い込みみたいになっちゃった。内容が良くないので、(連勝でも)全然、自信にはならない。もっと先行して(古性を)振り切りたい。(体の感じは)徐々に良くなっている」
寺崎との車間が空いた古性優作は、難なく追いついての2着も歯切れが悪い。
「(寺崎が)強かったですね。口が空きました。シンプルに(自分が)弱かった。しんどかったです。日に日に乗り方を変えていってるんですけど、(感触的なものは)わからない。明日(準決)、頑張ってレースをしてみてですね」
単騎ながらもさすがの走りを見せた眞杉匠は、展開的には致し方なかったが悔しがることしきり。
「(赤板の辺りも含めて)道中が中途半端でしたね。(寺崎が仕掛けてきて)もうワンテンポ引きつけてからでも、(自分が踏み込むのは)良かった。もっと落ち着いて良かった。昨日(初日)よりはだいぶいいけど、まだ重みがある。それがバンクなのか、自分の体なのか」
「(周回中の並びが)想定外でしたし、ピッチも速くて行きどころを逃した感じになった。(残り)1周半を目がけて踏んだところで、眞杉君とバッティングしそうだった。それで怯んで後ろにスイッチした。冷静に回してだったけど、最後は追い込みみたいになっちゃった。内容が良くないので、(連勝でも)全然、自信にはならない。もっと先行して(古性を)振り切りたい。(体の感じは)徐々に良くなっている」
寺崎との車間が空いた古性優作は、難なく追いついての2着も歯切れが悪い。
「(寺崎が)強かったですね。口が空きました。シンプルに(自分が)弱かった。しんどかったです。日に日に乗り方を変えていってるんですけど、(感触的なものは)わからない。明日(準決)、頑張ってレースをしてみてですね」
単騎ながらもさすがの走りを見せた眞杉匠は、展開的には致し方なかったが悔しがることしきり。
「(赤板の辺りも含めて)道中が中途半端でしたね。(寺崎が仕掛けてきて)もうワンテンポ引きつけてからでも、(自分が踏み込むのは)良かった。もっと落ち着いて良かった。昨日(初日)よりはだいぶいいけど、まだ重みがある。それがバンクなのか、自分の体なのか」