『第64回日本選手権競輪（GI）』　前検日共同インタビュー
 
配信日：2月28日

>>　2日11Ｒ


3月2日（水）　11R　（発走予定16時30分）

　【1】坂本亮馬(福岡・90期)
坂本亮馬選手 　今年は、調子自体は自分でも思ったほどじゃないんですけど。東西王座戦もそんな中で決勝に乗れているので、ＳＳになってからは気持ちが強くなってそれがレースで攻められているんじゃないかと。東西王座戦の時にぎっくり腰になって、それで高松記念を欠場したんで。調整程度なんですけど、今年初のG1なんで気持ちが上向きにきている。2日目出走っていうのも、自分としてはプラス方向になったんで、たぶんいい感じで臨めると思います。ひとりなんで気楽にあんまり見過ぎずに、自力も含めていい位置を取れればと思ってますし、そこから仕掛けるチャンスがあれば仕掛けたい。
　【2】伏見俊昭(福島・75期)
伏見俊昭選手 　大宮記念から今年は走って、まぁ良くも悪くもなくというか。東西王座はヨコを攻められてちょっと未熟な部分が出ちゃった感じでした。そのあたりの対応もいろいろアドバイスをもらったりしたんで、落ち着いていこうかなと。競走が大宮から中1週間、中3日、中3日で4本続けて走っていたんで、それでちょっといまいち調子が上がらなかったっていうのもあった。やっぱり練習をして自信を持って参加してないとなかなか自信にもつながらないんで。その点に関しては今回は2週間空いたんでしっかりと乗り込んでこれたし、体調面は以前より全然いいです。練習ができたってことが大きなメリットです。（鈴木）謙太郎君がいるし、相性も良いんでしっかりと任せて。頑張って3人で決められればいいかなと。
　【3】神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手 　今年に入ってからはまずまずだと思う。良い時もあるし悪い時もあるんですけど、相対的に言えば何か感じはつかめているかなっていう気がします。特別競輪を優勝しているんで、名古屋のイメージはいいです。川崎が終わってからは競輪場でモガいたりして、うまく調整はできたと思います。僕はもう武田君の後ろでしっかりと付いて、やるべきことをやるだけです。前の選手が強いんでチャンスはあると思います。
　【4】山口富生(岐阜・68期)
山口富生選手 　今年は脚以上に着がまとまってる印象。ちょっと練習を積んで、大分いい感じには仕上がったと思うんですけど。ま、走ってみないことには分らないですけど。（深谷知の踏み出しに連日離れた）立川（記念）のようなことは無いように仕上げてきたつもりです。特選は前（小嶋敬二）はしっかりしてるんで、前の選手に付いて行けるように。
　【5】成田和也(福島・88期)
成田和也選手 　今年はここまであまり結果は残せていないと思います。感覚的にうまく走れてない部分もあるのかなって思います。でも、もう少し良くなっていくとは自分では思っています。練習では実際、そんなには悪くないんで、それをレースでどこまで出せるかなっていう感じがします。元々冬はあまり得意じゃないんで、春くらいを目掛けて何とかやっていきたいです。（ここに向けてはイギリスから帰って）5日間なんですけど、地元で乗って調整してきました。練習の感じではそこまで問題はないと思います。（特選は）福島が3人いるんで、3番手になります。
　【6】飯嶋則之(栃木・81期)
飯嶋則之選手 　繰り上がりで乗れて、流れが向いてればいいですね。去年の秋ぐらいからずっと好調だったんで、それを維持出来ていればと思います。小倉が終わってからはイメージ通りにきています。もちろん神山さんの後ろです。
　【7】小嶋敬二(石川・74期)
小嶋敬二選手 　東西王座戦の落車はそうたいしたことはなかったですけど、その前の松阪の方が怪我がひどかった。静岡記念は体が動いていたんで良かった。先行も初日と3日目かな？できたし。最終日も届かないかなっていうとこをグッと届いたし。スピード的にも出ていると思う。そのあとも順調に練習できたんで、良かったと思う。今年に入っての参加では一番いいと思います。今年のいままでの状態が悪すぎたんで。若い時とは比べものにならないけど、いまの中では100だと思う。名古屋は記念の優勝もありますし、スピードバンクに近いんでここは嫌いじゃないです。関東も北日本もしっかりラインがあるし、僕のところは（山口）富生君と2人なんで、考えようによっては警戒されなくてチャンスがあると思うんでね。やりがいのあるすごく良いメンバーですし、自分の力を出し切れるように頑張りたい。
　【8】鈴木謙太郎(福島・90期)
鈴木謙太郎選手 　最近は練習では結構いい感じなんですけど、競走でちょっとしっくりきてない感じがあるんで、今回ギアを換えてやってみたいなと思っています。いつもは3.71を使っているんですが、77にしようと思っています。77を使うのは初めてです。（前走の川崎の後は）普段と変わらず、いつも通りやってきたので大丈夫だと思います。（特選は）みんな強いので、立ち向かっていって、ラインで決められるように頑張ります。武田さんが3車になったんでやりづらくなった感じはするんですけど、武田さんを意識して先行したいなって思います。
　【9】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手 　年明けに和歌山記念を優勝して、向日町記念、東西王座戦、静岡記念とよくて、ダメ、よくて、ダメでっていう結果が続いてます。そういう意味では、疲れが課題になってきていると思っている。負けたレースはすべて力どうのこうのよりも、組み立ての甘さっていうのもあった。そして疲れもあったし、それが不甲斐ない結果になっている。静岡記念が終わってからは、練習は自分なりにできましたし、いい状態だと思う。昨年は決勝に乗れなかったんで、決勝戦を目指して。一番乗りたい決勝戦のレースですし、昨年の反省を生かして頑張りたい。後ろが2車なんで、そこらへんを考えて走りたい。自力があるから脚を使ってでも展開を作りたいっていう気持ちがある。名古屋はオールスター以来2度目です。
 
 
情報提供：日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影：日刊プロスポーツ新聞社　Takuto　Nakamura
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