25年のGI戦線が開幕。大阪・関西万博協賛「第40回読売新聞社杯・全日本選抜競輪(GI)」が、今年は豊橋競輪場を舞台に2月21日から始まる。2年連続でMVPに輝いた古性優作ら今年のS級S班をはじめ、輪界のトップ選手が4日間のシリーズを熱くする。年末の大一番「KEIRINグランプリ2025(GP)」の出場権を一番に手にするのは誰か。シリーズは、初日から目が離せない。前検日の2月20日は、今年最初のGIに備えてバンクで感触を確かめるなど、選手それぞれが入念な調整を行った。
GIシリーズは開催中の毎日、先着入場サービス(初日はピレーネを300人)、選手会愛知支部ステージ、キッチンカーの出店、豊競予想劇場などが予定されています。また、2月21日の初日には、パチンコライター「河原みのり」の必勝予想会、「豊橋市消防音楽隊」の演奏ステージも行われます。豊橋競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
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伊藤颯馬選手
昨年の静岡のグランプリシリーズのFIを優勝して24年を締めた伊藤颯馬(写真)は、前回の松山FIを721着。高知FIに次いで、早くも今年2度目の優勝を遂げた。
「(前回のあとは)いつも通り普通にやってきました。(昨年12月から前回の松山まで4Vで)流れでラッキーしているだけですね。それでも優勝しきれているのは、いいことだと思います。自転車は進むけど、調子の上げ下げもあるかんじです」
前回の松阪記念が1カ月以上ぶりの実戦だった山田庸平は、7422着の準Vで上々の戦績。しかしながら、その後はコンディションが整わず、ここまで3週間以上空いた。
「松阪記念が終わって体調を崩してしまって、(静岡FIを)休みました。直前は体調を戻すのでいっぱいでしたね。(昨年の競輪祭が終わってから練習メニューを変えていたが)いい部分もあったり、悪い部分もあったので、そこをふまえてメニューを変えて練習してきました。(具体的には)回転練習をそこまでしないで、ペダリングをしっかり意識してやってきた。それがどう出るかですね」
「(前回のあとは)いつも通り普通にやってきました。(昨年12月から前回の松山まで4Vで)流れでラッキーしているだけですね。それでも優勝しきれているのは、いいことだと思います。自転車は進むけど、調子の上げ下げもあるかんじです」
前回の松阪記念が1カ月以上ぶりの実戦だった山田庸平は、7422着の準Vで上々の戦績。しかしながら、その後はコンディションが整わず、ここまで3週間以上空いた。
「松阪記念が終わって体調を崩してしまって、(静岡FIを)休みました。直前は体調を戻すのでいっぱいでしたね。(昨年の競輪祭が終わってから練習メニューを変えていたが)いい部分もあったり、悪い部分もあったので、そこをふまえてメニューを変えて練習してきました。(具体的には)回転練習をそこまでしないで、ペダリングをしっかり意識してやってきた。それがどう出るかですね」
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森田優弥選手
直近の2場所の6走で5勝の固め打ち。近況は勝ち星を量産している森田優弥(写真)が、順調なステップで今年初めてのGIを迎える。
「(前回の)宇都宮と変わらず(状態は)普通です。(そのあとは)街道とバンクで練習して、ケアもしっかりしてきた。GIに向けてやってきました。(初日は)いつも通り自力で頑張ります」
初GIだった昨年8月のオールスターは3走で終えた道場晃規は、半年以上の期間を経て2度目の大舞台。前回の奈良記念で決勝に進んで、流れも悪くない。
「去年一度、オールスターで(GIを)経験しているので、その時よりは浮足立つことなく走れると思います。前回の奈良が終わってからは、ここに向けていいモチベーションを保ったまま練習してこられたので、状態はいいと思います」
「(前回の)宇都宮と変わらず(状態は)普通です。(そのあとは)街道とバンクで練習して、ケアもしっかりしてきた。GIに向けてやってきました。(初日は)いつも通り自力で頑張ります」
初GIだった昨年8月のオールスターは3走で終えた道場晃規は、半年以上の期間を経て2度目の大舞台。前回の奈良記念で決勝に進んで、流れも悪くない。
「去年一度、オールスターで(GIを)経験しているので、その時よりは浮足立つことなく走れると思います。前回の奈良が終わってからは、ここに向けていいモチベーションを保ったまま練習してこられたので、状態はいいと思います」
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佐々木悠葵選手
佐々木悠葵(写真)は、昨年12月の地元、前橋FIから4場所連続で優出中。大宮記念の優勝を含めて、3場所がGIIIだけに価値がある。
「(近況の成績は)前の力もあって(決勝に)上がれているなっていう感じです。変わらずにきているなと思います。今回から新車にするけど、練習ではずっと乗っていた。それでこっちの方がいいんじゃないかと。(前回のあとは)あんまり疲れすぎないように、ほど良い感じでやってきました」
前回の奈良記念は5254着。フレームを試行錯誤しながらの小原太樹の感触は、悪くなさそうだ。
「(昨年12月)静岡、(今年1月)川崎とタテ型のフレームで臨んで、前回の奈良は追走を意識した追い込み仕様のフレームに換えたら良くなかった。それで今回から、またタテ型仕様に戻します。こっちのフレームの方が流れてくれますし、GIは展開も早くなるので流れに対応できるようにと。直前に練習で乗った感触も良かったですし、タイムも良かった」
「(近況の成績は)前の力もあって(決勝に)上がれているなっていう感じです。変わらずにきているなと思います。今回から新車にするけど、練習ではずっと乗っていた。それでこっちの方がいいんじゃないかと。(前回のあとは)あんまり疲れすぎないように、ほど良い感じでやってきました」
前回の奈良記念は5254着。フレームを試行錯誤しながらの小原太樹の感触は、悪くなさそうだ。
「(昨年12月)静岡、(今年1月)川崎とタテ型のフレームで臨んで、前回の奈良は追走を意識した追い込み仕様のフレームに換えたら良くなかった。それで今回から、またタテ型仕様に戻します。こっちのフレームの方が流れてくれますし、GIは展開も早くなるので流れに対応できるようにと。直前に練習で乗った感触も良かったですし、タイムも良かった」
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小林泰正選手
小林泰正(写真)は、前回の奈良記念では初日特選と最終日で2勝をマーク。昨年は日本選手権、高松宮記念杯と2度のGI優出でステップを踏んでいて、ここも力が入る。
「(前回は)二次予選で(武田亮と)連結を外してしまった以外、体の調子は良かったと思います。番手だと番手まくりばっかりになってしまっているので、しっかり番手でもと思っています。(前回のあとは前橋の)ドームが使えたんで、佐々木(悠葵)としっかり追い込んで、そのあとは調整できた。去年は大きいレース(の決勝)を走って、もっと脚力が必要だなと。去年よりいい成績を残したい」
近況は3場所前の熊本FIを311着で優勝。前々回の高松記念では一、二次予選を連勝。前回の宇都宮FIを優出と高いレベルで安定している伊藤旭は、慎重にこう口を開く。
「状態的には悪くないと思うんですけど、結果的には良かったり悪かったりですね。(いまの自分に必要なのは)仕掛ける勇気ですね。GIは流れが速いですし、ここっていうところを逃してしまうと終わってしまう。流れを殺さずにしっかりと仕掛けられるように頑張ります」
「(前回は)二次予選で(武田亮と)連結を外してしまった以外、体の調子は良かったと思います。番手だと番手まくりばっかりになってしまっているので、しっかり番手でもと思っています。(前回のあとは前橋の)ドームが使えたんで、佐々木(悠葵)としっかり追い込んで、そのあとは調整できた。去年は大きいレース(の決勝)を走って、もっと脚力が必要だなと。去年よりいい成績を残したい」
近況は3場所前の熊本FIを311着で優勝。前々回の高松記念では一、二次予選を連勝。前回の宇都宮FIを優出と高いレベルで安定している伊藤旭は、慎重にこう口を開く。
「状態的には悪くないと思うんですけど、結果的には良かったり悪かったりですね。(いまの自分に必要なのは)仕掛ける勇気ですね。GIは流れが速いですし、ここっていうところを逃してしまうと終わってしまう。流れを殺さずにしっかりと仕掛けられるように頑張ります」
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小原佑太選手
ナショナルチームの沖縄合宿直後だった前回の松阪記念を2241着の小原佑太(写真)は、成績面以上の内容で存在感をアピールした。
「(前回は)決勝には乗れなかったけど、しっかりと自分のレースはできたかなと。(追い込みで勝った)最終日もできれば先行したかったけど、流れ的に難しかった。(以前の胸椎ヘルニアに関しては)競走に関してはまったく問題なく走れていると思います」
三谷竜生は、前回の奈良記念を4145着。地元で決勝進出を逃して、今シリーズに期するところもあるだろう。
「地元記念は残念でしたけど、地元記念と今回に向けて練習をやってきているので、ここでしっかり(結果を)出したいですね。地元記念は仕上げていったつもりでしたけど、地元記念で気持ちにも体にも刺激が入った。それで感覚的にもグッと上がってくる。正直、今回の方が良くなっていると思うので楽しみですね」
「(前回は)決勝には乗れなかったけど、しっかりと自分のレースはできたかなと。(追い込みで勝った)最終日もできれば先行したかったけど、流れ的に難しかった。(以前の胸椎ヘルニアに関しては)競走に関してはまったく問題なく走れていると思います」
三谷竜生は、前回の奈良記念を4145着。地元で決勝進出を逃して、今シリーズに期するところもあるだろう。
「地元記念は残念でしたけど、地元記念と今回に向けて練習をやってきているので、ここでしっかり(結果を)出したいですね。地元記念は仕上げていったつもりでしたけど、地元記念で気持ちにも体にも刺激が入った。それで感覚的にもグッと上がってくる。正直、今回の方が良くなっていると思うので楽しみですね」
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山口拳矢選手
S級S班の昨年は落車でシリーズが終わった山口拳矢(写真)だったが、年が明けると立川で記念を優勝。続く久留米FIでもV奪取して、前回の大宮FIは優出した。
「立川(記念)は自分の実力っていうより、ラインの力で勝たせてもらった。(ただ今年2Vで)結果が良くて、気持ちの面ではわりと楽になった。(昨年がS級S班だったのでFIでの7車立てが)久々で初日は緊張した。2場所FIを走ってわりと走れているかなと。(ここに向けて)調子も上がってきている感じがあります」
吉田有希は、前回の静岡記念を4911着。二次予選敗退も後半を連勝してムードは悪くない。
「前回は2日目までパッとしなかったんですけど。芦澤(辰弘)さんと3日目が一緒だった。いつもキッカケというか、気持ちが入る。結果もそうですけど、いい走りができたと思います。最終日も良かったですし、自転車も3日目から戻したのもあって感覚も良かったので、今回につなげられたと思います。豊橋はだいぶ前(21年11月)に1回だけ走ったことがあるんですけど、坂井(洋)さんを振り切って完全優勝できたのでイメージはいいですね」
「立川(記念)は自分の実力っていうより、ラインの力で勝たせてもらった。(ただ今年2Vで)結果が良くて、気持ちの面ではわりと楽になった。(昨年がS級S班だったのでFIでの7車立てが)久々で初日は緊張した。2場所FIを走ってわりと走れているかなと。(ここに向けて)調子も上がってきている感じがあります」
吉田有希は、前回の静岡記念を4911着。二次予選敗退も後半を連勝してムードは悪くない。
「前回は2日目までパッとしなかったんですけど。芦澤(辰弘)さんと3日目が一緒だった。いつもキッカケというか、気持ちが入る。結果もそうですけど、いい走りができたと思います。最終日も良かったですし、自転車も3日目から戻したのもあって感覚も良かったので、今回につなげられたと思います。豊橋はだいぶ前(21年11月)に1回だけ走ったことがあるんですけど、坂井(洋)さんを振り切って完全優勝できたのでイメージはいいですね」
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河端朋之選手
前回の静岡記念でも決勝にコマを進めた河端朋之(写真)は、ラインの選手に感謝しながら、現状をこう打ち明ける。
「(前回のあとは)とくに変わりないけど、腰があんまり良くなくて緩めの練習かなと。(近況は)成績がいいけど、体の調子があんまり良くない。レースの流れだったり、僕の前で頑張ってくれる選手がいるからですね。思ったようなトレーニングが詰めてないので、そういう不安はあります」
河端と同じく前回の静岡記念から中3日の後藤大輝は、タイトなスケジュールに不安を抱えるものの一次予選に集中する。
「前回が終わってから中3日ですし、ちょっと調整が難しかったですね。正直、1週間くらいは欲しかったですね。(昨年はオールスター、寬仁親王牌でGIを2回走ったが)オールスターは1走目にライン3人で決められましたし、あの時はいいレースができました。今回も落ち着いてしっかり自分のレースができるように。河端さんとは何度か対戦していますけど、もちろん強いですし警戒しながら組み立てたいです」
「(前回のあとは)とくに変わりないけど、腰があんまり良くなくて緩めの練習かなと。(近況は)成績がいいけど、体の調子があんまり良くない。レースの流れだったり、僕の前で頑張ってくれる選手がいるからですね。思ったようなトレーニングが詰めてないので、そういう不安はあります」
河端と同じく前回の静岡記念から中3日の後藤大輝は、タイトなスケジュールに不安を抱えるものの一次予選に集中する。
「前回が終わってから中3日ですし、ちょっと調整が難しかったですね。正直、1週間くらいは欲しかったですね。(昨年はオールスター、寬仁親王牌でGIを2回走ったが)オールスターは1走目にライン3人で決められましたし、あの時はいいレースができました。今回も落ち着いてしっかり自分のレースができるように。河端さんとは何度か対戦していますけど、もちろん強いですし警戒しながら組み立てたいです」
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坂井洋選手
1月はあっ旋のなかった坂井洋(写真)にとっては、前回の静岡記念が25年の初場所。シリーズのすべてが番手だっただけに、ラインの先頭は初日が今年初めてになる。
「(前回は久々だったので)レース勘がちょっと鈍っているなっていうのがありました。(1月に扁桃腺の手術をして、その影響は)ほぼほぼないです。(前回のあとの)練習の感じも良かったです」
取鳥雄吾は、昨年12月から4場所連続で優出中。優勝にこそつなげられていないが、質の高い走りは大舞台にも必ずや結実することだろう。
「(今年に入り3場所走り終えて)自分のレースはできていると思うんで、悪くないですね。前回が終わってここまではしっかり追い込む時は追い込んで、(疲れを)抜く時はしっかり抜いてっていう感じでやってこられました。GIなんで気合は勝手に入りますし、あとは空回りしないように」
「(前回は久々だったので)レース勘がちょっと鈍っているなっていうのがありました。(1月に扁桃腺の手術をして、その影響は)ほぼほぼないです。(前回のあとの)練習の感じも良かったです」
取鳥雄吾は、昨年12月から4場所連続で優出中。優勝にこそつなげられていないが、質の高い走りは大舞台にも必ずや結実することだろう。
「(今年に入り3場所走り終えて)自分のレースはできていると思うんで、悪くないですね。前回が終わってここまではしっかり追い込む時は追い込んで、(疲れを)抜く時はしっかり抜いてっていう感じでやってこられました。GIなんで気合は勝手に入りますし、あとは空回りしないように」
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嘉永泰斗選手
直近の4場所はすべて優出。FIでは2度の優勝を遂げている嘉永泰斗(写真)は、前回の静岡記念を9226着の2連対。いいころの動きが戻ってきている。
「去年に比べたら、しっかりと走れているんで調子は戻ってきている。(昨年は)体の面とかで落車が続いていたんで、その辺もあったのかなと。(前回のあとは)ケアを中心にやってきました。練習でも手ごたえも、いい時に戻ってきた。(セッティングとかの)自転車もいい方にいっているんで大丈夫です」
前回の高知FIを完全優勝の山田英明も復調ムード。全日本選抜は18年、当所の20年、さらに昨年と3度の決勝進出と相性のいい大会でもある。
「前回は(完全優勝したが)FIで今回はGIなので。でも、(初日、2日目と)自力でも勝てるようにしておかないとっていうのはあったので、そこは良かったです。去年の大会も、5年前のここでの大会でも決勝に乗れていますし相性はいいですね。今年も決勝に乗れるように一戦、一戦、気を抜かずにしっかりと頑張りたい」
「去年に比べたら、しっかりと走れているんで調子は戻ってきている。(昨年は)体の面とかで落車が続いていたんで、その辺もあったのかなと。(前回のあとは)ケアを中心にやってきました。練習でも手ごたえも、いい時に戻ってきた。(セッティングとかの)自転車もいい方にいっているんで大丈夫です」
前回の高知FIを完全優勝の山田英明も復調ムード。全日本選抜は18年、当所の20年、さらに昨年と3度の決勝進出と相性のいい大会でもある。
「前回は(完全優勝したが)FIで今回はGIなので。でも、(初日、2日目と)自力でも勝てるようにしておかないとっていうのはあったので、そこは良かったです。去年の大会も、5年前のここでの大会でも決勝に乗れていますし相性はいいですね。今年も決勝に乗れるように一戦、一戦、気を抜かずにしっかりと頑張りたい」
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郡司浩平選手
昨年のグランプリで4着で悔しい思いもした郡司浩平(写真)は、その後を16戦12勝とGIIIで驚異の戦績を残している。全日本選抜連覇に向けて、初日はラインの先頭。守澤太志が固めて3車のラインになったのもプラス材料だ。
「(今年は)1着を取れているレースが多いので、自分のなかでそこはしっかりと走れているのかなと。ここに向けてやってきたなかでの結果だと思うし、本番はここですね。前回まで少し詰まっていたので、8日間空いて練習は自分のやりたいことができた。(豊橋は)風が強いなっていうのがあるんで、それを味方にできればいいなと思います」
犬伏湧也は、前回の岐阜FIを逃げ切り3連発の完全V。内容の濃い走りで弾みをつけた。
「岐阜に関しては3日間先行できたんで、風が強いなかでもしっかり風を切れたんでそこは良かったかなと思います。(ここまでは)しっかり調整してここにきたって感じです。調子は岐阜から現状維持かなと思うんで、そこを崩さないようにだけきました。(グランプリ次点で)去年は悔しい思いしたんで、今年は前半からしっかり飛ばしていけるように意識しています。去年は前半が悪かったんで、今年前半から安定感を出してやれるように」
浅井康太は今年すでに2V。完調とはいえないコンディションのなかでも成績を残して、状態面でも上昇カーブを描いている。
「(近況は)しっかりと1着が取れている開催が多いので、結果としては悪くない。年末に痛めていたけど、ヒザとかは良くなってしっかりと向き合えている。(シリーズを通しては)追い込みっていうより、しっかりと自力を出すイメージでやっていきたい」
「(今年は)1着を取れているレースが多いので、自分のなかでそこはしっかりと走れているのかなと。ここに向けてやってきたなかでの結果だと思うし、本番はここですね。前回まで少し詰まっていたので、8日間空いて練習は自分のやりたいことができた。(豊橋は)風が強いなっていうのがあるんで、それを味方にできればいいなと思います」
犬伏湧也は、前回の岐阜FIを逃げ切り3連発の完全V。内容の濃い走りで弾みをつけた。
「岐阜に関しては3日間先行できたんで、風が強いなかでもしっかり風を切れたんでそこは良かったかなと思います。(ここまでは)しっかり調整してここにきたって感じです。調子は岐阜から現状維持かなと思うんで、そこを崩さないようにだけきました。(グランプリ次点で)去年は悔しい思いしたんで、今年は前半からしっかり飛ばしていけるように意識しています。去年は前半が悪かったんで、今年前半から安定感を出してやれるように」
浅井康太は今年すでに2V。完調とはいえないコンディションのなかでも成績を残して、状態面でも上昇カーブを描いている。
「(近況は)しっかりと1着が取れている開催が多いので、結果としては悪くない。年末に痛めていたけど、ヒザとかは良くなってしっかりと向き合えている。(シリーズを通しては)追い込みっていうより、しっかりと自力を出すイメージでやっていきたい」
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深谷知広選手
深谷知広(写真)は、前回の静岡記念を3121着でまくりで優勝。静岡に移籍して、初めて地元記念を制覇した。愛知ではここ豊橋がホームだっただけに、古巣に思いを巡らせる。
「(前回、優勝した静岡記念は)動くところで動いて、獲るところで獲れたんで、そこは良かった。(そのあとは)練習もできているし、走ってみないとわからないけど、あとは調整して準備かなと。(豊橋は静岡に移籍する前に)昔、ずっと練習していたバンクなので頑張りたい」
前回の大宮記念から1カ月ぶりの実戦がGIの脇本雄太。記念を続けて欠場して、その状態が気になるところだ。
「(高松記念、奈良記念の欠場は)腰椎の間に水がたまって、炎症を起こしていた。去年、ダービー(日本選手権)を欠場になったのと同じ症状です。治療に専念しながら、できる限りのトレーニングはやった。バンクとの相性はいいので、南(修二)さんとワンツーできるように」
今年はここまで3場所の記念を消化した新山響平は、前回の静岡記念のみの優出。自身はここまでをこう振り返る。
「今年は最初から飛ばしていきたかったんですけど、スタートダッシュに失敗しました。いつもと変わらない練習の仕方でいったんですけど、あんまり良くなかったですね。脚の感じはそんなに変わってないと思うんですけど。いろいろ部品だったりを換えて、少し手ごたえがあるセッティングだったりが出てきました」
「(前回、優勝した静岡記念は)動くところで動いて、獲るところで獲れたんで、そこは良かった。(そのあとは)練習もできているし、走ってみないとわからないけど、あとは調整して準備かなと。(豊橋は静岡に移籍する前に)昔、ずっと練習していたバンクなので頑張りたい」
前回の大宮記念から1カ月ぶりの実戦がGIの脇本雄太。記念を続けて欠場して、その状態が気になるところだ。
「(高松記念、奈良記念の欠場は)腰椎の間に水がたまって、炎症を起こしていた。去年、ダービー(日本選手権)を欠場になったのと同じ症状です。治療に専念しながら、できる限りのトレーニングはやった。バンクとの相性はいいので、南(修二)さんとワンツーできるように」
今年はここまで3場所の記念を消化した新山響平は、前回の静岡記念のみの優出。自身はここまでをこう振り返る。
「今年は最初から飛ばしていきたかったんですけど、スタートダッシュに失敗しました。いつもと変わらない練習の仕方でいったんですけど、あんまり良くなかったですね。脚の感じはそんなに変わってないと思うんですけど。いろいろ部品だったりを換えて、少し手ごたえがあるセッティングだったりが出てきました」
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古性優作選手
2年連続でMVPに輝いた古性優作(写真)は、グランプリ制覇後の今年は和歌山、松阪、奈良と3場所の記念をすべて優出。和歌山ではV奪取、さすがの安定した戦績も納得はいってないようだ。
「(今年3場所を振り返って)乗り方とかはあまり良くなかった。奈良の時にできるだけ修正できたかなと思うんですけど。グランプリはすごい状態良かったですね。和歌山からですね。和歌山の時にちょっと踏み方を変えてから。2日目から踏み方を変えたんですけど、それがあんまり良くなかった。そのままズルズルいっちゃってたって感じですね。(前回のあとは)しっかり疲労を抜いて、できる限り万全の状態で来たつもりです」
松浦悠士は、前回の静岡記念で初日特選、二次予選を連勝。しかしながら、準決で落車に見舞われた。
「3日目はちょっと体と行動が一致しなかったなっていう感じでしたね。(落車の影響は)ほぼほぼないです。軽傷だったので、自転車に乗った感じも全然違和感がなかった。体の状態もいい。練習は1日だけですね。ケアして状態確かめてって感じでした」
2月の静岡記念から25年を始動した眞杉匠は、グランプリ以来のレースをこなして、今シリーズに上積みも見込めそうだ。
「(静岡記念は)あんだけ離れてたんで、レース勘はちょっとまだまだだなと思うところはありました。(脚の仕上がりは)やっぱりまだマッチしていない部分があるんで、走りながら戻していければなと思います。(静岡からは)中3日で自転車もそのまま送ってって忙しかったのはあるんですけど、集中力は切らさずには来られたかなと思います」
「(今年3場所を振り返って)乗り方とかはあまり良くなかった。奈良の時にできるだけ修正できたかなと思うんですけど。グランプリはすごい状態良かったですね。和歌山からですね。和歌山の時にちょっと踏み方を変えてから。2日目から踏み方を変えたんですけど、それがあんまり良くなかった。そのままズルズルいっちゃってたって感じですね。(前回のあとは)しっかり疲労を抜いて、できる限り万全の状態で来たつもりです」
松浦悠士は、前回の静岡記念で初日特選、二次予選を連勝。しかしながら、準決で落車に見舞われた。
「3日目はちょっと体と行動が一致しなかったなっていう感じでしたね。(落車の影響は)ほぼほぼないです。軽傷だったので、自転車に乗った感じも全然違和感がなかった。体の状態もいい。練習は1日だけですね。ケアして状態確かめてって感じでした」
2月の静岡記念から25年を始動した眞杉匠は、グランプリ以来のレースをこなして、今シリーズに上積みも見込めそうだ。
「(静岡記念は)あんだけ離れてたんで、レース勘はちょっとまだまだだなと思うところはありました。(脚の仕上がりは)やっぱりまだマッチしていない部分があるんで、走りながら戻していければなと思います。(静岡からは)中3日で自転車もそのまま送ってって忙しかったのはあるんですけど、集中力は切らさずには来られたかなと思います」