『第73回高松宮記念杯競輪(GI)』 前検日共同インタビュー

配信日:6月15日
6月16日(木) 11R(発走予定15時50分)
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 (近況を振り返って)体調自体は変わらないと思います。佐世保、取手と決勝に乗れなくて、負ける悔しさをさらにもう一回味わって負けたくないなって気持ちになりました。(連戦の疲れは)そんなに感じないですけどね。でも、まあ多少感じるときはあります。今回は多少疲れはありますね。(前回まででは今年はすでに50走しているが)結構走ってますよね。でもね、走れることには喜びを感じてますんで。上位で走れるうちにしっかり走りたいなと思っています。(取手記念の後は)計画通りトレーニングはできているんですけど。まあ、いつも通りですね。そんなに完璧に仕上がったとか、そんな感覚はないです。(初日は)新田に任せて。怪我をしてても強いことには変わりないと思うんで。口が空かないようにしっかり付いていきたいと思います。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 (函館記念、全プロ記念は)体調は変わらずというところで、全プロはちょっと迷いながらのレースになってしまった部分が自分のなかであったので、その辺はしっかり修正したいと思います。(ここまでの練習、調整は)5月は3本で少し詰まっていたので、予定通りの練習とかはしにくい部分があったが、今回は時間がありましたし、いつも通りにできたので、体調は問題ないです。(岸和田の宮杯はあまりいい思い出がないと思うが)相性云々は気にせずに、一戦一戦レースに集中して、最低限決勝には乗りたいです。(初日は)深谷さんの番手で走ります。
吉田拓矢(茨城・107期)
吉田拓矢選手
 (前走の取手記念は)結果的に(吉澤)純平さんが優勝したので。決勝に関しては、準決勝もそうなんですけど、レース内容はそんなに良くないんで、後ろが強かったので良かったです。それだけですね。(取手の後は)練習はしっかりできたんで状態は問題ないと思います。(昨年はきっかけになり準優勝だったが)もちろん、走るからには優勝を目指して頑張ります。(初日は)僕は自力で頑張りたいですね。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 (ダービーでアクシデントがあったが)ダービーの前検のときに落車して、初日の日にはすでに手術をして昨日(14日)までで6週間経ちました。ここまでリハビリ等で自転車もしっかり乗れることもできてて、思った以上に早い回復ができてたので、この大会に出場できそうだなって思って、今回出場することを決めました。リハビリは手術して1週間後にはすでに始まっていて。なのでリハビリを含めてトレーニングはもう5週間くらいやってはいて。強度は徐々に徐々に上げてきているので、その週その週、1日1日で体調の変化はもちろんあるんですけど、その体調変化の中でいける限界を常にいくような形で。先週からは普通通りのトレーニングはずっとこなせてはきているので、あとは今回最強のメンバーでの開催にはなるので、そこでどれだけ通用するか自分を試す機会になってくるかなと思います。(昨年はオリンピック直前で不出場だったがこの大会は過去に連覇をして、岸和田でも勝っている)岸和田競輪場での高松宮記念杯は僕が初めてグランプリに出場できるようになったきっかけになるような大会でしたし。僕の中で印象に残っているのは成田(和也)さんとワンツーを決められたときの、成田さんが優勝した大会っていうのは、その年にグランプリにも出場できていたので、勢いづけたりとか、こっからの兆しというのは復調になるようなイメージがあるので、非常にいい印象の大会ですね。(初日は)慎太郎さんとは日頃からレースではタッグを組んでますんで、今回もしっかり慎太郎さんに守ってもらいながら自分のやるべきことを初日からしっかりやっていきたいと思っています。
宿口陽一(埼玉・91期)
宿口陽一選手
 (昨年はこの大会で優勝したが)自分のなかでも獲った後の半年間はいいレースができたと思うし、納得できるレースが多かったんですけど、今年に入ってからの半年間は全然いいレースがなかったんで。ないわけではないんですけど、いいレースが少なすぎた。(前回場所の取手記念は地元勢と)別線と決めたときから力勝負しようと思っていたので。結果はまくれなかったんですけど、自分のスタイル的に前々に行く気持ちも出てきているし、自力も出てきているので、状態は上向いていると思います。(ここまで1週間あったが)平原さんと一緒に練習させてもらって、ハンドル周りのアドバイスをいただいて、更にセッティングが良くなったと思うし、体もここ最近はないくらい動いていたので、状態はいいと思います。(初日は)関東の3番手を回ります。
和田健太郎(千葉・87期)
和田健太郎選手
 (取手記念は失格したがその後の練習、調整は)あまりにも悔しかったので、帰ってすぐに練習しました。2日間早く帰れたので、その分練習しました。(練習の感触は)寄る年波には勝てないな、焦って練習してはいけないなと少し感じました。(昨年のこの大会は落車で終わったが)昨年は2日目で終わったので、最終日までしっかり走れたらと思っています。(初日は)南関の3番手で走ります。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (ダービーの後は)函館の前にちょっと体調を崩して欠場してしまったんですけど、そのあとオーバーワークだったのか、ぎっくり腰になってしまって、(全プロ記念は)無理やり走った感じです。自転車は乗れたけど、体をかばっている部分があったのかなというような走りになっちゃったと思います。(ここまでの練習、調整は)すぐケアをして、しっかりやることはやってきました。練習した感じでは、不安はないです。(40歳になってはじめてのレースだが)もうじき引退だなと思うくらいです(笑)。(初日は)吉田拓矢の番手で頑張ります。
諸橋愛(新潟・79期)
諸橋愛選手
 (ダービー後は)自分のなかで走る走らないはある程度決めてやっているので。あっせんが来た時点でスケジュールは組んでいます。(なので体調は)全く問題ないです。初日は(関東が)4人いるのも分かっていたし、そのなかで走り方を考えながら練習はしてました。(佐世保全プロ記念から)割と期間も空いていたのでスケジュール通りって形で。(初日は)もちろん、4番手固めています。
深谷知広(静岡・96期)
深谷知広選手
 (前回の京王閣は)全プロ組がいなかったので、ある程度の結果、優勝が最低ではあったんですけど、思ったよりはいい仕上がりではなかったなかで、しっかり結果を出せたと思います。その後は予定通りの練習ができていますし、これからちょっと追い込み時期に入っているので、そのなかでしっかり自分のレースをしたいです。(今年はビッグレースでは決勝に乗れているが)しっかりチャンスのある位置で戦えている。あとはそれをものにできるように準備をしたいと思います。(初日は)任せてもらえそうなので、前で頑張ります。