『第49回競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦(GI)』 前検日共同インタビュー
 
配信日:1月23日

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1月23日(木) 11R (発走予定15時44分)


 【1】手島慶介(群馬・75期)
手島慶介選手  和歌山記念では前の人が強かったおかげで流れ込むことができました。初日はちょっと重かったんですけど、2日目からは何とかここに向けて踏み込むことができたと思います。矢口啓一郎とか後輩と乗り込み中心で、風が強くて寒い中でも練習してきました。明日は平原がいるんで、後ろで競りたいなとも思ったんですけど、初めから競っていたら平原もやりにくいだろうし、勝負所で行くかどうか、平原の邪魔にならないようにしたいと思います。僕は追い込みじゃないので、(平原の番手から引くのは)悔しいけど、初手から競りだとそこだけの勝負になってしまう。切り替えなしで平原の後ろですが、流れですんなり先行なら(3番手から)勝負してもいいし、まくりならしゃくり上げてもいいし、何でも平原の後ろでレースをしたいと思います。本当に難しいんですけど、平原の邪魔にならないように、自分のスタイルで、自分のルールで走りたいと思います。競輪選手としては平原の後ろで勝負するのがスジなんでしょうけど、それだけじゃないと自分は思っています。まくりも出せるように練習していますし。平原の前には行かないと思うんですけど、外でも内でも飯嶋をドカすかもしれません。まくりなら、たぶんドカすと思います。ドカされちゃうかもしれませんけどね(笑)。徹底追い込みになるつもりは今の時点ではないので、そういうスタイルでやっていきたいですね。平原は関東の宝なので、彼の邪魔はしません。彼が伸びてくれれば僕らにもチャンスはありますからね。とにかく、平原とは別線じゃないということです。初手は平原の3番手です。そこが一番、脚を使わないと思うので。
 【2】佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手  立川記念は絶好調って感じではなかったですけど、勝ちたいっていう気持ちが少し出てきましたね。ずっと1着がなかったんで、立川で2勝できて気持ちは少し楽になったかな。今回は優勝するとか、そういう段階じゃないんで、一戦一戦しっかり走って、チャンスが来ればものにしたいなと思います。(菊地)圭尚とかが冬季移動で(福島に)来ているので、そちらに混ざったりとかしながら順調に来ていますね。彼は競走も強いけど、練習もスピードがあって強いですね。練習の内容は良い感じでできました。明日は山崎(芳仁)がいるんで、しっかり付いていくだけですね。前のことは考える必要はないと思うので、自分のことだけ考えて走ります。
 【3】村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手  全日本選抜での落車のケガがキツかったので不安だったんですけど、成績以上につかめたものはありました。少し腰に張りがあったので最終日は欠場させてもらいましたけど、まあ大丈夫だと思います。直前の練習は普通ですね。今年はG1の決勝に乗りたいんで、特選からスタートできるのはすごく有利だと思います。チャンスなので頑張りたいですね。明日は先行の3、4番手を確保できたらいいなと思っています。流れを見て、そこからまくりが出れば。色々考えてはいますけど、先行選手がやり合った場合と、すんなりになったケースは、自分の中でうまく対処していきたいと思います。
 【4】渡部哲男(愛媛・84期)
渡部哲男選手  昨年末の久留米記念は途中欠場だったんですけど、前回の和歌山記念では、その時と比べたら調子は上向いていると感じました。ここに向けて、普段からやっていることはあまり変わらないですけど、4日間で3連対できて来ているので悪くないと思います。計画通りにもやってこられました。明日も、普段から一緒に走っているメンバーですので、特に競走に対してのイメージはありません。細切れ戦のようなので、スキを見てうまく仕掛けたいと思います。
 【5】飯嶋則之(栃木・81期)
飯嶋則之選手  みんなには「前回はツイてない」と言われたんですけど、あれは自分のミスなんで。でも、今回からまた開き直って頑張ります。ここに向けては、普通の練習できました。手応えはいつもありません、だから気持ちで負けないように強気で頑張ろうと思っています。明日は平原、手島さんの3番手が普通なのかもしれませんけど、(平原の)番手で勝負しようと思います。今年一年、頑張ってみようかなということで。
 【6】北川紋部(福井・78期)
北川紋部選手  初めての特別競輪が特選スタートなのでとても嬉しいです。ここまでは、京都に行って今回来ているメンバーや西谷(岳文)くんらと練習してきました。みんな強いのでスピード練習になりましたね。立川記念は練習不足だったんですが、今回は仕上がってます。明日は村上君の後ろです。
 【7】平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手  前回の大宮記念は調子は今一つだったんですけど、気持ちで優勝できた感じです。練習の疲れがあったのもありますが、地元のプレッシャーで重かったのもありますね。ここまでは気楽に調整程度で、そんなに追い込んだことはしていません。今年は、あまり欲張らず、去年よりいい年になればいいと思っています。G1だからといって気負わず、いつも通り走りたい。明日は自力で行けるところから頑張ります。
 【8】豊田知之(岡山・59期)
豊田知之選手  前回(高松S)はSS班が一人だけという開催で、気持ち的に追い込まれました。脚がどうこう以前に、気持ちでイッパイになってましたね。調子自体は大丈夫と思います。その後は日にちもあったので、前半をキツめに脚を張らして、後半は休養を取るような感じで調整してきました。明日は(渡部)哲男がいるんで、地区的にも彼の後ろになります。しっかり付いていって3着までに入れるよう頑張りますよ。久しぶりの連係で、前回いつ一緒に走ったかは記憶にありませんね。
 【9】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手  タイトルを獲るに越したことはないんですが、今年は賞金でもしっかりグランプリに乗れることを目標に頑張りたいと思います。(競輪祭連覇は)決勝に乗ったら少しは考えるかもしれませんけど、それまでは何もないですね。グランプリの後、ホッとしたせいかインフルエンザに罹ってしまって、体調を崩したので大宮記念を欠場しました。ここまでにできた練習は1週間ぐらいですかね。今は、戻りつつあるけど7、8割ですかね。小倉はあまり得意なバンクではないので、去年はタマタマ優勝できた感じ。今年もそうなればいいんですけど。僕の持ち味は行くか引くかなんで、明日もタイミングを見て仕掛けたいと思います。明日はぶっつけ本番になりますけど、テレビもチェックしてますし、流れは見えていると思います。




情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
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