26年のGIの幕開けは熊本から。熊本競輪場で開催されている「第41回読売新聞社杯・全日本選抜競輪(GI)」は、2月22日に3日目を迎えた。今年最初のGIファイナルを巡り、準決では激しいバトルが繰り広げられた。脇本雄太、寺崎浩平、松浦悠士の3人が白星を挙げて、地元の九州地区からは荒井崇博が優出を果たした。4日間シリーズも大詰め、2月23日の最終日には、優勝賞金4490万円(副賞含む)をかけてS級S班4人を含むトップ9による決勝で優勝が争われる。
GIシリーズは2月23日の最終日も、様々なイベントでみなさまのご来場をお待ちしております。「小島よしお」お笑いライブ、「コロッケ」ものまねショー、「高木真備」トークショー、「わんにゃんフェスティバル」、500人に先着来場者プレゼント、専門紙「コンドル」の全レース解説、山口幸二さん、村上義弘さんらによる競輪レジェンドレース展望・トークショー、未確定車券抽選会、ご当地グルメフェスなどが予定されています。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<6R>

佐々木龍選手
鈴木竜士が、4番手の松井宏佑にフタをして赤板を迎える。前受けの岡崎智哉はそのまま誘導を使い、外併走の鈴木は2コーナー過ぎに踏み込む。打鐘3コーナーで鈴木が主導権を握り、飛び付いた岡崎が宿口陽一をさばく。短くなった隊列を目がけて、松井が反撃に出る。鈴木、松井での踏み合いも、鈴木が2コーナー手前で松井を張る。空いたインを岡崎が進出。佐々木龍(写真)は、松井の不発で中団に降りる。内の岡本総をキメた佐々木が、直線で岡崎と鈴木の間を追い込んだ。
「前が踏み合ってスピードが上がっていた。それでも(仕掛けて)行った(松井)宏佑はさすがだなって。(松井は)初日に落ちている影響もあっただろうけど、気持ちを奮い立たせて仕掛けてくれた。(松井が不発になって)小原先輩が付いてくれているんで、チャンスがあるようにと。南関の先輩たちは、自分が3番手を回る時も頼もしい。それで自分もと。無我夢中だったけど、ワンツーはうれしいですね」
神奈川3番手の小原太樹は、直線半ばでようやくスペースができて2着に伸びた。
「(鈴木は)結構いいペースになっていたけど、(松井は)行くだろうと。3番手に付いていたけど、(松井は)いい波をもらっていたと思う。(佐々木)龍君の後ろを死守してと。(2着に届いて)直線が長くて助かりました。(脚の状態は)とくに問題ないと思います」
「前が踏み合ってスピードが上がっていた。それでも(仕掛けて)行った(松井)宏佑はさすがだなって。(松井は)初日に落ちている影響もあっただろうけど、気持ちを奮い立たせて仕掛けてくれた。(松井が不発になって)小原先輩が付いてくれているんで、チャンスがあるようにと。南関の先輩たちは、自分が3番手を回る時も頼もしい。それで自分もと。無我夢中だったけど、ワンツーはうれしいですね」
神奈川3番手の小原太樹は、直線半ばでようやくスペースができて2着に伸びた。
「(鈴木は)結構いいペースになっていたけど、(松井は)行くだろうと。3番手に付いていたけど、(松井は)いい波をもらっていたと思う。(佐々木)龍君の後ろを死守してと。(2着に届いて)直線が長くて助かりました。(脚の状態は)とくに問題ないと思います」
<7R>

菅田壱道選手
赤板過ぎに押さえた山崎賢人が先頭に立ち、そこを菊池岳仁が仕掛ける。山崎はペースを上げて突っ張り、打鐘では山崎、菊池で主導権争い。2センターで山崎が突っ張り切るが、山田英明は遅れる。逃げる山崎の後ろに菊池が入り、最終周回へ。7番手で脚をためてタイミングをうかがっていた新田祐大は、1コーナーから踏み上げる。番手の菊池も合わせて出るが、新田がスピードの違いでまくり切る。菅田壱道(写真)、阿部力也が続いて直線。菅田が余裕をもって差し切った。
「新田さんの踏み出しで、登っていく時に加速がすごくて口が空いてしまいました。ヒデさん(山田)も切り替えを狙っていたと思うので、そういうところもしっかりとしていきたい。新田さんのスピードなら楽勝で3人出切れると思ったし、3人で決まって良かったです」
流れが向いた新田祐大は、持ち前のパワーを駆使してまくり一撃。ラインでの上位独占をメイクした。
「誘導員の退避するところで自分がすんなり引いて、山崎君もスムーズに行ったんですけど、菊池君が踏み上げてきていた。自分が引いているところで菊池君に行かれたらマズいなって。風がかなり出てきているなかで、ジャンで勝負がつくというよりも、もうひと一呼吸入れてもうひと踏みしていきそうな3、4コーナーだった。それで遅れないようにと。神山(拓弥)君、佐藤(礼文)君、山田さんが併走になっていたので、(最終)ホームで出番がきたなっていう感じでした。展開が思った以上に向いた」
「新田さんの踏み出しで、登っていく時に加速がすごくて口が空いてしまいました。ヒデさん(山田)も切り替えを狙っていたと思うので、そういうところもしっかりとしていきたい。新田さんのスピードなら楽勝で3人出切れると思ったし、3人で決まって良かったです」
流れが向いた新田祐大は、持ち前のパワーを駆使してまくり一撃。ラインでの上位独占をメイクした。
「誘導員の退避するところで自分がすんなり引いて、山崎君もスムーズに行ったんですけど、菊池君が踏み上げてきていた。自分が引いているところで菊池君に行かれたらマズいなって。風がかなり出てきているなかで、ジャンで勝負がつくというよりも、もうひと一呼吸入れてもうひと踏みしていきそうな3、4コーナーだった。それで遅れないようにと。神山(拓弥)君、佐藤(礼文)君、山田さんが併走になっていたので、(最終)ホームで出番がきたなっていう感じでした。展開が思った以上に向いた」
<9R>

坂井洋選手
西田優大が押さえて出て、南修二は3番手に追い上げる。内を進出した単騎の園田匠が5番手になり、6番手の小原佑太が打鐘手前から仕掛ける。先行態勢の西田もペースを上げて駆ける。が、最終1コーナーで小原が出切り、北日本勢を追った南は、2コーナー手前でまくりを打つ。近畿勢に続いた坂井洋(写真)は、その上をさらに踏み上げる。南が小原をとらえるが、坂井は南をあっさりとまくり切る。吉澤純平は付け切れず、坂井が後続をちぎった。
「(北日本勢の仕掛けに)付いていったけど、南さんはやっぱりそこを狙ってくるんだろうと。自分は1回下げて(風が)向かっているところのホームで行けばと思ったんですけど、ぐちゃぐちゃになってしまった。そのあとに南さんが仕掛けたのが見えたけど、そこを待っちゃうと3コーナーを登らなきゃならなくなる。(このバンクは)3コーナーでスピードが急に落ちてしまうんで、その前にと思っていた。脚の感じは悪くないけど、花粉の影響で体の状態が良くない」
大阪コンビの2、3着争いは、番手の稲川翔がゴール寸前で南を交わした。
「僕がキツかったんで、前の南さんはもっとキツかったんだと思います。ジャンくらいから口が空くような感じで、僕自身はまだまだなのかなって思います。一昨年くらいから南さんの後ろを回ることが増えて、自分の現状の力は把握しているつもりです。(後ろで)勉強をさせてもらっている。けど、まだグレードワンのレースだと自分はこんなもんかなって思います」
「(北日本勢の仕掛けに)付いていったけど、南さんはやっぱりそこを狙ってくるんだろうと。自分は1回下げて(風が)向かっているところのホームで行けばと思ったんですけど、ぐちゃぐちゃになってしまった。そのあとに南さんが仕掛けたのが見えたけど、そこを待っちゃうと3コーナーを登らなきゃならなくなる。(このバンクは)3コーナーでスピードが急に落ちてしまうんで、その前にと思っていた。脚の感じは悪くないけど、花粉の影響で体の状態が良くない」
大阪コンビの2、3着争いは、番手の稲川翔がゴール寸前で南を交わした。
「僕がキツかったんで、前の南さんはもっとキツかったんだと思います。ジャンくらいから口が空くような感じで、僕自身はまだまだなのかなって思います。一昨年くらいから南さんの後ろを回ることが増えて、自分の現状の力は把握しているつもりです。(後ろで)勉強をさせてもらっている。けど、まだグレードワンのレースだと自分はこんなもんかなって思います」
<10R>

脇本雄太選手
7番手から上昇した松岡辰泰が、赤板1コーナーで先頭に立つ。鈴木玄人が4番手に続いて、前受けの脇本雄太(写真)は6番手で犬伏湧也と併走になる。打鐘から松岡が、さらにペースを上げて風を切る。4コーナー過ぎに犬伏は脇本の前に入るが、松本貴治は連結を外す。最終ホーム手前で4番手の鈴木が仕掛ける。九州ラインの番手の北津留翼は反応できず、1センター過ぎに関東勢が出切り、ワンテンポ置いて犬伏が踏み込む。犬伏は吉田後位の空いた3番手に入り、そこを脇本がまくる。バックから番手発進の吉田をのみ込んだ脇本が1着。
「調子が戻らないなかで、無事に決勝に上がれて良かった。(打鐘での)犬伏君との踏み合いで前に出るか出ないかだった。そこで引いたら僕自身も勝ち目が薄いと思っていたので、そこが勝負だと。(3日間を振り返って)納得していない部分はあるが、明日(最終日)に向けて修正していきたい。(前回の)平記念から、体の状態が変わった部分はないが、日に日に暖かくなっているし初日より感触はいい。(全日本選抜連覇がかかるが)そこは意識せずにいつも通り頑張ります」
近畿ワンツーでの決着は、古性優作が1輪差まで迫った。GI連続優出を7に伸ばして、感触もまずまずのようだ。
「決勝進出は最低限。(体の状態は)久しぶりに、ほぼ心配ないくらいまできた感じがある。初日とは別ものかなと。明日(最終日)に向けてもう少し上げられればと思う。(脇本選手に付いて)いつもですが、本当に強いなと」
脇本と6番手のポジションでからんだ犬伏湧也は、ゴール前でなんとか吉田を交わして3着。
「(打鐘での)脇本さんのところは、もっと締め込まないといけなかった。そこがうまくできていれば、鈴木(玄人)君の動きに付いて行って、まくっていけたと思う。それで(松本)貴治さんと決勝に上がれていたと。貴治さんと上がることが自分にとっても優勝に近づくチャンスだと思っていた。自分が甘かったし、反省ですね。バンクは軽く感じたので、軽かったからこそ、もっとできた。この悔しさを決勝でぶつけるだけです」
「調子が戻らないなかで、無事に決勝に上がれて良かった。(打鐘での)犬伏君との踏み合いで前に出るか出ないかだった。そこで引いたら僕自身も勝ち目が薄いと思っていたので、そこが勝負だと。(3日間を振り返って)納得していない部分はあるが、明日(最終日)に向けて修正していきたい。(前回の)平記念から、体の状態が変わった部分はないが、日に日に暖かくなっているし初日より感触はいい。(全日本選抜連覇がかかるが)そこは意識せずにいつも通り頑張ります」
近畿ワンツーでの決着は、古性優作が1輪差まで迫った。GI連続優出を7に伸ばして、感触もまずまずのようだ。
「決勝進出は最低限。(体の状態は)久しぶりに、ほぼ心配ないくらいまできた感じがある。初日とは別ものかなと。明日(最終日)に向けてもう少し上げられればと思う。(脇本選手に付いて)いつもですが、本当に強いなと」
脇本と6番手のポジションでからんだ犬伏湧也は、ゴール前でなんとか吉田を交わして3着。
「(打鐘での)脇本さんのところは、もっと締め込まないといけなかった。そこがうまくできていれば、鈴木(玄人)君の動きに付いて行って、まくっていけたと思う。それで(松本)貴治さんと決勝に上がれていたと。貴治さんと上がることが自分にとっても優勝に近づくチャンスだと思っていた。自分が甘かったし、反省ですね。バンクは軽く感じたので、軽かったからこそ、もっとできた。この悔しさを決勝でぶつけるだけです」
<11R>

寺崎浩平選手
5番手で新山響平と併走していた清水裕友は、赤板手前で踏み込んで先頭に立つ。タイミングを取りながら新山も仕掛けるが、清水もペースを上げる。打鐘3コーナーで新山が主導権を握り、清水は番手に飛び付く。阿部拓真が清水をキメて番手を守るが、そのタイミングで最終ホームから6番手の嘉永泰斗がロングまくり。8番手に置かれた寺崎浩平(写真)が、九州勢を追いかける。佐々木豪も九州勢に切り替え、寺崎は2コーナー手前から外をまくる。新山をとらえた嘉永をスピードの違いで寺崎が仕留める。嘉永が2センターで三谷将太を張って、佐々木が落車。後続のアクシデントもあり、寺崎が楽にゴールを先頭で駆け抜けた。
「(清水が番手に飛び付いて)バンクが重くてとりあえず前々にいようと思っていたんですけど、赤板からピッチがすごくて立ち遅れました。最近の嘉永君だと、前が併走になったところを行くかなと思っていました。そこで(嘉永が)行かなければ、(最終)ホームで行こうと思っていましたし、タイミングを取りながらでした。ゴールまで逆算して、立ち上がり過ぎないように回せたかなと。(まくり切る時に)余裕がなくて思ったより内に行って反省ですね。いらない動きでしたね。昨日(2日目)より(状態は)全然いいと思いました」
最終2センターでのもつれもあった三谷将太だが、九州両者をしのいで2着。昨年の全日本選抜に次いで、通算2度目のGIファイナル進出を遂げた。
「(道中は)前を見ていました。(寺崎が仕掛けて行った時の追走は)前(寺崎)しか見ていないです。寺崎がすごい強かったです。(決勝も)頑張ります」
嘉永の動きもあり、最終4コーナーからは内を追い込んだ荒井崇博は、やむを得ずのコース取りをこう振り返る。
「(清水が新山の番手に飛び付いたけど)そこはわからないですね。自分は(嘉永)泰斗の後輪しか見ていない。(嘉永が)出切ってヨシって思ったけど、寺崎が強かった。(最終4コーナーはアクシデントを)避けるのに精いっぱいだった。それでも見た目が悪いし、(嘉永の)内にはいきたくなかったんですけどね」
「(清水が番手に飛び付いて)バンクが重くてとりあえず前々にいようと思っていたんですけど、赤板からピッチがすごくて立ち遅れました。最近の嘉永君だと、前が併走になったところを行くかなと思っていました。そこで(嘉永が)行かなければ、(最終)ホームで行こうと思っていましたし、タイミングを取りながらでした。ゴールまで逆算して、立ち上がり過ぎないように回せたかなと。(まくり切る時に)余裕がなくて思ったより内に行って反省ですね。いらない動きでしたね。昨日(2日目)より(状態は)全然いいと思いました」
最終2センターでのもつれもあった三谷将太だが、九州両者をしのいで2着。昨年の全日本選抜に次いで、通算2度目のGIファイナル進出を遂げた。
「(道中は)前を見ていました。(寺崎が仕掛けて行った時の追走は)前(寺崎)しか見ていないです。寺崎がすごい強かったです。(決勝も)頑張ります」
嘉永の動きもあり、最終4コーナーからは内を追い込んだ荒井崇博は、やむを得ずのコース取りをこう振り返る。
「(清水が新山の番手に飛び付いたけど)そこはわからないですね。自分は(嘉永)泰斗の後輪しか見ていない。(嘉永が)出切ってヨシって思ったけど、寺崎が強かった。(最終4コーナーはアクシデントを)避けるのに精いっぱいだった。それでも見た目が悪いし、(嘉永の)内にはいきたくなかったんですけどね」
<12R>

松浦悠士選手
周回中、8番手にいた太田海也が上昇して、6番手の杉浦侑吾に併せ込んで赤板を通過。3番手の郡司浩平は、後続のけん制を確認して2コーナー手前で動く。郡司が切って、太田は打鐘手前から仕掛ける。太田が飛び出して主導権。杉浦も巻き返すが、車間が空きながらも郡司が3番手に飛び付いて最終周回へ。1センター過ぎに杉浦は後退。5番手に降りていた眞杉匠が、2コーナー手前で自力に転じる。眞杉を目標にするように山口拳矢も踏み込む。バックを過ぎて眞杉は、郡司の横まで。逃げる太田の番手から松浦悠士(写真)が、2センターから追い込む。一昨年11月の競輪祭以来、久々のGIファイナルを松浦が白星で決めた。
「(太田は)切って関東を出させてっていう感じだった。けど、(太田が関東勢に)フタをしているのが長いなって、切らないのかと思った。結果的にいい先行だったけど、(最終)バックでは(太田)海也の踏み方的にキツいのかと。それが僕のなかで判断を失敗しました。後ろから来たのも見えていたし、残せる感じでしたね。(ここまでの3走は、乗車フォームで)乗る場所を間違えなければいいのかと。そこをウォーミングアップで引き続き状態を見ながらだと思います。体の状態はいいので、乗る位置を間違えないように」
3番手の郡司浩平は、最終2センターで眞杉を張って差し脚を伸ばす。自身は2着も、3車ラインの先頭を務めていただけに、反省を忘れない。
「(太田と杉浦が)けん制し合うのは想定内でした。あとは(山口)拳矢に踏まれないところで、うまく切れればいいなと。(そこまでは)理想的だったけど、そのあとに太田が思った以上に踏んだ。追いつくのでいっぱいになっちゃいました。切った時点で僕らは3車だったんで、(3番手でも)先行するつもりくらいで行かないと。ラインで決めるっていうレースには、それしかなかったです。南関の先頭を志願したんで、もう少し形をつくりたかった。最低限の位置は取れましたけど、そこからは脚力不足もあった。そこで駆けられるくらいの自信をもってレース運びをしないと。今後このクラスで前回りは厳しいなって感じました」
後方に置かれて万事休すかに思われた山口拳矢は、郡司、眞杉のもつれのさらに外を伸びて、まくりでなんとか3着に入った。
「郡司さんのところで粘るのか、引くのか中途半端でした。(後方からまくって最終)3コーナーをだいぶ登った感触があったけど、なんとかですね。アップはそんな感じでもない。ただ、顔見せとか実際に走った感じは悪くない。自分の調子がいいので、(今年のGIの)一発目で決勝に乗れたのはいい。けど、ここで満足せずに、しっかり優勝を目指して走りたい。(決勝は)一人で走ります」
「(太田は)切って関東を出させてっていう感じだった。けど、(太田が関東勢に)フタをしているのが長いなって、切らないのかと思った。結果的にいい先行だったけど、(最終)バックでは(太田)海也の踏み方的にキツいのかと。それが僕のなかで判断を失敗しました。後ろから来たのも見えていたし、残せる感じでしたね。(ここまでの3走は、乗車フォームで)乗る場所を間違えなければいいのかと。そこをウォーミングアップで引き続き状態を見ながらだと思います。体の状態はいいので、乗る位置を間違えないように」
3番手の郡司浩平は、最終2センターで眞杉を張って差し脚を伸ばす。自身は2着も、3車ラインの先頭を務めていただけに、反省を忘れない。
「(太田と杉浦が)けん制し合うのは想定内でした。あとは(山口)拳矢に踏まれないところで、うまく切れればいいなと。(そこまでは)理想的だったけど、そのあとに太田が思った以上に踏んだ。追いつくのでいっぱいになっちゃいました。切った時点で僕らは3車だったんで、(3番手でも)先行するつもりくらいで行かないと。ラインで決めるっていうレースには、それしかなかったです。南関の先頭を志願したんで、もう少し形をつくりたかった。最低限の位置は取れましたけど、そこからは脚力不足もあった。そこで駆けられるくらいの自信をもってレース運びをしないと。今後このクラスで前回りは厳しいなって感じました」
後方に置かれて万事休すかに思われた山口拳矢は、郡司、眞杉のもつれのさらに外を伸びて、まくりでなんとか3着に入った。
「郡司さんのところで粘るのか、引くのか中途半端でした。(後方からまくって最終)3コーナーをだいぶ登った感触があったけど、なんとかですね。アップはそんな感じでもない。ただ、顔見せとか実際に走った感じは悪くない。自分の調子がいいので、(今年のGIの)一発目で決勝に乗れたのはいい。けど、ここで満足せずに、しっかり優勝を目指して走りたい。(決勝は)一人で走ります」