『第9回ウィナーズカップ(GII)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:3月22日
3月23日(日) 12R(発走予定16時35分)
古性優作(大阪・100期)
古性優作選手
 (初手は前受けの新山ラインの後ろで)理想の位置が取れたと思います。(後ろの動きは)思ったより来なかったんで、ちょっと想定外ではありましたね。本当に(新山の)ペースだったんで、このまま行ったら自分で行かなアカンなと思ったんですけど、(新山が)カカっちゃうんであんまりほったらかすと。と思ったんですけど、伊藤(颯馬)君がすごくいいタイミングで行って、ちょっとヤバかったですね。そのまま犬伏(湧也)も付いてくると思ったし。松浦(悠士)が後ろ離れてたんで、犬伏のそこにスイッチして外行くかって思ったんですけど、(コースが)空いたんでそこをもう一回、中からまくりに行ったって感じですかね。(自力戦となったが)後ろよりも前の方が分かることも一杯あるんで、やっぱり出力出していかないといけないですし、その時にどの重心でどれくらいの圧をかけるかとか色々考えながら走れるんで修正はしやすいかと思って、自力は。(決勝に向けて)今日体疲れてたんで、しっかり疲労回復して明日に備えたいなって感じですね。(自転車の乗り方に関して)GI(全日本選抜競輪)よりはだいぶマシかなと思いますけど、映像を見てたら思ってるようなフォームではないですね。クールダウンしてしっかり体の使い方を修正してって感じになるかと思います。(決勝は)寺崎の後ろ。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 (準決は)初手の並びがイレギュラーだったんで、深谷さんも(清水裕友を)出させたんだと思います。あとはどこで行くかっていう感じで、動きを見ながら集中して付いていました。前は全くわからなくて、踏み出したところに集中してっていう感じで。昨日、一昨日と良くなかったんですけど、少しは修正できたと思います。(決勝は)自分が前で自力でやります。
新山響平(青森・107期)
新山響平選手
 (準決は前を取って、後ろの動きが)なかったんでラッキーでしたね。なるべく巡航スピードを落とさないように仕掛けにいくようにはしてたんですけど、(伊藤)颯馬がきたんで踏みましたね。(仕掛けてきた犬伏湧也の)なんとなく音が聞こえたような感じがしたんで、踏み直しましたけどいっぱいでしたね。(高橋)築さんがあそこで番手守ってくれたので、僕も2着に残ることができましたね。(3走して)最後いっぱいで顎が上がっちゃっているんで、そこを直したいですね。(決勝に向けては)特にいじるところはないんで、自分でフォームを見直して修正します。(決勝は)自力ですね。
深谷知広(静岡・96期)
深谷知広選手
 (準決は別線の)初手が想定外だったので。誘導も上がって対処できなかったですね。全員が脚を使っていたので、どこかでチャンスはあるかなって思っていました。かなり苦しかったんですけど。(前の動きは)一切見ずに、自分の道を踏んでいきました。(状態はシリーズを通して)変わらずという感じで。内容は良くないですけど、その中で最低限、決勝に乗れたことは良かったです。(決勝は)郡司君に任せます。
寺崎浩平(福井・117期)
寺崎浩平選手
 (準決は)車番が悪かったですし出たとこからって感じで、出させてくれるようなピッチでもなかったですし、無理やりいったらちょっとって感じでしたね。(眞杉が車間を空けていて)それもちょっと苦しかったですし、前に出させてくれるような感じでもなかったので。もうちょっとうまく回れたら1着までいったと思うんですけど、(岩本が車を外に出してスピードが落ちてしまった?)そうですね、はい。良くないですね。(バンクコンディションは)日に日に重く感じますね。初日が1番軽かったですかね。(準決は)ちょっと重く感じますね。連日、内容が悪すぎて良くないですね。勝ち上がったからにはしっかり優勝目指して頑張りますし、明日(決勝)はしっかり内容を求めて走りたいと思います。(決勝に向けては)セッティングはいじらずに、あとは気持ちだけだと思うので、しっかり整えたいと思います。(決勝は)自力で戦います。
村田雅一(兵庫・90期)
村田雅一選手
 キツい…。(準決は)取れた位置から。僕はもう古性に信頼して付いてました。こうなる(後ろからの反撃はなかなか来ない)かなとは思ったんですけど、僕はしっかりまず追走だけ意識してました。いっぱいいっぱいで、どういう状況か分からなかったですけど。(最後は)7番(逃げた新山の番手だった高橋築)だけ見てって感じでした。(全日本選抜に続き決勝進出は)でき過ぎですね。良い自力選手の後ろで走らせてもらってますし、体もおじさんなりにちゃんと調整してるんで。あとはまだまだ脚力が足りないなって感じですね。(決勝に向けては)とりあえずゆっくりします。(決勝は近畿の)3番手をしっかり固めます。
眞杉匠(栃木・113期)
眞杉匠選手
 (準決は前受けして、叩いてきた九州勢を出させて3番手からのレースになったが)切ったところに付いてこないだろうと思っていたので。付いてきたら付いてきた時に考えようと思って、前中団も考えたんですけど、前の方が多分前で回せるかなと思って。(最終ホームから仕掛けたが、踏み上げるのが)ワンテンポ遅かったですね。直線で出切れるような感じでいかないと。外回されちゃったんで。(直線では佐々木眞也が)良い勢いで来ちゃったんで、もう止めないとって感じで。後ろも付いてもらってたんで、2人で3着までには入りたかったんですけど、僕が弱かったです。(直前に)自分で自転車をいじったんですけど、何か練習の感じは良かったんですけど、本番がダメでしたね。(いじったのは)ハンドル周りを。(決勝に向けてまた)じっくり考えます。(決勝は)単騎でやります。
浅井康太(三重・90期)
浅井康太選手
 スタートは取れた位置からでしたけど、スタート勝負にいきました。(纐纈洸翔は)すごい先行力があるなって。レース後に「ジャンで来なかったので駆けました」って言っていたんですけど。佐々木(悠葵)君に行かれたら嫌なのでけん制しながら踏んだ感じです。しゃくられる想定もしながら出ていった感じですね。(深谷の仕掛けは)全く見えていなくて、来るだろうって想定したところで前に踏みました。しっかり体と向き合えていると思います。(決勝は)新山君に付けます。
岩本俊介(千葉・94期)
岩本俊介選手
 (準決は九州勢が切って5番手の位置からとなったが、佐々木)眞也が落ち着いてましたね。一緒になった時点で気合入ってましたから、前でやらして欲しいってことで目が血走ってましたからね。その気合の乗りが眞也のいい仕掛けに繋がったんじゃないかと思います。(外を踏んだことで寺崎のスピードも鈍らせたが)どちらかというと自分は眞杉に食らわないように、ちょっと眞也に差し込みながらコーナーを回った感じだったんですが、それがいい方向に向きましたね。眞也が3着入れば良かったんですけど、またチャンスはあると思うので。(佐々木との連係は)前後は初めてですね、僕が前の時はあるんですけど。でもやっぱ、気合入ってましたね。前で頑張りたいっていう強い気持ちを昨日聞いたので、じゃあしっかり任せますってことで、もう100点満点のレースをしてくれたと思います。(ビッグの決勝は昨年の日本選手権競輪と)ウィナーズはなくて…、共同(通信社杯)はあるのかな。あんま覚えてないですね(笑)。(気持ちの面で)余裕はないんですけど、固くなると僕は力出せなくなっちゃうんで。なんていうか、リラックスしてる風気合入ってるみたいな、そんな感じですね。(自転車は)全くいじらないですね。ちょっと曲がってるんですけどね、前落車して。でもあえてあんまり触ってないです。実はそんなに調子がいいって感じでもないんですけど、重たいなって感じてるんですけど案外そういう時の方がいいのかなって感じもしますね。そんな感じですね今回は。(決勝は)南関の3番手をしっかりと。