25年のGI戦線が開幕。豊橋競輪場で開催されている大阪・関西万博協賛「第40回読売新聞社杯・全日本選抜競輪(GI)」は、2月22日に2日目が行われた。メインの「スタールビー賞」は、4車で結束した南関勢のワンツー決着。郡司浩平が1着で、準決に弾みをつけた。また、二次予選では、初日特選で8着だった古性優作が巻き返して人気に応えた。シリーズ3日目の2月23日は、今年最初のGIファイナルをかけて、準決の3個レースで激しいバトルが繰り広げられる。
GIシリーズは開催中の毎日、先着入場サービス(3日目はうずらの卵水煮を500人様)、選手会愛知支部ステージ、キッチンカーの出店、豊競予想劇場などが予定されています。また、2月23日の3日目には、「とにかく明るい安村」の吉本お笑いライブ、オートレーサーの森且行選手のトークショー、ストリートドラマー「リエイ」・トランぺッター「りこまお」の演奏ステージなども行われます。豊橋競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

スタールビー賞出場選手特別紹介

スタールビー賞1番車、松浦悠士選手

スタールビー賞2番車、深谷知広選手

スタールビー賞3番車、菅田壱道選手

スタールビー賞4番車、松谷秀幸選手

スタールビー賞5番車、眞杉匠選手

スタールビー賞6番車、守澤太志選手

スタールビー賞7番車、岩本俊介選手

スタールビー賞8番車、武藤龍生選手

スタールビー賞9番車、郡司浩平選手
スタールビー賞 レース経過
号砲が鳴り響くと松浦悠士、深谷知広、眞杉匠、郡司浩平が飛び出し、深谷が誘導員の後ろを占めた。したがって深谷-郡司-岩本俊介-松谷秀幸の南関勢が前を固める。中団は眞杉-武藤龍生の関東勢で、単騎の松浦が続く。菅田壱道-守澤太志の北日本勢が後攻め。
青板周回のバックで菅田-守澤がゆっくりと踏み上げると、眞杉-武藤の関東勢も続く。誘導員の後ろは並走となったが、赤板で誘導員が退避すると同時に、深谷は菅田を突っ張った。深谷率いる南関4車が前団をキープし、これに松浦、眞杉-武藤が続く。菅田-守澤は後方に下がり、一本棒でジャンが入る。2センターで深谷がぺースアップすると、松浦は前と3、4車身離れてしまい、更に眞杉も2、3車身車間が空く。相変わらず一本棒で最終ホームを通過した。2コーナーを立ち直ったところから、車間を詰める勢いで松浦、眞杉が反撃を開始。松浦は岩本の外で勢いが鈍ったが、眞杉は更に外から前団に迫る。郡司は2センターで眞杉をけん制すると、そのまま前に踏み込む。好展開を活かした郡司がスタールビー賞を制した。2着は郡司に続いた岩本と、ブロックを受けるも立て直して伸びてきた眞杉で写真判定となったが、タイヤ差で岩本が2着で南関ワンツー。
青板周回のバックで菅田-守澤がゆっくりと踏み上げると、眞杉-武藤の関東勢も続く。誘導員の後ろは並走となったが、赤板で誘導員が退避すると同時に、深谷は菅田を突っ張った。深谷率いる南関4車が前団をキープし、これに松浦、眞杉-武藤が続く。菅田-守澤は後方に下がり、一本棒でジャンが入る。2センターで深谷がぺースアップすると、松浦は前と3、4車身離れてしまい、更に眞杉も2、3車身車間が空く。相変わらず一本棒で最終ホームを通過した。2コーナーを立ち直ったところから、車間を詰める勢いで松浦、眞杉が反撃を開始。松浦は岩本の外で勢いが鈍ったが、眞杉は更に外から前団に迫る。郡司は2センターで眞杉をけん制すると、そのまま前に踏み込む。好展開を活かした郡司がスタールビー賞を制した。2着は郡司に続いた岩本と、ブロックを受けるも立て直して伸びてきた眞杉で写真判定となったが、タイヤ差で岩本が2着で南関ワンツー。







<6R>

和田真久留選手
九州コンビが前団に構える。佐々木悠葵の上昇を阻んで、山崎賢人が突っ張る。そのあとで山崎はペースを落とし、タイミングを取った根田空史が赤板2コーナーから仕掛ける。根田が打鐘3コーナーですんなり主導権。山崎は4番手をキープして、山口拳矢が6番手の一本棒で最終ホームを迎える。車間を詰めながら山崎がバックからまくるが、逃げる根田の掛かりもいい。山崎を外に振った和田真久留(写真)が追い込んだ。
「山崎君が1回突っ張るのは想定外だったけど、根田さんもすぐじゃなくてワンテンポ置いてからだった。すんなり出られたし、根田さんのペースで踏み上がっていった。(別線は)来られないだろうなっていうのはありました。ただ、(山崎は)対応しづらいところで来た。のみ込まれそうな感じだったんで、合わせていきました。(感触は)前回よりはいいと思います」
6番手の山口が最終3コーナーから踏み込み、浅井康太は内よりのコースを進出。直線の入り口で山田庸平を弾いて伸びた。
「切り替えが早いか遅いかは、見ている人の判断だと思うけど。自分のタイミングではあそこでいかないとっていうのがありました。コース取りは悪くなかったけど、(山田)庸平君ところに引っ掛かってアタマまではいかなかった。それがなければ、和田君ともっといい勝負ができたかなと。昨日(初日)の感触も悪くなかったし、今日の感触も引き続き悪くなかった」
「山崎君が1回突っ張るのは想定外だったけど、根田さんもすぐじゃなくてワンテンポ置いてからだった。すんなり出られたし、根田さんのペースで踏み上がっていった。(別線は)来られないだろうなっていうのはありました。ただ、(山崎は)対応しづらいところで来た。のみ込まれそうな感じだったんで、合わせていきました。(感触は)前回よりはいいと思います」
6番手の山口が最終3コーナーから踏み込み、浅井康太は内よりのコースを進出。直線の入り口で山田庸平を弾いて伸びた。
「切り替えが早いか遅いかは、見ている人の判断だと思うけど。自分のタイミングではあそこでいかないとっていうのがありました。コース取りは悪くなかったけど、(山田)庸平君ところに引っ掛かってアタマまではいかなかった。それがなければ、和田君ともっといい勝負ができたかなと。昨日(初日)の感触も悪くなかったし、今日の感触も引き続き悪くなかった」
<7R>

吉田拓矢選手
赤板1コーナーで取鳥雄吾が、近畿勢を押さえて先頭に出る。吉田拓矢(写真)、松岡辰泰が併走のまま3番手に続いて、寺崎浩平は8番手で打鐘を通過。寺崎は車間を空けてタイミングを取るが動かず、4コーナーで松岡をさばいた吉田が3番手を奪取して最終周回へ。取鳥のペースだが、3番手の吉田、8番手の寺崎が、それぞれ2コーナー過ぎに仕掛ける。からまれた雨谷一樹は付け切れず、1人でまくり切った吉田が近畿勢を振り切った。
「(松岡と位置取り争いにはなったが)できるだけ前の方にいたいと思っていた。しっかり仕掛けられましたし、(取鳥の)番手は清水(裕友)さんでしたけど乗り越えられた。(落車で骨折した鎖骨を)手術した次の日からここに向けてやってきていた。転ぶ前よりも強くなろうと思ってです。(ここ最近はシリーズ2日目のアクシデントが多かったが)自分でも気にしていた。落車や失格をしていたので良かったです」
松岡が吉田を追うが、その外をまくった寺崎浩平が、松岡をのみ込んで吉田を4分の1輪まで詰めた。
「とりあえず前からを考えてはいたんですけど。ちょっと変な感じで下げてしまったのが良くなかったです。落ち着いてはいたんですけど。もうワンテンポ早く行ければ、もっといいゴール前勝負ができたと思う。最低限、ラインで勝ち上がれた。セッティングや体調はすごくいいと思う」
「(松岡と位置取り争いにはなったが)できるだけ前の方にいたいと思っていた。しっかり仕掛けられましたし、(取鳥の)番手は清水(裕友)さんでしたけど乗り越えられた。(落車で骨折した鎖骨を)手術した次の日からここに向けてやってきていた。転ぶ前よりも強くなろうと思ってです。(ここ最近はシリーズ2日目のアクシデントが多かったが)自分でも気にしていた。落車や失格をしていたので良かったです」
松岡が吉田を追うが、その外をまくった寺崎浩平が、松岡をのみ込んで吉田を4分の1輪まで詰めた。
「とりあえず前からを考えてはいたんですけど。ちょっと変な感じで下げてしまったのが良くなかったです。落ち着いてはいたんですけど。もうワンテンポ早く行ければ、もっといいゴール前勝負ができたと思う。最低限、ラインで勝ち上がれた。セッティングや体調はすごくいいと思う」
<8R>

南修二選手
7番手にいた新山響平を警戒しながら、前受けの後藤大輝は赤板過ぎに誘導を降ろしてそのままペースを上げていく。3番手に三谷竜生、佐々木豪は5番手の隊列は変わらず、後藤がうまくペースを掌握して主導権。打鐘を通過しても動きは見られず、一本棒で最終ホームを迎える。車間を空けてタイミングを取っていた三谷が、詰める勢いで一気。合わせて踏み上げる山田英明を3コーナーでとらえて、三谷がまくり切る。直線で新山も強襲するが、勝負は近畿コンビ。番手の南修二(写真)が、きっちりと追い込んだ。
「(レースの流れは)単調に見えたかもしれないですけど、緩急がすごかったです。自分はあんまりいい感触ではないんで、しっかりと修正できるところを探したい」
周回中に3番手をキープした三谷竜生にとっては、後藤がそのまま駆けて絶好の流れ。臆することなく仕掛けた三谷が、二次予選をラインで勝ち上がった。
「(周回中は)後ろからだとやりにくいので、前の方と思っていました。九州勢が前を取ってくれたんで、一番いい形になった。後藤君は先行屋としてのプライドがあるんだろうなって、強かったです。(別線が後ろから仕掛けて)来たら無理やりでも行かないといけないし、山田さんが車間を切りそうなタイミングで行ければと。今日(2日目)はバンクが重かったし、自分のなかでは最後、食われそうな心配もあった。調子は非常にいいです」
「(レースの流れは)単調に見えたかもしれないですけど、緩急がすごかったです。自分はあんまりいい感触ではないんで、しっかりと修正できるところを探したい」
周回中に3番手をキープした三谷竜生にとっては、後藤がそのまま駆けて絶好の流れ。臆することなく仕掛けた三谷が、二次予選をラインで勝ち上がった。
「(周回中は)後ろからだとやりにくいので、前の方と思っていました。九州勢が前を取ってくれたんで、一番いい形になった。後藤君は先行屋としてのプライドがあるんだろうなって、強かったです。(別線が後ろから仕掛けて)来たら無理やりでも行かないといけないし、山田さんが車間を切りそうなタイミングで行ければと。今日(2日目)はバンクが重かったし、自分のなかでは最後、食われそうな心配もあった。調子は非常にいいです」
<9R>

犬伏湧也選手
赤板過ぎに大阪コンビが出て、3番手が大渋滞。小松崎大地は流れを見ながら踏み込んで、打鐘手前で先頭に立つ。3番手が福永大智で5番手は犬伏湧也(写真)、坂井洋との併走で打鐘。内に包まれた犬伏は動けず、最終ホーム手前から小松崎が腹を固めてペースを上げて逃げる。3番手でタイミングを取った福永は、2コーナー手前からまくりを打つ。犬伏もようやくフリーになり、5番手から前との車間を詰める。福永が北日本勢をとらえるが、中釜章成は渡部幸訓のブロックで失速。その上をまくり追い込んだ犬伏が、ゴール寸前で福永をつかまえた。
「ほぼ脚を使っていなかった。でも、桑原(大志)さんと井上(昌己)さんには迷惑を掛けてしまった。ちょっと動かな過ぎて慌てた部分はあったんですけど、(坂井との併走は)脚勝ちした感じですね。渡部さんがけん制していたのもしっかり見極めて踏み込んでいけた。風が強くて気温が低いなかで、前々に踏む意識はもっていた。半周だけ踏み込んだ感じなので、ゴールに向かって伸びていきましたし、福永君もタレてきていた」
からまれながらも立て直した中釜が3着。同期の大阪コンビはともに勝ち上がり、福永大智はこう振り返る。
「(犬伏を内に)詰まらせるしかないかなって。自分で駆けるにしても、駆けないにしても。車間を空けて詰めていけた。(まくりの)出はどうかはわからないですけど、やった方かなって思います」
「ほぼ脚を使っていなかった。でも、桑原(大志)さんと井上(昌己)さんには迷惑を掛けてしまった。ちょっと動かな過ぎて慌てた部分はあったんですけど、(坂井との併走は)脚勝ちした感じですね。渡部さんがけん制していたのもしっかり見極めて踏み込んでいけた。風が強くて気温が低いなかで、前々に踏む意識はもっていた。半周だけ踏み込んだ感じなので、ゴールに向かって伸びていきましたし、福永君もタレてきていた」
からまれながらも立て直した中釜が3着。同期の大阪コンビはともに勝ち上がり、福永大智はこう振り返る。
「(犬伏を内に)詰まらせるしかないかなって。自分で駆けるにしても、駆けないにしても。車間を空けて詰めていけた。(まくりの)出はどうかはわからないですけど、やった方かなって思います」
<10R>

山田久徳選手
近畿勢が前団に構えて、突っ張り気味に踏んだ脇本雄太を小林泰正が押さえる。そこを赤板2コーナー手前から松井宏佑が踏み込んで、単騎の園田匠はインを進出。打鐘手前で松井が楽に主導権を握り、小林は3番手に収まる。園田が5番手になり、6番手になった脇本は最終ホーム手前からスパート。先行態勢の松井もペースアップ。松井も抵抗するが、脇本が2コーナー過ぎに出切り、山田久徳(写真)、三谷将太が続く。単騎の小川真太郎は近畿勢を追うが、そこまで。山田が番手でチャンスをモノにした。
「(スタートに)全集中って感じでした。そこは取れて良かった。園田さんが変なコースを(切り替えて)来たんで、ちょっと気持ちが悪かった。でも、僕がっていうより、前(脇本)が対応してくれた。(脇本は)ずっと加速していたので、必死に付いていった。ただ、バックの風が強かったんで、それで差せたのかなと。昨日(初日)は(勝ち上がりの権利が)微差だったんでツキもあった。脚の感じは悪くない。今回は新車だけど、それも悪くないと思います」
ラインでの決着にホッと一息つく脇本雄太は、さすがのパフォーマンスを披露も慎重にコメントする。
「なるべく対戦相手に脚を使わせる動きができたらいいなと。(押さえに来た小林に)踏んで、それでも来るようなら、すかさず引いてと思っていました。本来なら早めに後ろで態勢を整える感じだったけど、園田さんの追い上げがあった。それでまだ整う前だったけど、(仕掛けて)行かないとって。自分の着よりも、まずはラインで決まったことを評価したい。(状態としては腰の)痛みとかではなく、純粋に練習不足ですね」
「(スタートに)全集中って感じでした。そこは取れて良かった。園田さんが変なコースを(切り替えて)来たんで、ちょっと気持ちが悪かった。でも、僕がっていうより、前(脇本)が対応してくれた。(脇本は)ずっと加速していたので、必死に付いていった。ただ、バックの風が強かったんで、それで差せたのかなと。昨日(初日)は(勝ち上がりの権利が)微差だったんでツキもあった。脚の感じは悪くない。今回は新車だけど、それも悪くないと思います」
ラインでの決着にホッと一息つく脇本雄太は、さすがのパフォーマンスを披露も慎重にコメントする。
「なるべく対戦相手に脚を使わせる動きができたらいいなと。(押さえに来た小林に)踏んで、それでも来るようなら、すかさず引いてと思っていました。本来なら早めに後ろで態勢を整える感じだったけど、園田さんの追い上げがあった。それでまだ整う前だったけど、(仕掛けて)行かないとって。自分の着よりも、まずはラインで決まったことを評価したい。(状態としては腰の)痛みとかではなく、純粋に練習不足ですね」
<11R>

古性優作選手
前受けの窓場千加頼は、赤板過ぎに九州ラインを送り出す。森田優弥は内の窓場を警戒しながら踏み込んで、打鐘手前で先頭に立ち主導権を握る。窓場は嘉永泰斗との中団併走から、最終ホーム手前で発進。1コーナーで長島大介のブロックを受けた窓場だが、押し返して2コーナー過ぎにまくり切る。続いた古性優作(写真)は、盤石の態勢。余裕をもって窓場を交わした古性が1着。
「脚見せは(バンクが)軽かったんですけど、レースになったらまったくだった。爆風でしたし、コンディションが悪いなかでも(窓場)千加頼が力を出し切ってくれて強かったです。(最終)ホームの加速もすごかったですし、長島さんにブロックされて止まるかなって思ったら、また加速していったので強かったです。微調整しながらですけど、(難しいバンクコンディションだったので)感触はちょっとわからないですね」
打鐘から反応した窓場千加頼は、併走のキツい流れになったが関東勢をロングまくりでのみ込んだ。
「やっぱり信頼する仲間ですし、古性さんが後ろにいるっていうことも戦力的に大きい。森田君と嘉永君が相手っていうことも、発奮材料になりました。(スタートは)中団でも良かったんですけど、みんな出たくない感じだった。森田君が駆けないなら叩こうと思って、半分加速した状態で向かい風で踏んで行って見ようという感じでした。長島さんとぶつかったんですけど、押し返したれっていう感じでパワーを使いました。出切ってからのラスト半周は練習でやってきた粘り腰というか、ゴールまでのトルク感は練習でのイメージ通りに走れたと思います」
「脚見せは(バンクが)軽かったんですけど、レースになったらまったくだった。爆風でしたし、コンディションが悪いなかでも(窓場)千加頼が力を出し切ってくれて強かったです。(最終)ホームの加速もすごかったですし、長島さんにブロックされて止まるかなって思ったら、また加速していったので強かったです。微調整しながらですけど、(難しいバンクコンディションだったので)感触はちょっとわからないですね」
打鐘から反応した窓場千加頼は、併走のキツい流れになったが関東勢をロングまくりでのみ込んだ。
「やっぱり信頼する仲間ですし、古性さんが後ろにいるっていうことも戦力的に大きい。森田君と嘉永君が相手っていうことも、発奮材料になりました。(スタートは)中団でも良かったんですけど、みんな出たくない感じだった。森田君が駆けないなら叩こうと思って、半分加速した状態で向かい風で踏んで行って見ようという感じでした。長島さんとぶつかったんですけど、押し返したれっていう感じでパワーを使いました。出切ってからのラスト半周は練習でやってきた粘り腰というか、ゴールまでのトルク感は練習でのイメージ通りに走れたと思います」
<12R>

郡司浩平選手
深谷知広がスタートを制して、4車の南関勢が前団を占める。上昇した菅田壱道を出させずに、深谷はそのまま主導権。単騎の松浦悠士が5番手にスイッチして、眞杉匠は6番手。深谷は打鐘から早くもペースを上げて、5番手の松浦、6番手の眞杉はともに前との車間が空いて最終周回へ。詰める勢いで松浦が、2コーナーからまくり、その上を眞杉が襲い掛かる。松浦は一息。眞杉を番手の郡司浩平(写真)が、3コーナー過ぎにブロック。さすがに逃げた深谷はいっぱいで、追い込んだ郡司が直線で抜け出した。
「(深谷は)前で突っ張れたら突っ張る感じだったと思うけど、任せていました。(最終)ホームで(別線が)来なければ、バックで間合いを取ってたと思っていた。(松浦と眞杉が)ほぼかぶって同時に来る感じだったので、そこだけ張るタイミングが遅れた。眞杉が見えたんで、そこのサポートをしてだった。けど、深谷さんは早く駆けていたので厳しいかなと。ラインが4車で後ろに先輩がいるんで、そこをっていうのがありました。今日(2日目)は番手だったけど、感触が良くなかった。体の方ですね。そこは修正したい」
南関ライン3番手の岩本俊介は、内を締めて直線勝負。外の眞杉に踏み勝って2着。
「なにしろ自分は3番手なので、内をしゃくられないようにしていました。そこが3番手の仕事だし、内を空けずにしっかりと待てた。ワンツーだったんで、ラインに感謝ですね。前にもそういう場面があって、郡司君がコースを空けてくれるだろうから。最後は自分が踏んでいけるところまでと思っていた。(初日、2日目)番手、3番手ですけど、(調子は)変わらずですね」
6番手からまくった眞杉匠は、郡司を乗り越えられずもブロックをこらえて3着に踏ん張った。
「詰まったところで(仕掛けて)行こうと思ったけど、(深谷は)目イチでしたね。(松浦が空けた)あの車間で(自分が仕掛ける)タイミングが遅れちゃった。結局、(郡司に)並んだのがコーナーで遠くを回された。できれば直線で乗り越えたかったけど、ダメでした。それでも2着まではいかないと。イマイチでした。自転車をいじったけど、それが良かったんだか悪かったんだかわからないですね」
「(深谷は)前で突っ張れたら突っ張る感じだったと思うけど、任せていました。(最終)ホームで(別線が)来なければ、バックで間合いを取ってたと思っていた。(松浦と眞杉が)ほぼかぶって同時に来る感じだったので、そこだけ張るタイミングが遅れた。眞杉が見えたんで、そこのサポートをしてだった。けど、深谷さんは早く駆けていたので厳しいかなと。ラインが4車で後ろに先輩がいるんで、そこをっていうのがありました。今日(2日目)は番手だったけど、感触が良くなかった。体の方ですね。そこは修正したい」
南関ライン3番手の岩本俊介は、内を締めて直線勝負。外の眞杉に踏み勝って2着。
「なにしろ自分は3番手なので、内をしゃくられないようにしていました。そこが3番手の仕事だし、内を空けずにしっかりと待てた。ワンツーだったんで、ラインに感謝ですね。前にもそういう場面があって、郡司君がコースを空けてくれるだろうから。最後は自分が踏んでいけるところまでと思っていた。(初日、2日目)番手、3番手ですけど、(調子は)変わらずですね」
6番手からまくった眞杉匠は、郡司を乗り越えられずもブロックをこらえて3着に踏ん張った。
「詰まったところで(仕掛けて)行こうと思ったけど、(深谷は)目イチでしたね。(松浦が空けた)あの車間で(自分が仕掛ける)タイミングが遅れちゃった。結局、(郡司に)並んだのがコーナーで遠くを回された。できれば直線で乗り越えたかったけど、ダメでした。それでも2着まではいかないと。イマイチでした。自転車をいじったけど、それが良かったんだか悪かったんだかわからないですね」