レース展望

平塚競輪場で熱い戦いが繰り広げられる

今年、新たに106回生(女子第3回生徒)がデビューを果たす。
3代目女王の栄冠は誰の手に。注目生徒を紹介していこう。


注目生徒紹介

小林 優香生徒
小林 優香(福岡・20歳)
在校成績№1。それまでの女子の学校記録を次々と塗替え、学校史上初3度のゴールデンキャップを獲得した。1月に行われたジャパン・トラック・カップでは国際大会初出場ながら、ケイリン種目で2冠を達成、その逸材ぶりを既に発揮している。スピード・持久力共に傑出しており、競走訓練では他を圧倒している。ガールズケイリンに超新星が誕生する。今レース優勝候補の筆頭だ。
石井 貴子生徒
石井 貴子(千葉・24歳)
今回生随一のダッシュ力を持ち合わしており、小林とタッグを組んで走った国体チームスプリントでは日本新記録を樹立。1月のジャパン・トラック・カップではスプリント種目において2位という好成績を収めている。秀逸なダッシュ力を武器に、競走でも積極ある走りで常に上位着をキープしている。スター性は十分で、今レースでも優勝する実力は十分兼ね備えている。

高木 真備生徒
高木 真備(東京・19歳)
自転車競技は未経験だったが、飲み込みが早く、メキメキと頭角を現してきた。潜在的なパワーが非常に高く、競走では常に上位着に食い込む。第3回トーナメントでは小林・石井が不在だったものの、しっかりと優勝を勝ち取った。自らレースを作っていく積極的な競走スタイルは、今後も彼女の大きな武器となるだろう。まだまだ伸びしろが期待できる有望株。
篠塚 奈知生徒
篠塚 奈知(千葉・27歳)
小学生から始めたインラインスケートで日本記録を樹立し、世界選手権で銀メダルを獲得するなど、ローラースポーツ界のトップで活躍していた経歴を持つ。自転車競技経験が無い分、訓練・自主トレを真摯に取り組んでいる。持久力に長けており、積極果敢な走りでメキメキと力を付け、エリート候補班にまで上り詰めた努力家。戦法がはまれば十分に優勝する可能性はある。

金田 洋世生徒
金田 洋世(神奈川・28歳)
プロビーチバレー選手として活躍していたが、適性試験を経て入校。競技経験はまったく無いが、砂浜で鍛えた足腰の強さは自転車に生かされている。スピード・持久力共に課題はまだ多いものの着実に脚力を付けてきており、第2回トーナメントでは見事決勝に進出した。勝利への強い意志と粘りで、地元で迎える卒業記念レースで必ずや大輪の華を咲かせてくれるだろう!