第61回朝日新聞社杯競輪祭（GI）

優勝者コメント

　清水（裕友）君とワンツーっていうのが一番うれしいことですね。（レースの作戦は）前が取れたので、踏んで吉田（拓矢）君がどうするのか見て、そのまま突っ張るのか粘るのかっていう。もし、すごい勢いでくれば踏むことは、もちろん作戦にはありました。清水君が（番手から）出てから、柏野（智典）さんがいなくて、諸橋（愛）さんが後ろに入ってたっていうのが分かったので、ギリギリまで待ってから追い込もうとは思っていました。（清水が）本当に頑張ってくれたので、自分が先頭で（ゴール線を）通過できて良かったです。GIのタイトルっていうのは、なかなか狙っても獲れるものではないので、清水君の頑張りと、柏野さんの後ろの固めがあったからこそのラインの勝利だと思っています。今年1年間、頑張ってきて良かったなって思いと、グランプリ優勝に向けて、また始めないといけないなって思いです。清水君が頑張ってくれて抜けたんですけど、グランプリまでにもっと脚力を向上しないと、清水君ももう一段上げてくると思うし、本当に獲るっていう強い思いを持って、あと1カ月過ごしたいと思います。（タイトルホルダーになった）実感はないんですけど、後々、実感してくるのかなとは思います。（優勝を）一番に伝えたいのは家族なんですが、本当に広島の先輩、後輩や中四国の先輩方とか、いろんな人に支えられて。自分はそういう人の力が自分の力になると思っているので。準決勝の時も、優勝戦だったんじゃないかってくらいのすごい声援があったので、本当にファンの方にもありがとうって伝えたいです。

第61回　朝日新聞社杯競輪祭

（2019.11　小倉）