『第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)レポート』 スタールビー賞共同インタビュー

配信日:2月23日
2月24日(金) 12R(発走予定16時30分)
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手
 (作戦は)特に前中団を取る気はなかったんですけど、坂井(洋)君のラインが前を取った時に他のラインがけん制してしまった。それで欲しくない位置でしたけど、その位置を取らざるを得ないなって感じでした。(仕掛けのタイミングは)他のラインの動き次第っていうのはあったんですけど、誰か押さえに来るかなっていう風に思っていたら押さえに来なかったので正直迷ったところはありました。(踏み込んだ感触は)良くもなく、悪くもなくって感じですね。(腰の状態は)練習した感じは痛みはなかったんですけど、やっぱり今日(初日)レース走って痛みは出ているなって感覚なので、まあ1着取れている以上は現状維持でしっかり残りの3日間頑張りたいなと思います。(スタールビー賞は)自力でいつも通り頑張ります。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 (深谷が)3車の強みを生かして行けるところから行ってくれると思っていたので。(前が踏み合いになっていたが)いいタイミングで行ってくれました。余裕はあったので決まったかなって思ったんですけど、古性君が見えて、無駄に反応しすぎてしまって隙を突かれてしまいました。自分の技量不足ですね。余計な動きはしちゃいけないって思ってはいたんですけど。踏み出しにも余裕を持って出切ってからも感触は良かったんですけど。ただ技量がなかったです。(スタールビー賞は)僕が前でやります。
新山響平(青森・107期)
新山響平選手
 (作戦は)あんまり前は取りたくなくて脇本さんに取らせたかったんですけど、まあ結果は中団は取らせられたのでそこは良かったかなと思います。みんなそういう作戦を立てるとは思いました。(自分の仕掛けは)タイミングも良く踏み込みも悪くなかったので、あれで行かれたら力負けですね。(感触は)疲れとかは抜けているのでいい感じなんですけど、チェーンを換えてそのチェーンが自転車と合っていない感じがするので調整します。(スタールビー賞は)自力で、慎太郎さんの前で頑張ります。
眞杉匠(栃木・113期)
眞杉匠選手
 (初手は)後ろを考えてなかったんで油断してました。自分の距離で行こうと思ったんですけど、(新田祐大が)カマしてきたのが見えてスピードが違ってたので一旦考えました。先行するつもりだったんですけど、タイミングがちょっと早くて合わせ切れなくなっちゃったので引いて何とか頑張りました。体の感じはいいんですけど、3車(のライン)を生かし切れなかったのでそこは反省点です。前よりは臨機応変に対応できているのかなと思います。ただ、前回もそうなんですけど、最近は全然風を切れていないのでそこはちょっと修正点です。脚の感触とかはいいと思います。(スタールビー賞は)自力で戦います。
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 見たいところだったと思うんですけど、(新田祐大が)思い切りよく行ってくれて、それに付け切れているんで大分状態もいいんじゃないかと思うんですけど。それもそうなんですけど、(自分の成績は)新田の仕掛けが一番。(あのタイミングで新田が仕掛けたのは想定外?)500バンクの1コーナーですから、一番行きにくいところですよね。そしてまた付きにくいところだと思うんで佐藤慎太郎すごいなと自分で。(上っていく)1コーナーですからね、分かるでしょう。ただもうちょっと車間を切るなり、眞杉を少し持っていくなりしなきゃといけないところではあったんで。新田の後ろなんで、付け切って安心してしまう部分というのがあるんで、そこは今後の課題かなと思います。(眞杉が真後ろにいて)それも踏まえて車間を空けなきゃいけなかったんじゃないかなと思います。(調子は戻ってる?)いいトレーニングができてるんで。練習さえできれば良くなっていくんじゃないかなと思っています。(スタールビー賞は)僕がとやかく言う選手ではないし、新山君に任せます。
三谷竜生(奈良・101期)
三谷竜生選手
 (スタートは前中団からとなったことは)ちょっと様子見て、取れた所からって感じだったんで。(脇本の仕掛けは)前もペース上がっていましたし、その上を仕掛けてくれました。(脇本は)強いですし、まあ離れるって感じはなかったんですけど最後まで伸びていたのでなかなか車が進まなかったですね。(自分の感触は)調子いいですし、頑張りたいですね。(2日目に向けて)クールダウンをしっかりして明日に備えて、ラインで決められるように頑張りたいですね。(スタールビーは)近畿3番手を回ります。
深谷知広(静岡・96期)
深谷知広選手
 (打鐘手前で古性に追い上げられたが)あそこは引いてすぐに立て直そうと思いました。(吉田拓矢と小松崎大地で踏み合いとなっていたが)決着を見極めて行こうと。落ち着いて踏めたと思います。きれいに出切れたので、あとは乱さないようにキープできるように。しっかりと踏み込めていたと思いますし最低限(今の状態を)キープしていってさらに上げていければ。(スタールビー賞は)郡司君の後ろ。
吉澤純平(茨城・101期)
吉澤純平選手
 (山田庸平にからまれていたが)粘られるのはある程度想定していたので、自分はそこをしのいでって感じだったんですけど。(想定内?)あのペースなら粘るなと思って準備はしてたんですけど。(競り勝って直線も中を割って伸びたが)間はちょっと怖さもあったんで、あまり思い切りは踏めなかったんですけど進んではくれたと思います。思い切りは踏めなかったですね、様子見ながら。佐藤さんに当たったら、間(コース)が狭かったんで落ちる感じはちょっとあったんで。まあ、中を割ったこともあまりないのでそこは。半信半疑で行く感じだったので。どっちか迷ってたんですけど、眞杉が4コーナー過ぎに踏んだんでもう外は間に合わないなと思って、一か八か内だったんですけど。(1走した感触は)眞杉君の踏み出しにしっかり。粘られてはいたんですけど自分の方が先に踏めてたと思ったので。あとは肩1個出てたのでそこを集中してたのでいいとは思います。自力じゃないので何とも言えないところはありますけど、今日(初日)は何とかしのげてるのでいいと思います。(特に修正するところはない?)練習は(吉田)有希とか(吉田)拓矢とやって。やってるメンバーが一緒にGIを走っているメンバーなんで。不安のないままなんですけど。(スタールビー賞も)眞杉君に付けます。
古性優作(大阪・100期)
古性優作選手
 (初手で)あの並びは考えていなかったので、周回中に考えました。(深谷の外に追い上げたが)引かなかったらラッキーだなって。でも引いたのでやばいなって。(そのあとは)しっかり走れたと思います。進みは悪くなかったと思うんですけど、バンクの特性なのかちょっとあれでしたね。スピード負けしている感じだったので、和田(真久留)さんのスピードを殺してからと思って。あそこ(郡司と深谷の間)を行くことは考えていなかったんですけど空いたので。(スタールビー賞は)脇本さんの番手。