第66回オールスター競輪（GI）

優勝者コメント

　（GI初優勝は）ラインに感謝しかないですね。しかも（吉田）拓矢さん失格になってしまって。昨日（5日目）、正直全然眠れなくて（ゴールした瞬間は）夢のようでした。（レースは関東）4車だったし、拓矢さんが全部突っ張るって言ってくれて、全部おんぶにダッコでした。（吉田が赤板過ぎからペースを上げて突っ張って）最初の1周とか余裕なくて全部付いていくだけで、ホームに返ってきて余裕が出てきたので後ろを見ながらって感じで。で、（清水裕友が）来ていたのでタテに踏ませてもらいました。（踏み出したタイミングは）ちょっと平原（康多）さんには付きにくい感じになってしまったかなと思います。距離的には（吉田が）大分、行ってくれていたのでそこから目いっぱいでした。正直、行ってから一切後ろを見る余裕はなかったです。ガムシャラにゴール線目掛けて踏んでました。（直線に入っても）ゴール線まで（後ろの様子は）分からないって感じで、余裕はなかったんで。（だが、）ゴールした瞬間は確信して手を挙げちゃいました（笑）。（ダービーでGI決勝は2回経験しているが、今回は）2日連続番手戦で吉田（拓矢、有希）兄弟には世話になりっ切りというか、これから恩返ししていかないとなって感じです。（デビュー5年で頂点に立ったが）正直、タイトルというのは言ってはいたけど、実際に獲れるのかな?っていうところが大きくて、一昨日のシャイニングスター賞に関してもそうだし、力の差がすごいあるのは分かっているので。グランプリは確定したけど、しっかりそこで戦えるように練習したいと思います。（栃木からタイトルホルダーは）しばらく出ていなかったので実感はまだ湧いていないというか…。1年で終わらないように、（グランプリにも）連続で乗れるように底上げしていかないとなと思います。（24歳で初タイトルは大先輩の神山雄一郎より若いが神山は）25歳で自力で獲ってると思うんですけど、今日（の自分）に関しては全部やってもらってヨイショしてもらってなので。自力でしっかり獲れるように。（2個目はラインの）先頭で頑張って。（ここまで関東を引っ張って盛り上げてきたから今日があるわけだが）そこまで大層な事をしたわけではないので。本当に恩返しですね。（今後は）現SSと力差を埋めてしっかり戦えるように。頑張るしかないですね。一人でも多く（関東勢から立川グランプリに）乗れるように自分が先頭で頑張って。引っ張っていけるように頑張ります。（最後に）お陰様で（ファン投票で）オリオン賞から走らせてもらって。2年連続で走らせてもらっているんですけど。連日、自分のレーススタイルで勝ち上がれているわけではないので、これに満足せず、しっかり積極的に自分らしいレースでこれからも戦っていけるように頑張っていきたいと思います。

第66回 オールスター競輪

（2023.8　西武園）