日本競輪学校入試制度等の見直し
 
配信日:1月17日
 

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 有望な若手選手をより多く輩出することにより競輪の活性化に資することを目的に「第131回中央登録競輪選手制度改善委員会」(平成17年12月13日開催)において登録選手の基礎となる日本競輪学校の入校数等に関することが決定しましたので報告いたします。また、これに伴う日本競輪学校の教育に関する見直しについても併せて報告いたします。
 
【日本競輪学校入試制度等について】
(1) 1年間2期制とする。 
(2) 93回生から導入することとし、一般試験による入校数は1期75名とする。 
(3) 日本競輪学校の教育に関し見直しを要する事項について所要の措置を講ずる。


上記決定に基づき日本競輪学校において検討した内容の報告 
※募集要項等の詳細については検討中

1.93回生における募集及び入校数 
(1)平成18年11月入校を目途に、本年3月頃より募集を開始する予定。
(2)入校数について
・技能試験として60名程度
・適性試験として15名程度(従来の応募条件に加え、他競技における優秀な人材を幅広く採用することを目的に拡大する予定)
・枠外として世界規模の大会における成績優秀者に対し必要に応じて特別選抜試験を実施する。

2. 年齢制限の撤廃
一般試験における24歳未満、特別選抜試験における29歳未満という上限を撤廃する。(ともに下限は17歳以上で高等学校卒業程度の学力を有すること)

3. 学力試験等の廃止
一般試験における学力試験、特別選抜試験における小論文を廃止する。

4. 早期卒業制度の導入
心・技・体共に優秀な生徒は1年間の養成期間を短縮し、早期に選手としてデビューさせる。

5.その他
必要に応じて教育内容の見直しを行う

【代謝制度について】
当面は現行どおりの年間120名(1期60名)とする。

【級別人員について】
S級の選手数固定(860名)を解除し、あっせんの需給バランスに応じた級別人員が確保できるよう措置する。なお、適用については、平成18年前期(平成18年1月~6月)を審査期とする期から適用し、平成19年前期(平成19年1月~6月)を適用期とする期から措置する。