26年のGIの幕開けは熊本から。熊本競輪場で「第41回読売新聞社杯・全日本選抜競輪(GI)」が、2月20日に幕を開けた。初日のメイン、特選では激しいバトルが展開され、脇本雄太、眞杉匠、寺崎浩平がそれぞれ白星を挙げた。また、一次予選では、石原颯が人気に応えて通算200勝。中石湊がGI初勝利を飾った。2月21日のシリーズ2日目には、初日特選を勝ち上がった9人による「スタールビー賞」をメインに、二次予選で勝ち上がりが争われる。V戦線を見据える意味でも「スタールビー賞」は見逃せない。
GIシリーズは開催中の毎日、500人に先着来場者プレゼント、専門紙「コンドル」の全レース解説、山口幸二さん、村上義弘さんらによる競輪レジェンドレース展望・トークショー、未確定車券抽選会、ご当地グルメフェスなどが予定されています。また、2月21日の2日目には、「永原もも」ステージLIVE、「日野未来」トークショー、「日本名輪会」トークショーなども行われます。熊本競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

第41回読売新聞社杯全日本選抜競輪開会式

熊本県太鼓連合パフォーマンス

昨年の覇者、脇本雄太選手から優勝杯の返還

敢闘宣言をする嘉永泰斗選手

特別選抜予選10Rゴール

10R1着、脇本雄太選手

特別選抜予選11Rゴール

11R1着、眞杉匠選手

特別選抜予選12Rゴール

12R1着、寺崎浩平選手
<1R>

山田庸平選手
赤板過ぎに関東勢を送り出した東矢圭吾だったが、3番手を和田真久留に降りられて2コーナー過ぎから下げる。末木浩二の先行態勢で打鐘を迎えて、東矢は3コーナーで7番手まで引き切る。すかさず東矢が反撃に出て、末木もペースを上げて駆ける。スピードの違いで東矢が最終1センター過ぎに出切り、山田庸平(写真)、渡邉豪大の追走。後方の和田真が2コーナーからまくるが、東矢のスピードがいい。番手で願ってもない展開を山田がきっちりモノにした。
「(約3カ月ぶりのレースは)走る前はいつもと変わらない感じでいけたので、いいとは思います。(東矢の仕掛けは)レースの流れに沿っていなかったが、しっかり行けて良かった。(自分は)流れのなかで動けているが、練習不足で、踏み出しの感覚とかがどうですかね。今日(初日)は(一次)予選で付いていけたけど、高いレベルになるとどうかと。(状態は)8割くらいです」
岡崎智哉が東矢の仕掛けに合わせて踏み込んで、最終2コーナー過ぎに4番手に入る。2センターで内を進出した稲川翔は、直線で外を伸びて2着。
「(岡崎の)やりたいことは伝わってきた。(自分は)後ろから仕掛けてきたのを確認してから踏みました。結果、2着までいけたので、余裕はないことはないが、冷静に走れてはいないですね。現状、優勝争いをできる脚ではないので、いまのパフォーマンスを出せる状態にはしようと思ってきました」
「(約3カ月ぶりのレースは)走る前はいつもと変わらない感じでいけたので、いいとは思います。(東矢の仕掛けは)レースの流れに沿っていなかったが、しっかり行けて良かった。(自分は)流れのなかで動けているが、練習不足で、踏み出しの感覚とかがどうですかね。今日(初日)は(一次)予選で付いていけたけど、高いレベルになるとどうかと。(状態は)8割くらいです」
岡崎智哉が東矢の仕掛けに合わせて踏み込んで、最終2コーナー過ぎに4番手に入る。2センターで内を進出した稲川翔は、直線で外を伸びて2着。
「(岡崎の)やりたいことは伝わってきた。(自分は)後ろから仕掛けてきたのを確認してから踏みました。結果、2着までいけたので、余裕はないことはないが、冷静に走れてはいないですね。現状、優勝争いをできる脚ではないので、いまのパフォーマンスを出せる状態にはしようと思ってきました」
<2R>

神山拓弥選手
中団から先に三谷竜生が切って、その上を赤板2コーナー手前で西田優大が出る。前受けの佐々木悠葵は、一本棒の7番手。西田が徐々にペースを上げて駆けるが、空いた車間を詰めながら佐々木が襲い掛かる。最終ホームで三谷の横を通過して佐々木は、あっさりと逃げる西田をとらえる。佐藤礼文は三谷に弾かれて、佐々木、神山拓弥(写真)で出て、バック手前で小倉竜二が3番手に切り替える。まくった三谷は、3番手まで。三谷に遅れた山田久徳は、3コーナーからまくり追い込み。中割りの小倉を阻んで、追い込んだ神山が1着。
「佐々木君が踏み出した瞬間にいけると思ったのか、早い段階でニュートラルに入った。その分、余裕をもって追走できた。普段の400バンクのイメージで(佐々木を)抜きにいったが、直線で前を見たらゴールがすごく遠くて…。(佐々木が)4着に残ってくれたので良かった。直前に少し体調を崩したこともあって、レースでちょっとフワついたけど、運も味方してくれた。しっかり走れたし、体調は問題ない」
連結を外した三谷を追いかけるようにまくり追い込んだ山田久徳は、2着に届いたがこう反省する。
「(最終1センターで三谷が佐藤を外に張ったのは)自分ができれば良かったが、(佐々木の)スピード差がすごくて自分のところで合わなかった。バックを踏んでしまって(三谷)竜生と車間が空いてしまい、村田(雅一)さんに迷惑は掛けたが、その分、直線の伸びにつながった感じはある。見栄えは悪かったけど、自分自身の脚の感触は悪くないですね」
「佐々木君が踏み出した瞬間にいけると思ったのか、早い段階でニュートラルに入った。その分、余裕をもって追走できた。普段の400バンクのイメージで(佐々木を)抜きにいったが、直線で前を見たらゴールがすごく遠くて…。(佐々木が)4着に残ってくれたので良かった。直前に少し体調を崩したこともあって、レースでちょっとフワついたけど、運も味方してくれた。しっかり走れたし、体調は問題ない」
連結を外した三谷を追いかけるようにまくり追い込んだ山田久徳は、2着に届いたがこう反省する。
「(最終1センターで三谷が佐藤を外に張ったのは)自分ができれば良かったが、(佐々木の)スピード差がすごくて自分のところで合わなかった。バックを踏んでしまって(三谷)竜生と車間が空いてしまい、村田(雅一)さんに迷惑は掛けたが、その分、直線の伸びにつながった感じはある。見栄えは悪かったけど、自分自身の脚の感触は悪くないですね」
<3R>

鈴木竜士選手
赤板1コーナーで先頭に立った櫻井祐太郎が突っ張り気味に踏むが、山崎賢人が打鐘過ぎに押さえて主導権を握る。山崎の仕掛けに合わせて動いた鈴木竜士(写真)は、山崎ライン3番手の香川雄介をさばく。山崎の先行策、3番手が鈴木で最終ホームを通過。4番手に香川、5番手に高橋築になる。8番手に置かれた小森貴大が、1センター過ぎからまくり前団に迫る。鈴木は番手の松岡辰泰が瞬間、空けたインを俊敏に突く。押し切り図る山崎を、鈴木がゴール前でとらえた。
「小森さんも櫻井君もすごい流していた。このまま(山崎)賢人さんに行かれたらっていうのがあった。若干、(香川に)引っ掛かった部分もあって、(山崎ラインの3番手をさばく形で)ああなりました。(3番手を奪取して)本当は(最終)2コーナーで仕掛けたかった。けど、タツ(松岡)も車間を空けていたんで、タイミングも合わなかった。(松岡が)外に振ってくれたから(内を突いた)。ただ1着っていう感じで、あんまり良くない。自力で出し切れてないのが反省ですね」
櫻井を叩いて1周半近くを駆けた山崎賢人は、まずまずの手ごたえを得て二次予選につないだ。
「(主導権を取りに行くのに仕掛けた)タイミングがあんまり良くなかった。もうちょっと早めに切りにいけば、楽に出られたのかなと。前回が7車立てで、7車立ての感覚になっている。それでズレていますね。ペースでいけたけど、もうちょっとほしいなっていうのがある。直線が長く感じたんで。(脚の感触は)悪くない、普通です。勝負できるかなっていうのはあります」
「小森さんも櫻井君もすごい流していた。このまま(山崎)賢人さんに行かれたらっていうのがあった。若干、(香川に)引っ掛かった部分もあって、(山崎ラインの3番手をさばく形で)ああなりました。(3番手を奪取して)本当は(最終)2コーナーで仕掛けたかった。けど、タツ(松岡)も車間を空けていたんで、タイミングも合わなかった。(松岡が)外に振ってくれたから(内を突いた)。ただ1着っていう感じで、あんまり良くない。自力で出し切れてないのが反省ですね」
櫻井を叩いて1周半近くを駆けた山崎賢人は、まずまずの手ごたえを得て二次予選につないだ。
「(主導権を取りに行くのに仕掛けた)タイミングがあんまり良くなかった。もうちょっと早めに切りにいけば、楽に出られたのかなと。前回が7車立てで、7車立ての感覚になっている。それでズレていますね。ペースでいけたけど、もうちょっとほしいなっていうのがある。直線が長く感じたんで。(脚の感触は)悪くない、普通です。勝負できるかなっていうのはあります」
<4R>

取鳥雄吾選手
赤板過ぎに坂井洋が切った上を、佐々木眞也が切ったところで打鐘を迎える。7番手に下げた取鳥雄吾(写真)は、2センター付近から動き出す。しかし、坂井が最終ホーム付近で取鳥に合わせて仕掛ける。坂井は1センター手前で逃げる佐々木をとらえるが、雨谷一樹は坂井の加速に最終ホーム付近ではわずかに車間が空き、番手には取鳥が収まる。岩津裕介をさばいて3番手を確保した雨谷が、4コーナー手前から踏み込むも、番手にハマった取鳥が抜け出した。しかし、納得のいく走りではなかった様子で、このように話す。
「ラインで決められていないので反省ですね。(単騎の野田源一が神奈川勢に)付いていかなかったので(タイミングが狂った)。(佐々木)眞也も駆けてなかったから、(仕掛けは)早め、早めと思った。けど、(坂井)洋君が上手だった。(坂井の後ろが)空いていたからなんとか助かったけど、あんまりきれいな勝ち方じゃないし良くないと思うので反省したい。自転車をいじってあんまりいい方向ではなかったので、またいじってもう少し気持ちよくレースができるように」
坂井と連係を外したものの、2コーナー手前で岩津をさばいた雨谷一樹が2着。直線で鋭く迫った小原太樹にわずかに先着した。
「(最終)ホームで(坂井との)連結を外してしまった。自分の追走の甘さに悔いが残ります。最後、余裕はあったけど、全体的に反省点がある。ただ、感覚的には今年一番いい状態だと思っている。ウエートトレーニングとかG1に向けてやっていたのが、いい方向にいっているのかなと」
「ラインで決められていないので反省ですね。(単騎の野田源一が神奈川勢に)付いていかなかったので(タイミングが狂った)。(佐々木)眞也も駆けてなかったから、(仕掛けは)早め、早めと思った。けど、(坂井)洋君が上手だった。(坂井の後ろが)空いていたからなんとか助かったけど、あんまりきれいな勝ち方じゃないし良くないと思うので反省したい。自転車をいじってあんまりいい方向ではなかったので、またいじってもう少し気持ちよくレースができるように」
坂井と連係を外したものの、2コーナー手前で岩津をさばいた雨谷一樹が2着。直線で鋭く迫った小原太樹にわずかに先着した。
「(最終)ホームで(坂井との)連結を外してしまった。自分の追走の甘さに悔いが残ります。最後、余裕はあったけど、全体的に反省点がある。ただ、感覚的には今年一番いい状態だと思っている。ウエートトレーニングとかG1に向けてやっていたのが、いい方向にいっているのかなと」
<5R>

渡部幸訓選手
後ろ攻めの志田龍星が青板2コーナー過ぎから上昇するが、杉浦侑吾が合わせて動いて、赤板過ぎに飛び出す。前受けの伊藤旭は、すんなりと引いて中団に入る。再び7番手となった志田が打鐘3コーナー付近から仕掛けるが、杉浦も4コーナー手前から加速する。志田の仕掛けは最終1センター手前で3番手の外で止まり、浅井康太が2コーナー過ぎに自らタテに踏み込む。だが、2センター手前で渡部幸訓(写真)のけん制を受けてスピードが鈍る。コースを縫って伊藤旭が直線で迫るも3着まで。番手を回った渡部が杉浦を交わして白星を飾った。
「前は取れなかったが、中団からのレースを杉浦君が臨機応変に走ってくれた。残り2周で突っ張ってかなりのハイペースだったので、これでゴールまでもつのか半信半疑だったけど、最後までいいペースで駆けてくれた。自分自身は最終バックからは周りも見られていたし、ラインで決めることを意識できていた。杉浦君におんぶにだっこで、山崎(芳仁)さんも内を締めてくれていて、自分もやることはやれた。3人で決めたかったけど、なんとかワンツーは決められたので良かった」
赤板過ぎに先頭に立った杉浦侑吾が2着に残り、渡部とのワンツーが決まった。
「(志田が)ジャンで来るならどうしようか考えたけど、来なかったので目イチで駆けた。(バンクは)指定練習の時は癖があるなって思ったけど、実際レースで走ってみるとそうでもなかった。意外と先行が残れるような感じがあった。レース間隔が詰まっているわりに状態は悪くない」
「前は取れなかったが、中団からのレースを杉浦君が臨機応変に走ってくれた。残り2周で突っ張ってかなりのハイペースだったので、これでゴールまでもつのか半信半疑だったけど、最後までいいペースで駆けてくれた。自分自身は最終バックからは周りも見られていたし、ラインで決めることを意識できていた。杉浦君におんぶにだっこで、山崎(芳仁)さんも内を締めてくれていて、自分もやることはやれた。3人で決めたかったけど、なんとかワンツーは決められたので良かった」
赤板過ぎに先頭に立った杉浦侑吾が2着に残り、渡部とのワンツーが決まった。
「(志田が)ジャンで来るならどうしようか考えたけど、来なかったので目イチで駆けた。(バンクは)指定練習の時は癖があるなって思ったけど、実際レースで走ってみるとそうでもなかった。意外と先行が残れるような感じがあった。レース間隔が詰まっているわりに状態は悪くない」
<6R>

中石湊選手
2度目のGIとなる中石湊(写真)が、しぶとい走りでGI初勝利を飾った。赤板1センター過ぎに先頭に立った中石だが、すかさず仕掛けた中釜章成に打鐘過ぎに叩かれて苦しい流れ。2センターでは3番手に収まったものの、今度は6番手から小林泰正が巻き返し、中石も合わせて出る。小林が出切り、三谷将太にブロックされた中石は、外の河端朋之にも接触。万事休すかに思われたが、最終バック付近から踏み込んで、じわじわと前団に迫る。直線では外めのコースを伸びて突き抜けた。
「中釜さんが来たところは、(自分の対応が)遅れちゃった。それで行かれちゃったけど、(成田和也、佐藤友和に)信頼して付いてもらっていた。ビビらずに1着を取ろうって最後まで踏んだけど、ラインで決められなくて申し訳ないです。先行ができなかったんで、そこはいろいろ学びながら頑張っていきたい。GIで初めて1着が取れたんで、そこ(調子)に関してはいいと思います」
小林マークの佐々木龍は、河端の反撃を止められずも差し脚を伸ばして2着。
「(小林)泰正がしっかりとレースをしてくれました。(展開は)想定していなかったけど、)レースの流れで(打鐘2センターで仕掛けて)泰正はさすがでした。(自分の状態は)変わらずですけど、もう少し良くなると思うので、修正したいです」
「中釜さんが来たところは、(自分の対応が)遅れちゃった。それで行かれちゃったけど、(成田和也、佐藤友和に)信頼して付いてもらっていた。ビビらずに1着を取ろうって最後まで踏んだけど、ラインで決められなくて申し訳ないです。先行ができなかったんで、そこはいろいろ学びながら頑張っていきたい。GIで初めて1着が取れたんで、そこ(調子)に関してはいいと思います」
小林マークの佐々木龍は、河端の反撃を止められずも差し脚を伸ばして2着。
「(小林)泰正がしっかりとレースをしてくれました。(展開は)想定していなかったけど、)レースの流れで(打鐘2センターで仕掛けて)泰正はさすがでした。(自分の状態は)変わらずですけど、もう少し良くなると思うので、修正したいです」
<7R>

吉澤純平選手
赤板過ぎに伊藤颯馬、皿屋豊が順に切った上を、菊池岳仁が叩く。関東勢の仕掛けに乗って上昇した新田祐大が3番手を確保し、最終ホームを通過。菊池の掛かりが良く、ホーム8番手から仕掛けた伊藤は不発。3番手の新田が2センター付近から踏み込む。しかし、4コーナーを番手絶好で迎えた吉澤純平(写真)が、しっかりと抜け出して白星スタートを切った。
「(菊池は)打鐘前にいいスピードで行ったけど、そのあとに駆ける感じではなく、駆けるまで集中して、そのあとに援護をしようと思っていました。車間を切っていたけど、新田君が後ろにいて、勢い良く来られたらやばいという感覚でしたが、菊池君が頑張ってくれたおかげですね。初日で重さがあったので調子はわからないけど、1着を取れているし、最近はFIばかりだったけど、この強い相手のなかですし、悪くはないですね。最近は練習で距離を乗っていなかったけど、練習を見返して街道を多めにやってきた。地脚の練習をしてきたので呼吸面は大丈夫です」
3番手を確保した新田祐大は2センター付近から踏み込んだが、車の出はひと息。しかし4コーナーを回ってからは、イエローライン付近を伸びて、逃げ粘る菊池を8分の1輪差で交わした。
「スタートの位置は前の方にいようと思っていたし、想定した並びでした。あとは菊池君の動き次第で、勝負所で後ろにならないように考えていました。菊池君がペースで踏んでいたので、後ろから飛んでくると思いました。菊池君は(最終)2コーナーから踏み上げていく感じがあって、吉澤さんが車間を切り始めていたので、難しいなと思っていました。静岡記念で体調が悪くなって病院に行ってできる限りの対処をして、昨日(前検日)からコンディションが良くなってきていた。今日(初日)、起きたらわりと良かったですね」
「(菊池は)打鐘前にいいスピードで行ったけど、そのあとに駆ける感じではなく、駆けるまで集中して、そのあとに援護をしようと思っていました。車間を切っていたけど、新田君が後ろにいて、勢い良く来られたらやばいという感覚でしたが、菊池君が頑張ってくれたおかげですね。初日で重さがあったので調子はわからないけど、1着を取れているし、最近はFIばかりだったけど、この強い相手のなかですし、悪くはないですね。最近は練習で距離を乗っていなかったけど、練習を見返して街道を多めにやってきた。地脚の練習をしてきたので呼吸面は大丈夫です」
3番手を確保した新田祐大は2センター付近から踏み込んだが、車の出はひと息。しかし4コーナーを回ってからは、イエローライン付近を伸びて、逃げ粘る菊池を8分の1輪差で交わした。
「スタートの位置は前の方にいようと思っていたし、想定した並びでした。あとは菊池君の動き次第で、勝負所で後ろにならないように考えていました。菊池君がペースで踏んでいたので、後ろから飛んでくると思いました。菊池君は(最終)2コーナーから踏み上げていく感じがあって、吉澤さんが車間を切り始めていたので、難しいなと思っていました。静岡記念で体調が悪くなって病院に行ってできる限りの対処をして、昨日(前検日)からコンディションが良くなってきていた。今日(初日)、起きたらわりと良かったですね」
<8R>

北津留翼選手
赤板1コーナーで佐々木豪が先頭に立つと、2コーナー過ぎに小原佑太が叩いてペースを上げる。前受けから5番手に引いた吉田有希は、打鐘付近から巻き返し、最終ホーム手前で小原を叩き切る。関東勢が出切り、佐々木がこの後ろに切り替える。しかし北津留翼(写真)が、後方から凄まじい勢いでまくり上げる。北津留は、2センター過ぎに吉田をとらえると、直線は福岡勢でのマッチレースに。詰め寄る小川勇介を北津留がタイヤ差で振り切った。
「(周回中は)前か3番目が良かったけど、スタートを失敗してしまい、後ろの2人に悪いことをしてしまった。後ろからなら出切ってから考えようと思っていたが、豪君にけん制されて、それすらさせてもらえなかった。自力選手としてのレースができず反省ですね。ホームが向かい風だったので、ホームガマシが理想だった。最終ホームでもっと早く集団に追い付ければ、3人で決められたかもしれない。午後になって徐々に風が強くなってきたので、そのおかげでまくりが決まったのかなって思う」
小川勇介が2着で、福岡同期コンビのワンツーが決まった。
「佐々木君が先に動いたので、(北津留は)それを見ながらという感じになったんだと思う。(北津留)翼の展開になったが、何回も連係して伸びていくところもわかっているので、しっかり追走できた。ゴール前も迫れているので、体の状態はいいと思う。(中4日でも)レース間隔が詰まることも苦にならない。(地元地区でのGI開催では)昨年の競輪祭で落車してしまったぶんも、お客さんにここで貢献していければ」
「(周回中は)前か3番目が良かったけど、スタートを失敗してしまい、後ろの2人に悪いことをしてしまった。後ろからなら出切ってから考えようと思っていたが、豪君にけん制されて、それすらさせてもらえなかった。自力選手としてのレースができず反省ですね。ホームが向かい風だったので、ホームガマシが理想だった。最終ホームでもっと早く集団に追い付ければ、3人で決められたかもしれない。午後になって徐々に風が強くなってきたので、そのおかげでまくりが決まったのかなって思う」
小川勇介が2着で、福岡同期コンビのワンツーが決まった。
「佐々木君が先に動いたので、(北津留は)それを見ながらという感じになったんだと思う。(北津留)翼の展開になったが、何回も連係して伸びていくところもわかっているので、しっかり追走できた。ゴール前も迫れているので、体の状態はいいと思う。(中4日でも)レース間隔が詰まることも苦にならない。(地元地区でのGI開催では)昨年の競輪祭で落車してしまったぶんも、お客さんにここで貢献していければ」
<9R>

石原颯選手
地元コンビを連れた石原颯(写真)が前受け。赤板1コーナーで村田祐樹が飛び出し、石原はちゅうちょなく下げる。寺沼拓摩が2コーナー過ぎに押さえて出て主導権。村田は4番手。7番手に置かれた石原だったが、打鐘2センターから反撃に出る。石原らしい加速力で最終ホームでは前団を射程圏に入れると、力の違いで関東勢を仕留める。村田のまくりも不発にして、ライン3車で上位独占。石原が通算200勝を遂げた。
「(通算200勝で)いっぱい車券に貢献できて良かったです。突っ張る予定だったんですけど、村田さんの間合いとかが難しかったです。寺沼さんが行ってくれなかったらヤバかったですね。(中部勢が)波をつくっていたので行きづらくて、踏み出しがそんなに良くなくて徐々に上げていくしかなかった。まくりだったので、踏み直せる脚はありました。(状態は)そこまでいいわけではないので、しっかり休みたい」
石原のロングまくりに付け切った地元の塚本大樹は、1輪まで詰め寄ったところがゴール。
「追走は楽だったけど、ゴール前で交わせなかったですし、(石原が)強かった。出切ってから(最終)バックで抜けると思ったけど、抜きにいったら抜けなかったです。今日(初日)は付いていて楽だったので、明日にはもっと良くなると思います」
「(通算200勝で)いっぱい車券に貢献できて良かったです。突っ張る予定だったんですけど、村田さんの間合いとかが難しかったです。寺沼さんが行ってくれなかったらヤバかったですね。(中部勢が)波をつくっていたので行きづらくて、踏み出しがそんなに良くなくて徐々に上げていくしかなかった。まくりだったので、踏み直せる脚はありました。(状態は)そこまでいいわけではないので、しっかり休みたい」
石原のロングまくりに付け切った地元の塚本大樹は、1輪まで詰め寄ったところがゴール。
「追走は楽だったけど、ゴール前で交わせなかったですし、(石原が)強かった。出切ってから(最終)バックで抜けると思ったけど、抜きにいったら抜けなかったです。今日(初日)は付いていて楽だったので、明日にはもっと良くなると思います」
<10R>

脇本雄太選手
赤板過ぎに松井宏佑が、脇本雄太(写真)を押さえる。神奈川勢に吉田拓矢が切り替えて、脇本は5番手で太田海也と併走。太田は打鐘手前から踏み込んで、2センターで主導権を奪う。単騎の佐藤慎太郎が3番手に続いて、松井は車間が空いた4番手で最終ホームを迎える。吉田が6番手になり、脇本はさらに車間が空いた8番手。バック手前から松井がまくりを打ち、吉田は松谷秀幸の内を狙う。車間を詰めた脇本は、3コーナーから大外を踏み上げる。あおりもあったが、直線でさらにスピードを乗せた脇本が、きっちりととらえて8連勝。
「(太田にフタをされる形になったが)すんなり引くより、内で粘って先行させた方がいいかなと。太田君はすごい掛かりだったので、仕掛けるタイミングを悩んだくらいですね。最後は吉田君の動きを見ながらでした。(吉田が)外を踏んだらワンテンポ待とうと思ったが、内に進路を取るのが見えたので慌てて行きました。踏み出しがワンテンポズレて、コーナーの入り口で後輪がスリップした感覚があったので修正していきたい」
逃げた太田の番手の荒井崇博は、脇本の強襲に屈して2着。こう振り返る。
「(脇本ラインを)一番後ろに置くことはできたけど、(脇本が)強かったね。(太田を)残したい気持ちもあったし、外から来ていたので1着を取りたい気持ちもあった。残せなかったし、勝てなかったしで、全部が中途半端になってしまった。(落車明けで)呼吸が苦しい感じはある」
細切れの4分戦で“競輪力”が試された単騎の佐藤慎太郎は、思惑通り太田ラインの後ろを手に入れて勝ち上がった。
「このメンバーのなかで一番先行意欲あるのが太田かなと。最初から後ろにいても良かった。けど、ヨシタク(吉田)が入れてくれなかったから、流れのなかで切り替えていった。前のスピードと一緒に踏んでいくような展開では、(自転車は)出ている方だと思う。道中も多少は周りが見えてますし、余裕もあるんでだいぶいいと思いますね」
「(太田にフタをされる形になったが)すんなり引くより、内で粘って先行させた方がいいかなと。太田君はすごい掛かりだったので、仕掛けるタイミングを悩んだくらいですね。最後は吉田君の動きを見ながらでした。(吉田が)外を踏んだらワンテンポ待とうと思ったが、内に進路を取るのが見えたので慌てて行きました。踏み出しがワンテンポズレて、コーナーの入り口で後輪がスリップした感覚があったので修正していきたい」
逃げた太田の番手の荒井崇博は、脇本の強襲に屈して2着。こう振り返る。
「(脇本ラインを)一番後ろに置くことはできたけど、(脇本が)強かったね。(太田を)残したい気持ちもあったし、外から来ていたので1着を取りたい気持ちもあった。残せなかったし、勝てなかったしで、全部が中途半端になってしまった。(落車明けで)呼吸が苦しい感じはある」
細切れの4分戦で“競輪力”が試された単騎の佐藤慎太郎は、思惑通り太田ラインの後ろを手に入れて勝ち上がった。
「このメンバーのなかで一番先行意欲あるのが太田かなと。最初から後ろにいても良かった。けど、ヨシタク(吉田)が入れてくれなかったから、流れのなかで切り替えていった。前のスピードと一緒に踏んでいくような展開では、(自転車は)出ている方だと思う。道中も多少は周りが見えてますし、余裕もあるんでだいぶいいと思いますね」
<11R>

眞杉匠選手
北日本勢が前団に構えて、眞杉匠(写真)が周回中に3番手をキープする。新山響平が犬伏湧也を突っ張り、そのまま先行策。単騎の山口拳矢が5番手、地元の嘉永泰斗は6番手で打鐘を迎える。ペースを握った新山が後続を引きつけて、8番手に戻った犬伏は4コーナーから再度踏み込む。が、犬伏は4番手付近で力尽きる。3番手で脚をためた眞杉は、最終2コーナー過ぎからのまくりで抜け出した。
「思いのほか3番手が取れたので、周りを見ながらレースをすることができた。(まくりの感触は)良くもなかったと思うが、練習がすごく悪かったのでそれに比べるとマシだったかなと。久々の実戦だったので苦しかった。体の痛みとかはないけど、まだマッチしていない。流れるように仕掛けられていなくて、力で乗ってしまっている感じなので、そこを修正していきたい」
眞杉の後輪に集中した鈴木玄人は、直線勝負で眞杉に4分の1輪差の2着。関東ワンツーにも満足することなく、気を引き締める。
「(眞杉に)追走することだけに集中していました。(直前の合宿で)眞杉の後ろに付くことがあるのは意識していたので、練習の成果を出せたと思う。必死だったので余裕はなく、眞杉が強かったです。眞杉には生活面からいろいろと教えてもらって、今日(初日)も連れて行ってもらった。(自分は)アップの段階から調子の良さを感じていて、ピークにもってこられていると思います。僕は超一流ではないので、(2日目の)スタールビー賞でもFIでも、いつも通り1着を目指して頑張ります」
目標の犬伏が不発も松浦悠士は、ソツなく最終2コーナーで関東勢の後ろに切り替える。嘉永のまくりを阻んで、2日目のスタールビー賞に進んだ。
「新山君もうまかったので、(犬伏には)落ち着いて行ってくれればと。(犬伏は)前が駆けたから踏んだのか、自ら行ったのか、半信半疑で追走していたら行った感じだった。そのわりにはうまく対応できたと思う。脚の感じ的には、もうちょっと伸びてほしい部分はあった。嘉永君に一発もらって崩れた感じはあったけど、犬伏君に付いていてキツくはなかったので悪くはないかなって思います」
「思いのほか3番手が取れたので、周りを見ながらレースをすることができた。(まくりの感触は)良くもなかったと思うが、練習がすごく悪かったのでそれに比べるとマシだったかなと。久々の実戦だったので苦しかった。体の痛みとかはないけど、まだマッチしていない。流れるように仕掛けられていなくて、力で乗ってしまっている感じなので、そこを修正していきたい」
眞杉の後輪に集中した鈴木玄人は、直線勝負で眞杉に4分の1輪差の2着。関東ワンツーにも満足することなく、気を引き締める。
「(眞杉に)追走することだけに集中していました。(直前の合宿で)眞杉の後ろに付くことがあるのは意識していたので、練習の成果を出せたと思う。必死だったので余裕はなく、眞杉が強かったです。眞杉には生活面からいろいろと教えてもらって、今日(初日)も連れて行ってもらった。(自分は)アップの段階から調子の良さを感じていて、ピークにもってこられていると思います。僕は超一流ではないので、(2日目の)スタールビー賞でもFIでも、いつも通り1着を目指して頑張ります」
目標の犬伏が不発も松浦悠士は、ソツなく最終2コーナーで関東勢の後ろに切り替える。嘉永のまくりを阻んで、2日目のスタールビー賞に進んだ。
「新山君もうまかったので、(犬伏には)落ち着いて行ってくれればと。(犬伏は)前が駆けたから踏んだのか、自ら行ったのか、半信半疑で追走していたら行った感じだった。そのわりにはうまく対応できたと思う。脚の感じ的には、もうちょっと伸びてほしい部分はあった。嘉永君に一発もらって崩れた感じはあったけど、犬伏君に付いていてキツくはなかったので悪くはないかなって思います」
<12R>

寺崎浩平選手
3車の南関勢が、前から進める。清水裕友を突っ張った深谷知広は、落ち着いて北日本勢を送り出し、打鐘で3番手を確保する。6番手になった清水が、2センターから仕掛ける。先行態勢の中野慎詞も、最終ホームからさらに踏み上げる。菅田壱道のブロックで、清水は不発。松本貴治に降りられた深谷は仕掛けられず、8番手で脚をためた寺崎浩平(写真)が2コーナーからまくる。古性優作は徐々に車間が空いて、寺崎は4コーナー手前で前団をのみ込む。外を郡司浩平も伸びるが、寺崎が2車身の差をつけて押し切った。
「内容が悪すぎますね。(赤板2コーナーは北日本勢に)スイッチしようと思って、踏みにいったんですけど。うまくスイッチできなかった。遅れて(スイッチに)行くのがキツいかなと思って、見てしまった。(そのあとのまくりは)脚を使ってないので、踏み出した感じからまくれる感触があった。あんまり体の反応が良くないので、明日(2日目)は考えて走ります。ズレがあるんで修正したい。(体というより)走り方の問題だと思う」
深谷の余力を確かめて、郡司浩平は最終3コーナー過ぎから外を踏み込む。ゴール前で古性を交わして2着に上がった。
「(深谷は)3番手にハマったタイミングで1回、脚を使っている。いい位置すぎると仕掛けを戸惑ってしまうのは、僕もわかる。清水が来た時にまだ寺崎が来てなかった。(深谷は)もう一回引けばと思ったけど、松本と併走になってしまった。僕はそこを見ながらでした。(自分は)体の重さは否めない。でも、逆にリラックスして臨めている。メンタル的にはこういう時の方がいい。最後も余裕があったのでどこまで伸びるかと思ったら、伸びも良かった」
古性優作は寺崎に詰め寄ることもできず、郡司の追い込みにも屈した。
「みなさんに車券を買ってもらって、ホンマに申し訳ないなって。(寺崎に)付いていけなかった。ゼロ点ですね。GIに向かうには出力的にほど遠い。ベストにもほど遠い。ただ、自転車で思うところもあったので、いじって調整したい。(脚の感触は)相当、良くないですね」
「内容が悪すぎますね。(赤板2コーナーは北日本勢に)スイッチしようと思って、踏みにいったんですけど。うまくスイッチできなかった。遅れて(スイッチに)行くのがキツいかなと思って、見てしまった。(そのあとのまくりは)脚を使ってないので、踏み出した感じからまくれる感触があった。あんまり体の反応が良くないので、明日(2日目)は考えて走ります。ズレがあるんで修正したい。(体というより)走り方の問題だと思う」
深谷の余力を確かめて、郡司浩平は最終3コーナー過ぎから外を踏み込む。ゴール前で古性を交わして2着に上がった。
「(深谷は)3番手にハマったタイミングで1回、脚を使っている。いい位置すぎると仕掛けを戸惑ってしまうのは、僕もわかる。清水が来た時にまだ寺崎が来てなかった。(深谷は)もう一回引けばと思ったけど、松本と併走になってしまった。僕はそこを見ながらでした。(自分は)体の重さは否めない。でも、逆にリラックスして臨めている。メンタル的にはこういう時の方がいい。最後も余裕があったのでどこまで伸びるかと思ったら、伸びも良かった」
古性優作は寺崎に詰め寄ることもできず、郡司の追い込みにも屈した。
「みなさんに車券を買ってもらって、ホンマに申し訳ないなって。(寺崎に)付いていけなかった。ゼロ点ですね。GIに向かうには出力的にほど遠い。ベストにもほど遠い。ただ、自転車で思うところもあったので、いじって調整したい。(脚の感触は)相当、良くないですね」