『東日本大震災被災地支援 第54回オールスター競輪(GI)』
オリオン賞レース共同インタビュー
 
配信日:8月31日
 

9月1日(木) 11R オリオン賞レース (発走予定16時30分)


 【1】山口幸二(岐阜・62期)
山口幸二選手
 ドリームレースに乗りたかったな~(笑)。なにせ、1回も乗ってないですからね。僕は、第2グループの人間なんですよ(笑)。小田原記念は決勝で(脇本雄太の)番手回って3着だったんですけど、準決勝は軽く差すことができたので、決勝も差せるかなと思ったんですけどね。そうしたら合わされちゃって、差し損ねたというか。そこから期間的には空きましたけど、ベテラン合宿をして。練習量そのものが少ないから夏バテもしなかったし、順調にきたと思います。地元での特別競輪ですけど、こればっかりは狙って獲れるほど簡単なものではないですから、とにかく一戦一戦しっかり勝ち上がっていくしかないかなと。オリオン賞で地元から出るのは僕と(加藤)慎平の2人だけなんですけど、目標がいないんですよね。なんか慎平が新田(祐大)の番手にいくみたいなので、僕は市田(佳寿浩)の後ろにいこうかなと。そうした方がそれぞれにチャンスがあると思うしね。今回は23年間の集大成のつもりで走りたいと思います
 【2】成田和也(福島・88期)
成田和也選手
 ここ最近は微差で前を交わせず勝ち上がれるところを勝ち上がれなかったり、決勝に進んでも同じで2着で優勝を逃したりっていうことが多くて、そこを何とかしたいなと思っていた中で、富山記念では同着とはいえ優勝することができたのは、嬉しかったですね。オリオン賞は北日本の3番手を回ります。僕はいつも(佐藤)友和の後ろを回っているので、友和が新田に付くというなら3番手でということですね。岐阜は走ったことなかったんですけど、今日の指定練習で走った感じでは軽かったし、走りやすかったですね
 【3】神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手
 全日本選抜の落車で肩と首を痛めてしまったので、前場所は欠場したんですけど、その分ケアはしっかりしてきましたし、いつも特別競輪に臨む時と同じ様な練習・調整ができましたし、戦える状態にはあると思います。不安材料はないですね。オリオン賞は長塚(智広)がいるので、彼にお任せで。彼との連係は僕にとって相性がいいので、走りやすいと思います。常に前々に踏んでくれますからね。他の人が後ろでも頑張っていますけど、特に僕と連係するときは頑張ってくれてる印象ですね。岐阜バンクは最近はちょっと走ってないんですけど、だいぶ昔のオールスターの決勝で僕が先行して児玉(広志)に捲られたっていうレースがあったんですけど、自分としてはいいレースだったと思いますし、その時のイメージがだいぶ残っているので悪くはないですね
 【4】新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 ここ最近は大きいレースで消極的なレースばかりしているなというのを自分の中で思っていたので、特別競輪ではなるべく勝ちにこだわるレースをして、そのほかのS級シリーズや記念とかで積極性を出していこうというのが成績に結びついていない感じですね。でも、それは後々特別競輪で結果を残せる様になれば、S級シリーズや記念でも成績は上がってくると思うので、今は特別競輪でなるべく失敗しない様に色々試している段階なので、結果が出ていないのも、ある程度は仕方がないのかなと。ただ、脚の感じとしては悪くないし、特別競輪では徐々に成績も上がってきていると思うので、今回も前回の全日本選抜よりかはいいかなとは思っているんですけどね。オリオン賞は僕の後ろが3人併走になるんですか。それはA級時代からしても初めてですね。自分が1着に届く様に走る様に頑張れば、後ろが競りでも競り勝ってくれると思いますし、その結果としてラインで決められると思いますので、まずは自分の仕事をしっかり頑張りたいと思います。岐阜は記念で1回走っただけですけど、走りやすいバンクで、先行でも捲りでもしっかり組み立てられればいい成績を残せるんじゃないかなと思います
 【5】市田佳寿浩(福井・76期)
市田佳寿浩選手
 ここ最近は途中欠場するケースが続いてしまってファンの方には申し訳ないなという気持ちですね。ただ、練習の感じでは悪くないので、今回はしっかり走っていきたいなと。今は流れとかそういったものを自分で悪くしているのかなというのもありますし、もっとしっかり走って、レースの流れの中で自然に体が反応していける様にしていきたいなと。それにはこういう特別競輪で結果を残すことが1番いい近道になるんじゃないのかなと。調整は今までどおりしてきました。オリオン賞は単騎でやります。富山記念の時は何もできなかったんですけど、今回はいいレースができる様に考えながら走っていきたいですね
 【6】長塚智広(茨城・81期)
長塚智広選手
 全日本選抜、小田原記念と走ってきて、脚の状態としてはピークには及ばないかなという感じですね。バイオリズムの問題だと思いますけど。練習に関しても、もう33歳ですから、若い頃みたいに追い込んでという訳にはいかないので、上手く調整をとりいれながらやってきました。オリオン賞は神山(雄一郎)さんと関東2人ですけど、3着までに入らないとシャイニングスター賞に勝ち上がれないので、2人で勝ちあがれる様に上手く組み立てていきたいなと。岐阜は記念の決勝に乗ったこともあるので、イメージとしてはそんなに悪くないとは思いますね
 【7】大塚健一郎(大分・82期)
大塚健一郎選手
 全日本選抜、小田原記念は無難にはこなせたのかなとは思いますけど、いい時に比べたらまだまだかなという感じでしたね。自分の感覚とセッティングとの間にズレがあった様な感じで、だいたい7~8割くらいですかね。でも、今回に向けてその辺りの修正はしてきたつもりです。なので、前回より悪いということはないと思います。自分なりにメニューもこなせたし、ある程度の手ごたえはあるかなという感じで。オリオン賞は西日本が僕1人なんですけど、パッとメンバーを見たときに積極的なレースをするのが新田(祐大)君だと思ったので、その番手で勝負します。岐阜バンクは今回で3回目なんですけど、前回のS級シリーズで優勝もしましたし、イメージは悪くないです
 【8】加藤慎平(岐阜・81期)
加藤慎平選手
 調子は間違いなく上向きだと思うんですけど、富山記念では同じ選手(深谷知広)に2回もきっちりと離れてしまったんですけど、そこを修正というか、そういうレベルではきかないレベルなのかもしれないですけど、それはしてきたつもりです。ただ、その富山では小嶋(敬二)さんや金子(貴志)さんの後ろに付いた感触では問題はなさそうなので、深谷君の力が抜けていたのかなという感じもするんですけどね。自分の状態はすごくいいと思いますし、確実に上がってきてると思います。富山からそんなに日にちは空いていないですけど、しっかりと疲れを取って調整という形の練習しかしてないんですけど、体に痛いところもないですし、準備はできたかなと思います。特別競輪では久々にいい準備ができたというかね。全日本選抜の時よりも自分の中ではいいと思っています。オリオン賞はちょっと難しいメンバーで、(山口)幸二さんはいつも任せてくれるんですけど、今回は市田(佳寿浩)さんにも世話になっているし、難しい選択だったんですけど、分かれて僕は北日本の番手にいきます。やっぱり、先行タイプの2人に並ばれては仕方がないというか、そこに行くしかないですよね。岐阜でオールスターが開催されるっていうのが2年前くらいから決まってましたけど、それから常に頭の中においてありましたし、自分が現役の内に地元で特別競輪が開催されるのはこれが最後かもしれないので、悔いの残らない様にいいレースをしたいなという気持ちで2年間やってきましたし、その間に腰痛がひどくなったり色々とありましたけど、今回だけはいい5日間にしたいと思います
 【9】佐藤友和(岩手・88期)
佐藤友和選手
 腰に違和感がありまして、練習量としては普段の半分くらいですかね。それが、疲れが取れるいい方に出るのか、逆に練習不足として悪い方に出るのかは正直、走ってみないことには分からないですね。ただ、腰の痛みはもうないです。オリオン賞は北日本が3人揃いましたけど、僕は新田(祐大)の番手を回ります。新田とは過去に何回か連係したこともありますし、彼が前で頑張りたいと言うので、その気持ちを尊重してあげたいなと。僕らがこういう並びになることで、黙っていない人もいると思うんですけど、番手戦になるならなるでそれは仕方がないですからね。実際に、(加藤)慎平さんと大塚(健一郎)さんから『番手勝負で』ということを言われましたけど、そこはしっかり守りぬきたいと思います。岐阜で開催された共同通信社杯では(自分の成績は)6299着だったんですか? あんまり良くないですね(笑)
 
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