防府競輪場を舞台に開催されている「第10回ウィナーズカップ(GII)」は、3月20日に2日目が行われた。メインの「毘沙門天賞」は、栃茨勢が主導権。番手の吉田拓矢が、追い込んで1着。連勝でシリーズ後半に弾みをつけた。また、二次予選では、清水裕友が町田太我とのワンツーで勝ち星を挙げて、地元ファンの期待に応えた。シリーズもいよいよ勝負どころ、3月21日の3日目には、ファイナル進出を巡り、準決の3個レースで熾烈な戦いが繰り広げられる。
ウィナーズカップ開催中の毎日、ウェルカムプレゼントとして、地元選手が「お菓子詰め合わせ」と「ホープ君せんべい」を先着でプレゼント。レジェンド予想会・トークショー、餅まき、オリジナルグッズの販売などの地元選手会ブース、VR競輪4D体験マシン・ふとももライドなどが予定されています。また、3月21日のシリーズ3日目には、「安田大サーカスのクロちゃん・ワンワンニャンニャンの菊地」のお笑いショー、「どりあんず」のお笑いショー・予想会、「"脚男"佐藤茂男」のボディビルダーショー、「日野未来×山原さくら」トークショーも行われます。防府競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
毘沙門天賞 レース経過
郡司浩平、芦澤大輔、寺崎浩平がスタートで出るが、1番車の郡司が正攻法の位置を確保。深谷知広-郡司-佐藤友和、眞杉匠-吉田拓矢-芦澤、寺崎-脇本雄太、嘉永泰斗で周回を重ねる。
後方となった寺崎が早々と上がってきて前団に並び掛けてくるが、深谷は誘導員退避の青板バックから突っ張る。寺崎を退けた深谷に対し、赤板手前から眞杉が猛然と巻き返してくる。スピードに勝った眞杉が出切り、叩かれた深谷は中団、後方に近畿勢と嘉永となる。眞杉の掛かりは強烈で、最終ホーム手前で最後方から嘉永、合わせて寺崎もまくるが車が進まず郡司のけん制を受けて不発に終わる。眞杉との車間を空けて援護していた吉田がゴール前で抜け出して1着。3コーナーからようやく仕掛けた深谷に乗った郡司が中コースを鋭く伸びるも、2分の1輪及ばず2着までだった。
後方となった寺崎が早々と上がってきて前団に並び掛けてくるが、深谷は誘導員退避の青板バックから突っ張る。寺崎を退けた深谷に対し、赤板手前から眞杉が猛然と巻き返してくる。スピードに勝った眞杉が出切り、叩かれた深谷は中団、後方に近畿勢と嘉永となる。眞杉の掛かりは強烈で、最終ホーム手前で最後方から嘉永、合わせて寺崎もまくるが車が進まず郡司のけん制を受けて不発に終わる。眞杉との車間を空けて援護していた吉田がゴール前で抜け出して1着。3コーナーからようやく仕掛けた深谷に乗った郡司が中コースを鋭く伸びるも、2分の1輪及ばず2着までだった。
<6R>

鈴木玄人選手
青板バック過ぎから押さえに出た東矢圭吾と、それを阻む佐々木悠葵で踏み合い。赤板手前で東矢が先頭に立ち、佐々木は3番手に下げる。赤板1コーナー過ぎに7番手から西田優大が仕掛けて、菅原大也も合わせて動く。西田の加速に岩津裕介が遅れ、叩き切った西田の番手には東矢が入り最終周回。4番手で重なった岩津を佐々木がさばく。バック手前から東矢が踏み上げるが、西田が合わせる。佐々木は持ち出すもいっぱいで、鈴木玄人(写真)が4コーナーから追い込む。荒井崇博が西田と東矢の間を伸びるが、鈴木が外を突き抜けた。が、接触した東矢の落車もあり、鈴木の表情は険しい。
「佐々木さんが前で頑張ってくださったんで、もうそれに尽きます。ゴール前で落車が起こってしまったんで、素直には喜べない。けど、結果だけみれば良かった。昨日(初日)は全力で頑張っているのに、なんだかなっていう感じでした。(初日から変えたのは)気持ちの部分だけですね」
東矢を西田の番手に入れてアシストした荒井崇博は、ギリギリまで余力を見極めて踏み込んだ。
「(東矢を西田の番手に)迎え入れて仕掛けてくれたら、(自分は)内か外かでした。外に行きかけて、内に行った。あとは(東矢が)頑張ってくれたら一番良かった。俺のやるべきことは、全部やったかなと。ただ、それで1着を取れてないのが残念ですね」
「佐々木さんが前で頑張ってくださったんで、もうそれに尽きます。ゴール前で落車が起こってしまったんで、素直には喜べない。けど、結果だけみれば良かった。昨日(初日)は全力で頑張っているのに、なんだかなっていう感じでした。(初日から変えたのは)気持ちの部分だけですね」
東矢を西田の番手に入れてアシストした荒井崇博は、ギリギリまで余力を見極めて踏み込んだ。
「(東矢を西田の番手に)迎え入れて仕掛けてくれたら、(自分は)内か外かでした。外に行きかけて、内に行った。あとは(東矢が)頑張ってくれたら一番良かった。俺のやるべきことは、全部やったかなと。ただ、それで1着を取れてないのが残念ですね」
<7R>

河端朋之選手
後ろ中団に位置した山田諒が車を外に外して、後方の石原颯をけん制した状態で青板バックを過ぎると、山田が先に動いて前団を切る。すかさず小林泰正がさらに切りにいくも、山田は突っ張る。そこを石原が一気にカマして打鐘3コーナーから先手を奪取。河端朋之(写真)と2車で出切ったものの、桑原大志は遅れて追走を阻まれ、3番手には新田祐大が切り替えてくる。後方に置かれた小林のまくりは不発で、石原との車間を大きく空けて援護していた河端がゴール前で抜け出した。
「石原君にお任せでした。粘られる可能性もあったので、そのときは石原君が残れるように駆けてくれればと思っていました。どういう形になっても、粘られたとしてもそこで頑張るしかないなって。みんなが警戒して動くなかだったので、石原君は行きやすかったと思います。後ろに新田さんが入ったのがわかったので、できれば来させないようにと思って。でも僕がというよりも、石原君が勝手に力で残ってくれました。いい形でワンツーが決まったと思います。昨日(初日)が内に詰まって、今日が番手回りなので、はっきりと状態はわからないですけど。勝ち上がれているので悪くはないと思います」
石原颯は2着も、1周半以上の距離を踏んで別線をシャットアウト。
「今日は(初手の位置は)後ろらへんからが良かった。先切りに誰かがいくだろうと思っていたので、その動きを見ながら、決着が付いたところから行こうと思っていました。初日が(踏む距離が)長かったので、今日はいいところで、前も決着がついて自分の距離でいけました。新田さんが(合わせて)きたので、河端さんと桑原さんのところで粘られないようにと思っていったけど、ちょっとダメでしたね。(出切ってからは)河端さんが車間を切ってくれて、残してくれた。脚(の状態)はわからないけど、踏み直しも自分なりにはできたのかなと思います。前回の松山よりはいいと思いたいなと。(準決に向けて)しっかりとダウンしたい」
「石原君にお任せでした。粘られる可能性もあったので、そのときは石原君が残れるように駆けてくれればと思っていました。どういう形になっても、粘られたとしてもそこで頑張るしかないなって。みんなが警戒して動くなかだったので、石原君は行きやすかったと思います。後ろに新田さんが入ったのがわかったので、できれば来させないようにと思って。でも僕がというよりも、石原君が勝手に力で残ってくれました。いい形でワンツーが決まったと思います。昨日(初日)が内に詰まって、今日が番手回りなので、はっきりと状態はわからないですけど。勝ち上がれているので悪くはないと思います」
石原颯は2着も、1周半以上の距離を踏んで別線をシャットアウト。
「今日は(初手の位置は)後ろらへんからが良かった。先切りに誰かがいくだろうと思っていたので、その動きを見ながら、決着が付いたところから行こうと思っていました。初日が(踏む距離が)長かったので、今日はいいところで、前も決着がついて自分の距離でいけました。新田さんが(合わせて)きたので、河端さんと桑原さんのところで粘られないようにと思っていったけど、ちょっとダメでしたね。(出切ってからは)河端さんが車間を切ってくれて、残してくれた。脚(の状態)はわからないけど、踏み直しも自分なりにはできたのかなと思います。前回の松山よりはいいと思いたいなと。(準決に向けて)しっかりとダウンしたい」
<8R>

清水裕友選手
人気の中四国勢が、前団に構える。誘導との車間を空けた町田太我は、阿部英斗を突っ張るが、阿部が強引に青板4コーナーで出る。しかしながら、園田匠が離れて、町田は園田の追い上げに合わせて、赤板過ぎに番手からスパート。2コーナーで中四国の3車が出切り、打鐘では4番手に篠田幸希が入るも内から阿部も盛り返す。最終ホーム手前で篠田がまくり、清水裕友(写真)がブロック。篠田は番手、3番手付近でへばりつくも2センターまで。逃げる町田を地元の清水がきっちりと差し切って、車単は190円の1番人気。
「町田君が強かったですね。阿部君が切ったところを強引に行ってくれた。(阿部に離れた)園田さんも追い上げてきていたので難しかったですけど、すかさず(町田)太我が行ってくれましたね。(町田は)すごい掛かっていたと思います。難しいタイミングだったけど、久米(康平)さんもうまく付いてきてくれたし、ひと安心しました。(自分は)余裕があったし、調子は悪くないです」
久米が3着に入り、ラインでの上位独占をメイクした町田太我は先行策で2着。
「今日(2日目)は前を取って突っ張るつもりでいましたけど、(阿部が)行く気がすごかったので、いったん出させてからという形になりました。(踏んだ感じは)最近のなかではいい方だと思います。(花粉症で)ノドが痛かったりするけど、明日(3日目)も一生懸命頑張りたいです」
「町田君が強かったですね。阿部君が切ったところを強引に行ってくれた。(阿部に離れた)園田さんも追い上げてきていたので難しかったですけど、すかさず(町田)太我が行ってくれましたね。(町田は)すごい掛かっていたと思います。難しいタイミングだったけど、久米(康平)さんもうまく付いてきてくれたし、ひと安心しました。(自分は)余裕があったし、調子は悪くないです」
久米が3着に入り、ラインでの上位独占をメイクした町田太我は先行策で2着。
「今日(2日目)は前を取って突っ張るつもりでいましたけど、(阿部が)行く気がすごかったので、いったん出させてからという形になりました。(踏んだ感じは)最近のなかではいい方だと思います。(花粉症で)ノドが痛かったりするけど、明日(3日目)も一生懸命頑張りたいです」
<9R>

吉田有希選手
近畿コンビが青板3コーナーで飛び出して、吉田有希(写真)は3番手に収まる。山崎歩夢は、一本棒の7番手から赤板手前で仕掛ける。2コーナー過ぎに山崎が主導権を奪い、遅れながらも3番手の山賀雅仁も続く。4番手の谷和也は車間が空いて、吉田は6番手から最終ホーム手前で発進。逃げる山崎の番手で阿部拓真がけん制した上を、吉田が3コーナーでまくり切る。関東勢を追いかけた山口拳矢が直線で迫るが、吉田が後続を退けた。
「(赤板の)ホームでは(仕掛けて)行っても良かったけど、谷さんが(山崎を)消耗させていた。(自分は)終始、余裕があった。谷さんがキツそうだったんで、(打鐘)4コーナーで踏んでいけば、吸い込まれるところがあるかなと。あれで行けなければ自分の力不足だし、行けたら自分の自転車と体が合っているのかなって。(初日を走る前に)自転車をいじって、昨日(初日)はまだ慣れていないところがあった。サドル、ハンドルを兄貴(拓矢)に乗ってもらって、ほんの少しだけいじった。(セッティングは)兄貴がオーケーって言ったら、これでオーケーなんで。決勝に(兄弟)2人で上がって連係できればいい。見ている側もおもしろいと思うし、(自分が兄弟連係を目標にしているのは)選手に受かった時からですね」
一次予選での佐々木悠葵に続いてライン決着の鈴木竜士だが、連続2着にはこう振り返った。
「(吉田の仕掛けは)行ってくれって思ったタイミングで行ってくれて、仕掛けどころはすごく良かった。アベタク(阿部)のけん制もあってどうかなって思ったけど、(吉田)有希が乗り越えてくれた。今日(2日目)、抜けてないんで、(自分の調子は)あんまり良くないのかなと。ゴール線までが、自分の感覚とすごいズレている。昨日の分の修正ができていない」
「(赤板の)ホームでは(仕掛けて)行っても良かったけど、谷さんが(山崎を)消耗させていた。(自分は)終始、余裕があった。谷さんがキツそうだったんで、(打鐘)4コーナーで踏んでいけば、吸い込まれるところがあるかなと。あれで行けなければ自分の力不足だし、行けたら自分の自転車と体が合っているのかなって。(初日を走る前に)自転車をいじって、昨日(初日)はまだ慣れていないところがあった。サドル、ハンドルを兄貴(拓矢)に乗ってもらって、ほんの少しだけいじった。(セッティングは)兄貴がオーケーって言ったら、これでオーケーなんで。決勝に(兄弟)2人で上がって連係できればいい。見ている側もおもしろいと思うし、(自分が兄弟連係を目標にしているのは)選手に受かった時からですね」
一次予選での佐々木悠葵に続いてライン決着の鈴木竜士だが、連続2着にはこう振り返った。
「(吉田の仕掛けは)行ってくれって思ったタイミングで行ってくれて、仕掛けどころはすごく良かった。アベタク(阿部)のけん制もあってどうかなって思ったけど、(吉田)有希が乗り越えてくれた。今日(2日目)、抜けてないんで、(自分の調子は)あんまり良くないのかなと。ゴール線までが、自分の感覚とすごいズレている。昨日の分の修正ができていない」
<10R>

山崎賢人選手
切って、切ってで、出入りの激しいレースに。山崎賢人(写真)、菅田壱道の順で動いた上を、中釜章成が叩くが、前受けから後方まで下げた菊池岳仁がすぐさま巻き返す。中釜の抵抗をねじ伏せて菊池が出切るも、そこを山崎が一気にカマして最終ホーム手前で最終主導権。山崎のダッシュに塚本大樹は離れ、菊池が番手にハマり込むが、菊池も山崎との車間が大きく空いてしまう。そのまま山崎がセーフティーリードを保って完勝した。
「初手の位置はスタート次第なので全て(の位置を)考えながらでした。(切りにいくときに)菊池君がすんなり引いてくれて、流れができるかなと思っていました。今日(2日目)の展開はたまたまですね。(出切ったあとに)菊池君がハマったのは見えていました。(状態としては)初日とあまり変わらずで、悪くはないって感じですね。(準決に向けては)ケアをして臨みたい」
内でしぶとく抵抗する中釜をキメにいく動きで、菊池は山崎に遅れてしまい脚力を消耗。前で落車もありながら、後方から鋭くまくり上げた菅田壱道が2着まで届いた。
「自分以外が先行意欲ある若い選手たちなので、流れ待ちかなと。(スタートで)あの位置(後ろ中団)を星野(洋輝)君が取ってくれた。後ろ攻めにならず、出たところから勝負しようとは思っていました。しっかり切れば、誰かが仕掛けてきて、先行態勢に入るだろうと。中釜君が仕掛けてきたので、そのラインの後ろを確保して、別線の動きを見極めて仕掛けようと思っていました。山崎君がひとりでいって、そこにスイッチかなと思ったけど、塚本君も追い上げてきていたので、ワンテンポ遅れました。あのなかで自分だけがほぼ脚を使っていなかったので、みんなモガき合っていたし、行けるところまで仕掛けようと。(結果的に)落車があったし、しっかりと外を踏んでよかったです。反省があるとすれば、ホームで(山崎への)スイッチのところですね」
「初手の位置はスタート次第なので全て(の位置を)考えながらでした。(切りにいくときに)菊池君がすんなり引いてくれて、流れができるかなと思っていました。今日(2日目)の展開はたまたまですね。(出切ったあとに)菊池君がハマったのは見えていました。(状態としては)初日とあまり変わらずで、悪くはないって感じですね。(準決に向けては)ケアをして臨みたい」
内でしぶとく抵抗する中釜をキメにいく動きで、菊池は山崎に遅れてしまい脚力を消耗。前で落車もありながら、後方から鋭くまくり上げた菅田壱道が2着まで届いた。
「自分以外が先行意欲ある若い選手たちなので、流れ待ちかなと。(スタートで)あの位置(後ろ中団)を星野(洋輝)君が取ってくれた。後ろ攻めにならず、出たところから勝負しようとは思っていました。しっかり切れば、誰かが仕掛けてきて、先行態勢に入るだろうと。中釜君が仕掛けてきたので、そのラインの後ろを確保して、別線の動きを見極めて仕掛けようと思っていました。山崎君がひとりでいって、そこにスイッチかなと思ったけど、塚本君も追い上げてきていたので、ワンテンポ遅れました。あのなかで自分だけがほぼ脚を使っていなかったので、みんなモガき合っていたし、行けるところまで仕掛けようと。(結果的に)落車があったし、しっかりと外を踏んでよかったです。反省があるとすれば、ホームで(山崎への)スイッチのところですね」
<11R>

古性優作選手
青柳靖起、塩島嵩一朗の順番で動いて、赤板手前で先頭に立った塩島が先行態勢を取る。古性優作(写真)は5番手になり、8番手の小原佑太が、1センターから仕掛ける。塩島も踏み上げて、そのまま駆ける。打鐘3コーナー過ぎに3番手の青柳を通過した小原は、最終1コーナーで塩島に並ぶ。成田和也を簗田一輝が張って2コーナーであおりがあったが、その外を古性がまくる。バック過ぎに古性が前団をとらえて、稲川翔まで出切る。上田国広はさばかれ、3番手以下が離れる。大阪両者でのマッチレースは、古性が1車身の差を保ったままゴール。
「(周回中は2番目のラインの)あそこが取れたらいいなと思っていた。二次予選なので、もっと長い距離を勝負できてたら良かったが、(展開的に踏む)距離が短かった。それで上田さんも付き切れなかったと。(最終2コーナーのあおりを)乗り越えられる感覚はあったけど、スピードが死んで再度踏み上げる形になってしんどかった。(状態は)初日の方が良かった」
古性の俊敏な動きになんとか対応した稲川翔は、こう振り返る。
「(古性)優作の動きだけ見ていた。しっかり追走して、優作と上田さんとゴール前勝負をする意識で走っていた。(最終)2コーナーでけん制された時に、スピードが緩んで踏み直したところは苦しくて、一瞬ヤバいシーンがあった。なんとか食らいついた感じです。その分、(古性を)抜ける感じはなかった」
「(周回中は2番目のラインの)あそこが取れたらいいなと思っていた。二次予選なので、もっと長い距離を勝負できてたら良かったが、(展開的に踏む)距離が短かった。それで上田さんも付き切れなかったと。(最終2コーナーのあおりを)乗り越えられる感覚はあったけど、スピードが死んで再度踏み上げる形になってしんどかった。(状態は)初日の方が良かった」
古性の俊敏な動きになんとか対応した稲川翔は、こう振り返る。
「(古性)優作の動きだけ見ていた。しっかり追走して、優作と上田さんとゴール前勝負をする意識で走っていた。(最終)2コーナーでけん制された時に、スピードが緩んで踏み直したところは苦しくて、一瞬ヤバいシーンがあった。なんとか食らいついた感じです。その分、(古性を)抜ける感じはなかった」
<12R>

吉田拓矢選手
早めに前受けの深谷知広に並んだ寺崎浩平が、青板バック過ぎに切りに動く。が、深谷は出させず突っ張る。そのタイミングを狙っていたように、眞杉匠が仕掛ける。赤板1コーナーで眞杉が先頭に出て、栃茨3車で主導権。深谷は4番手で立て直し、寺崎は7番手、単騎の嘉永泰斗は一本棒の9番手で打鐘を通過する。嘉永が4コーナーから反撃に出て、合わせるように最終ホームから寺崎が出る。しかしながら、寺崎はなかなか進まない。逃げる眞杉の番手で吉田拓矢(写真)は、大きく車間をとる。深谷がバックからまくりを打ち、吉田は詰めながら追い込む。直線で強襲した郡司浩平を退けた吉田が連勝。
「(周回中は)理想は中団からで、(眞杉は)切ったところで行くって感じだった。(結果的には深谷が突っ張って、寺崎は切れずだったが)眞杉がいいレースをしてくれた。眞杉はフカしていたけど、掛かっていましたね。(自分は)終始、余裕があったので、もうちょっとうまくできたのかなと。(自転車のセッティングを)いじって、それがいい方向にいってくれたかなと。今日(2日目)の感触が良かったので、(準決も)このまま臨めれば」
深谷が中団を確保して、後ろの郡司浩平は抜かりのない立ち回り。最終2コーナーで寺崎をけん制して、深谷の仕掛けを待つ。最後は深谷のスピードを判断して、中のコースをシャープに伸びた。
「(深谷が寺崎を)突っ張るのか、どうするかだった。(深谷が)突っ張って流したところを眞杉が来るのも想定内だった。4番手を取って、深谷さんがラインとして勝機のある位置を取ってくれた。それでチャンスがあった。(自分は)もう少し伸びてもいいかなっていうのがある。昨日(初日)、今日、風というより、路面が重い感じがする。なんとか修正できればいいけど。前回の大垣よりは、上がっている感じがある」
4番手からまくった深谷知広は、最終2センター付近で止まった感もあったが直線でもう一度伸びた。
「(寺崎を)出させたらキツいなって思った。(そのあとに眞杉が)想定よりも早く来たので、出させて中団からになりました。(最終)ホームで行くべきタイミングではあった。そこで行けなかった反省点はあります。(自転車のセッティングを)全体的にいじったけど、先行してないので(感触は)わからない。(このあとセッティングを変えるにしても)気持ち程度の調整だと思います。今日(2日目)、(仕掛けて)行くべきところで行けてないので、(準決に向けて)しっかりと準備して考えたい」
「(周回中は)理想は中団からで、(眞杉は)切ったところで行くって感じだった。(結果的には深谷が突っ張って、寺崎は切れずだったが)眞杉がいいレースをしてくれた。眞杉はフカしていたけど、掛かっていましたね。(自分は)終始、余裕があったので、もうちょっとうまくできたのかなと。(自転車のセッティングを)いじって、それがいい方向にいってくれたかなと。今日(2日目)の感触が良かったので、(準決も)このまま臨めれば」
深谷が中団を確保して、後ろの郡司浩平は抜かりのない立ち回り。最終2コーナーで寺崎をけん制して、深谷の仕掛けを待つ。最後は深谷のスピードを判断して、中のコースをシャープに伸びた。
「(深谷が寺崎を)突っ張るのか、どうするかだった。(深谷が)突っ張って流したところを眞杉が来るのも想定内だった。4番手を取って、深谷さんがラインとして勝機のある位置を取ってくれた。それでチャンスがあった。(自分は)もう少し伸びてもいいかなっていうのがある。昨日(初日)、今日、風というより、路面が重い感じがする。なんとか修正できればいいけど。前回の大垣よりは、上がっている感じがある」
4番手からまくった深谷知広は、最終2センター付近で止まった感もあったが直線でもう一度伸びた。
「(寺崎を)出させたらキツいなって思った。(そのあとに眞杉が)想定よりも早く来たので、出させて中団からになりました。(最終)ホームで行くべきタイミングではあった。そこで行けなかった反省点はあります。(自転車のセッティングを)全体的にいじったけど、先行してないので(感触は)わからない。(このあとセッティングを変えるにしても)気持ち程度の調整だと思います。今日(2日目)、(仕掛けて)行くべきところで行けてないので、(準決に向けて)しっかりと準備して考えたい」