『第49回競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦（GI）』　前検日共同インタビュー
 
配信日：1月23日

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1月24日（木）　10R　（発走予定15時06分）

　【1】小嶋敬二(石川・74期)
小嶋敬二選手 　去年一年間はタイトルを2つ獲れたし、肩胛骨を折ることも経験できた。そこから2カ月ない期間で復帰して全日本選抜で決勝に乗れて、ケガ明け後も順調だと自分では思っています。去年獲れなかったグランプリのタイトルを獲れるように、今年は頑張ろうと思っています。和歌山記念は走ったんですけど、今回からが一年のスタートだという気持ちで気を引き締めていきたい。和歌山は練習が少し足りていなかった感じですね。明日は武田くん、岡部くんがいてきれいな三分戦になるので走りやすいメンバーだなと思います。まずは勝ちたいですね。今年も自分の年齢以上の勝ち星を挙げるというのが目標になりますし、それができれば500勝にも近付きますから。あとはケガをせず、1年間、お客さんの前でキチンとレースをすることが目標です。
　【2】岡部芳幸(福島・66期)
岡部芳幸選手 　前回は欠場しましたが、病気とかインフルエンザにもならず順調に来られました。1週間ぐらい奄美大島に行ってましたけど、釣りばかりやってましたよ（笑）。正直、福島は本当に寒いので練習の感じはあまり参考にならないんですけど、一通りのことはやってきました。バンク練習とか、街道とかやれましたよ。今年一戦目が競輪祭というG1で、不安は正直ありますね。奄美では走ったり歩いたりという、いつもとちょっと違う練習をやって来たので、初戦ということも相まって、それがどうでるかっていう期待もあるけど、不安もあるという感じですね。明日に関しては、有坂（直樹）さんはレースの読みが天下一品なので、その読みに沿ったレースができれば一番楽して勝てるかなと思うんですが、このメンバーで楽をしてというのは無理な話しなんで、小嶋（敬二）さん、武田（豊樹）君の間を縫って自力を出して二人で決めたいと思います。
　【3】神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手 　和歌山記念優勝という最高のスタートを切ることができました。11月の宇都宮から変わらない感じできていますね。一番良かったのは宇都宮から全日本選抜、広島記念ぐらいまでで、その後の久留米記念から少し落ちた感じで、和歌山でもそんなに完調という感じではなかったですね。和歌山は展開が向いたから勝てたって感じです。競輪祭は相性のいい大会ですし、特別競輪で初めて表彰台に乗ったのも競輪祭ですから、すごく思い入れはあります。優勝することを前提に頑張っていきたい。明日は武田くん、小嶋くんと強い選手がたくさんいますけど、僕は武田くんの後ろで、このバンクなら何とかできるんじゃないかと思います。
　【4】濱口高彰(岐阜・59期)
濱口高彰選手 　前回（大宮記念）は久しぶりに踏める感じがあったので悪くはないと思いますね。ちょっと自転車の乗り方が分かったかなって感じ（笑）。セッティングとかはいいんですけど、乗り方が分からなくなっていました。ここまでは、動きのトレーニングだけですね。明日は前が強過ぎるので、付いていけるかどうかが心配です。熊本の全日本選抜では（小嶋が）内に行って付いていけなかったので、今度はちゃんと対応できるように頑張ります。
　【5】有坂直樹(秋田・64期)
有坂直樹選手 　大宮記念は調子は悪くなかったんですが、決勝に乗れなくて残念でしたね。ただ、最終日に1着は取れたし問題はないですね。ここまでは中5日だったんですが、街道に2日行って、あとは休んでました。競輪祭は、特別競輪の中では一番決勝に乗っているんですが、小倉ではF1も優勝しているし、走りやすいって訳じゃないけど相性はいいと思います。去年は決勝で落車してしまったけど、今年も最低でも決勝戦には乗りたいと思っています。明日は岡部（芳幸）くんがいるんで、その後ろで。自力選手が3人いて、みんな強いんですけど、中団さえ確保できれば、岡部くんのまくりが決まっちゃうと思います。
　【6】原　　司(佐賀・70期)
原司選手 　自分がここにいるのも、弟子の荒井（崇博）のおかげなんですけど、走る以上は恥ずかしくないようなレースをしたいと思っています。大宮記念自体は感じよかったんですけど、準決勝で競られたりとかして、自分としては不甲斐なかったですね。調子は上がってきているんで、去年の後半は中だるみというか、満足してしまった部分がある気持ちの方も充実しているし、しっかりできています。明日はこのメンバーだと、小嶋さん、濱口さんの3番手から頑張りたいと思います。
　【7】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手 　前回の立川記念では準決勝Cで1着を取らなくてはいけませんでしたね。反省しています。脚の状態は問題ないです。ここに向けてもしっかり練習はできました。G1獲るっていう気持ちはありますけど、最近は2着、3着がとても多いので、何としてでもという気持ちで1着を取りに行きたいですね。明日は小嶋さんとの対戦ですけど、小嶋さんだけを意識してもしょうがないですし、岡部さんもいることですから、自分がこのメンバーでどういう戦法を使ったらいいかということを見極めて走ります。神山さんがいますから、仕事をしっかりしてくれるので、明日に限っては、自分が力を出し切る競走をするだけかなと思っています。ベストを尽くせるように頑張ります。
　【8】遠沢健二(神奈川・57期)
遠沢健二選手 　前回の大宮記念は一生懸命走ったんですけど、結果は残念でした。でも、思ったほど（S級S班は）重荷ではなかったですね。S級S班なので、それなりの走りはしなくちゃいけないとは思ってるんですけど、あまりそれが重荷になるよりは、ノビノビ走った方がいいでしょう。20年も選手をやっているので、ある程度は余裕を持てていますよ。オールスターの時に比べて調子はそれほど良くないんですけど、ここ何走かは悪くなかったと思います。前回からは中2日ぐらいしかなかったので、本当に調整程度なんですけど、花月園に行ってモガいた感じは良かったので、精神的にも盛り上がってます。明日は先行選手が強いんですけど、まずは北の3番手から様子を見て、後手を踏むようなら先行するラインに切り替えていくことも考えます。
　【9】兵藤一也(群馬・82期)
兵藤一也選手 　グランプリの後に風邪を引いてしまいました。今は大丈夫ですけどね。前回の四日市では初日に失敗してしまい（風邪の影響が）どうかなと思ったんですが、二日目からはしっかり走れたので影響はなかったと思います。明日は武田さんと神山さんがいるので、3番手で自分の仕事をしっかりします。




情報提供：日刊プロスポーツ新聞社
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