『SSカップみのり09【GI】』 共同インタビュー
 
配信日:12月27日

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12月29日(火) 11R (発走予定16時30分)


 【1】山口幸二(岐阜・62期)
山口幸二選手  (落車の)怪我は大したことなかったんですけど、もう(今年は)競輪祭が終わった時点で98走したんで、ちょっと疲れたなというのがありました。グランプリが見えてきたのがまずかった。ちょっと走っちゃった。リフレッシュも兼ねて休んだんですが、競走がないと身体が本当に楽です。久々に充実した練習ができて、またイチから頑張れそうです。公務もあったんですが、競走がなかったから計画的にできた。(京王閣は)何か獲り損ねたイメージばっかりなんですよね。番手回って後ろから食われるのが多かったかな。(29日は)色々と考えたんですけど、やっぱり山田と僕が離れるというのは僕の中では違和感があったので、山田が小嶋にいくか浅井にいくか聞いてないですけど、先頭で走るにしろ、どっちかの番手にいくにしろ、僕はその後ろでという結論になりました。20年やってきたので、ちょっと連結は離せないですね。
 【2】村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手  去年が年明け早々に肉離れになって、自分の中では選手生活で最悪のデキだったんですけど、そっからはよく立て直して来れたかなと思います。昨年の半ばぐらいからは岸和田ダービーというのは大きな目標になってましたし、そこに向けてやってきたことが、本番でもある程度の結果に出て、そっからはよく粘れたと思います。(伊東記念のあとは)合宿の計画もあったんですけど、途中でインフルエンザにもかかって、地元でじっくり仕上げる方向でやりました。体調はもう大丈夫です。(京王閣は)11月に走ったんですけど、優勝もできたし、ゲンのいいバンクだと思います。(29日は)僕が先頭というのは自然な流れやろうし、後ろの2人も前でという気持ちも言うてくれたんですけど、いつも通りのレースをしていきたいと思います。
 【3】小嶋敬二(石川・74期)
小嶋敬二選手  (今年は)グランプリは知らんぷりになりましたけど(笑)。今年1年間そう大した活躍もしてなかったんですけど、まあ(通算)500勝を5月30日という前半の方でできたんで、40歳にもなったことだし、そういう意味では区切りとしていい年だったかな、と思います。言っちゃ悪いですけど、こんな悪い成績でみのりに乗れるんで、今回は頑張って乗ったというよりも、乗せていただいたという感じなので、あまり緊張もないですね。(京王閣は)多摩川がすぐそばにあって、風向きがだいぶ影響して、気温も下がりますね。たぶん4時半ぐらいというのはものすごい寒いと思います。でも、すごい綺麗になっているし、僕が練習していた頃の競輪場とはだいぶ違いますね。(伊東記念のあとは)オフで断食とか色々として、面白かったです。ゆっくり休みました。山口幸二さんぐらいの緊迫したところで戦っていて、みのりだったらショックがあると思うんですが、僕はSSになれて何とか走らせてもらえる感じなんで。実際、記念1回とF1を1回しか優勝していないですし、特別競輪もそんなにたくさん決勝に乗っているわけでもないんで、みのりを走れること自体が不思議だし、来年もっと上のグランプリに乗るために、今年の12月は生活しているつもりなので、ここは1着とか獲るとか考えずに、まあ自分の走りをしてお客さんに喜んでもらえるような、感動できるようなレースができて、なおかつ来年また一発狙ってもう1回グランプリという気持ちになれればいいなと思っている大会なので、練習は正直なところほとんどしてないですね。(29日は)僕は浅井君とは別で自力で走ります。浅井君の気持ちも分かるんですけれど、やっぱり特別競輪ですけれど、タイトル戦という形ではないので。これがG1の決勝で、それこそダービーの決勝だと言われたら意地になるかもしれないですけど、今回は応援してくれた人のために走れたらいいと思っているので、自分の力を信じて頑張っていきたいと思います。
 【4】村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手  (今年は)前半はあまり良くなかったですけど、後半はビッグ3回連続(決勝に)乗れたんで、良かったと思います。(SS入りで)来年はチャンスだと思います。広島記念が終わったあとに1回体調を崩したんですけど、そのあとはしっかり練習もできたんで、まずまずだと思います。(29日は)僕が(兄の)後ろを回らせてもらうことになりました。憧れの先輩に間に入れてもらったんで、自分の役割をしっかり果たして頑張ります。
 【5】浅井康太(三重・90期)
浅井康太選手   (今年は)デキ過ぎですね。良かったなと思います。目標はG1の決勝に乗ることでしたから。G1の特選からスタートできるのは有利なんで、来年は狙っていきたいですね。(伊東記念のあとは)いつも通り普通の練習をして、仕上げてきました。(京王閣は)2回目ですね。だいぶ前に走ったので、もう覚えてないです。(29日は)自力でいいレースをできるように。中部別線で割り切って競走します。
 【6】山田裕仁(岐阜・61期)
山田裕仁選手  徐々に良くなってきているとは思います。まだ(座骨神経痛の)症状自体は少し残っているけど、練習はできているんで、9月の頃とは全然違うと思います。2場所は意外とミラクルが続いてますね。(伊東記念のあとは)寒いですし、あまり無理はしたくないんですが、徐々に練習量は上げていきたいと思っています。このメンバーなら十分戦えるだけのデキにはあると思う。(京王閣は)走りやすいし、いいですね。グランプリ(を優勝したときは)吉岡(稔真)君が手を上げていて思い切りガッツポーズできなかったので、今回ははっきりと勝ちたいですね。(29日は)小嶋君次第でと思ったんですけど、まあ別々に走りたいということなんで、どうやって走るのが一番いいのか正直、今もまだ悩んでますけど、まあ普通なら僕は小嶋君には世話になっているんで、小嶋君の後ろにいこうかなと思っています。番手があるんで幸二と別れてもいいと思うんですけどね。あんまり僕に気を遣ってもらっても、それがいいのかなと思うんですけど、それじゃあどっちがどっちの番手にいくんだという話になりますからね。決めづらいですね。いつも中部は連係するし、浅井君は若いからいきたいんですが、一発勝負なんで、割り切って小嶋君に任せます。
 【7】渡邉晴智(静岡・73期)
渡邉晴智選手  (伊東記念の落車は)怪我はしましたけど、そのあとは治療に専念して、酸素(カプセル)に入ったり超音波を浴びたり、やっと乗れる状態になって、それで練習は10日ぐらいしてきました。走んないと状態は分かんないですけど、1走したら終わっちゃいますね。申し訳ないけど、走ってみないと分からないですが、走れる状態にはあります。(京王閣は)あんまり印象がないです。(29日は)僕は成田君の後ろにいきます。昔、何回か数えるぐらいですけど、(連係は)あります。成田君が最初は自力だと思ったんで、そのつもりで任せようと思ったんですが、浅井の番手にいこうが成田君に任せます。
 【8】市田佳寿浩(福井・76期)
市田佳寿浩選手  (今年の)近畿勢は岸和田ダービーで兄ちゃん(村上義弘)が頑張って、川崎と別府、大垣といい感じに走れて、それで後半は弟の博幸が近畿勢を引っ張ったと思うし、3人しっかり頑張った年じゃないかな、と思います。今年はよく復活と言われるんですけど、大変嬉しく思います。ただ、上にはまだ上があるということで、ようやくここまで来たなというのもあるし、満足はしていないんですけど、結果としてしっかり受け止めて喜んでいるところです。SS、そしてグランプリの権利もかかっていましたし、ちょっと疲れが残っていたので、(伊東記念のあとは)少し休みました。あとは期間が十分にあったので、来年に向けて、ここを踏まえてしっかり練習したつもりです。体調は全然問題ないですし、感じ的には普通以上です。(京王閣は)何年か前に怪我明けだったので、9、9、欠かなんかしたんですけど、悪いイメージはないです。とても綺麗なバンクだし、すごく楽しみにしています。(29日は)近畿で誰が前で走ってもやれる選手がそろっていると思うし、やっぱ全員一番前で戦いたいタイプだと思うんですけど、ちょっと話し合いというかそういう流れの中で、僕は三番手になりました。しっかり優勝を狙いたいと思います。近畿でまとまって、心の絆というのは絶対に負けないと思うし、優勝を狙える位置にいると思うので頑張ります。
 【9】成田和也(福島・88期)
成田和也選手  (今年は)4月ぐらいから身体の状態も良くなって、そこから連にからむことも多くなってお客さんの期待には応えられたのかなと思います。ただ、G1の決勝に乗るという目標は達成できなかったですね。(SS入りで)上に山崎(芳仁)君とか自力型がいますし、また強い北日本は強い自力選手がたくさんいるので、チャンスは大きくなったかなと思います。(玉野記念のあとは)基本的には休養を入れて、普段通りの練習をこなしてきました。大きい風邪とか病気はなかったです。(京王閣は)S級で今年決勝2着に入りましたし、A級のときは優勝しているんで、イメージとしてはいい印象があります。(29日は)浅井君の番手にいかせてもらいます。(連係は)初めてです。ただ、ナショナルチームで一緒に練習しているんで、多少の交流はあります。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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