『第72回高松宮記念杯競輪(GI)』 初日共同インタビュー

配信日:6月17日
6月18日(金) 12R(発走予定16時35分)
新山響平(青森・107期)
新山響平選手
 (初日のレースは)車番が悪いし後ろから。後ろに付きづらいレースをしてしまったかなと。反省するところだったですけど仕掛けが。でも、あそこで動けたのは脚に余裕があったから。脚は問題ないと思います。いっぱいでしたけど、直線に入っても後ろ来ていなかったので、もう一回息を吹き返しました。(青龍賞は)お願いして、僕が一番前で自分ができる事をやります。
宿口陽一(埼玉・91期)
宿口陽一選手
 (飯野祐太とからんだところは)余裕があったけど、(眞杉匠の)踏み出しに口が空いて、3コーナーで萩原(孝之)さんにもってこられてキツかった。あとは(眞杉を)抜けるか抜けないかだった。(一次予選は)体がフワフワしている感じがあったけど、1走して刺激が入りました。(青龍賞は)黒沢が先頭で、吉田拓矢君が番手で、僕は3番手になりました。ヨシタク(吉田)には普段世話になっているし、優勝も獲らしてもらっているし、これが自然な流れだと思います。
深谷知広(静岡・96期)
深谷知広選手
 (初日のレースは)前じゃないほうが自分の持ち味は出しやすいと思っていたが、スタートでけん制があったので、前を取っての組み立てになりました。押さえられて引いてスローだったので(仕掛ける)チャンスはあったんですけど、自分の切れもなく、あまり良くなかったですね。出が悪いんので。でもその中で外で粘って3着に入ったので、ゼロではないかなと思います。(2日目以降に向けて)やっぱり疲れを取ることだと思いますし、(競輪用の)自転車も1走出来たので、自分の感覚をしっかり確かめながら戦える状態に近づけていけたらいいなと思います。(青龍賞は)自分は自力なので、力勝負して頑張りたいです。
山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
 (一次予選はは周回中の位置取りは)後方は避けたいなっていうのがありました。坂井(洋)君が仕掛けると思ったんで、落ち着いていきました。(中団争いの)勝敗がついてからまくって行こうと思ってたんで、そこで緩んだし、しっかりと仕掛けられた。(調子は)悪くない。(青龍賞は)響平と大地の3番手で、はい。竹内さんが5番手を回ってくれるみたいなので、それなりの走りをしたいと思います。せっかく並ぶからには、上位独占をしたいのは当たり前だと思うので。
吉田拓矢(茨城・107期)
吉田拓矢選手
 (初日のレースは)新山さんが一番後ろだったら行ったところを切ろうかと思っていましたけど、けっこう立ち遅れてしまったので、その辺が失敗しました。とりあえず一番後ろはまずいと思ったので、深谷さんのところまで行けば、ちょっと空いていたので入ったんですけど、そのあと前がいるので、和田(健太郎)さんの後ろまで行っちゃったので、その辺ちょっと無駄が多かったです。(2センターから外を踏んだが)脚を使っていなかったので、踏んだ感触的にも行けるかと思いました。(青龍賞は)宿口さんが番手を回ってくれと言うことなので、黒沢さんの番手で頑張らせてもらいます。黒沢さんには全日本選抜の時に後ろに付かせてもらって、すごく頑張ってくれて1着取らせてもらったことがあります。
竹内智彦(宮城・84期)
竹内智彦選手
 (一次予選は最終バックで9番手から)ちょっと内は混戦で外をって思った。でも、一番外は自分の脚力的に伸びないっていうのがあったんで、その内側をいった。(神山)拓弥が降りてくる前に押してでもコースを作っておかないとっていうのがあった。踏んだら伸びたんで、あとはどこまで伸びるかっていう感じだった。感触はいいと思います。(青龍賞は)5番手で戦います。5番手は初めてだけど皆さんにはお世話になっているので。しっかり固めて走ります。
小松崎大地(福島・99期)
小松崎大地選手
 (一次予選は松井宏佑を)出させないつもりで踏んで出られてるんで、そこは悔しいですね。(後ろが)成田(和也)さんと和田圭なんで、自分がしっかりと走れば、ラインが機能するかなと思ってた。(番手に入ってからは)これだけのメンバーなんで誰かしら追い上げてくるっていうのもあった。その動きが落車を呼び込んでしまったかなと。勝ち上がりでラインで決める最高の形だったんで良かった。(青龍賞は)新山君の後ろで頑張ります。(5人ラインの番手なので)しっかり責任感を持って走りたいと思います。彼は北日本を代表する先行選手なので、しっかりサポートできればと思います。
黒沢征治(埼玉・113期)
黒沢征治選手
 (一次予選は)最悪の流れで後ろにすごく迷惑を掛けてしまった。フタをされて(高橋晋也が)駆けた時にあの上を行ければいいけど、内藤(秀久)さんのあおりとかで、怯んだのは反省点です。余裕はあったんで、あとは詰まったところで(仕掛けて)行こうと。踏み出しのところで踏んじゃって、イメージ通りじゃなかったけど、バックで流れました。(青龍賞は)関東の先頭で、自力で頑張ります。皆さん強いんで力を出し切るだけです。
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 (初日のレースは)新山は何しろ主導権を取りたいということだったので、後ろから押さえて駆けるという感じになりました。守澤(太志)は深谷をけん制したが、もう4コーナーの立ち直るくらいの直線だったので、前に踏んでも良かったのかなと思いますけどね。早い展開のレースになっているし、何回も踏んだり止めたりしているので、苦しいレースでしたね。最後は余裕があって追い込んでいるという感じではないですね。今日のレースはみんながそうだったと思います。(青龍賞は)明日は泣く泣く(北日本の)4番手を回ります。先頭を走るだけがラインの役割ではなくて、4番手とか、3番手を回ることもラインの仕事の一つだと僕は思いますので。その位置からちょっとでもいい着を目指せればと思っています。