第74回高松宮記念杯（GI）

優勝者コメント

去年（の決勝）は（近畿）1人で走ってすごくさみかったですけど、今年は脇本（雄太）さん、稲川（翔）さんと3人で走ることができて。安心感がありましたし、本当にリラックスして走れたかなと思います。（スタートでけん制もあったが、前受けからのレースに）本当にいつも通りで。（脇本が突っ張って先行する競走となったが）新山君も押さえに来るのがかなり遅かったですし、もう脇本さんスイッチ入っちゃうなって思ったところで入った感じ。基本はいつも通りの感じ（脇本が引いての巻き返し）かなと思ったんですけど、突っ張ったんでビックリしました。松浦（悠士）君がサラ脚で4番手にいたのも分かりましたし、あとは松浦君のまくりと松井君のまくりがどこで来るかというので。松浦も結構いいスピードで来たので、しっかり止めにいって。稲川さんにもチャンスがある走りもしたかったのでああいう形にはなりました。（ゴール前の判断は）今のところ僕と脇本さんがグランプリ圏内にいて、稲川さんがまだの状態なので。僕と脇本さんの気持ち的にはラインを厚くグランプリでしたいなって思ってましたし。そこの状況判断で難しい部分もありましたけど。（1走目の落車から見事なリカバリーをみせたシリーズを振り返って）初日から状態も良かったですし。前検日に入るときには本当に考えてもなかったところからスタートして。精神的にも崖っぷちからスタートして、だけど、こうやってラインのおかげで優勝することができて。本当に脇本さんと稲川さんのおかげだと思っています。（表彰式では涙も見られたが）初日から一番人気に推してもらったんですけど落車してお客さんにすごく迷惑を掛けましたし、地元の初日で落車したのは精神的にもキツい部分もありました。お客さんの声でグッときましたね。（今まで勝ってきたGIとは違うものがあった?）なんか勝手にそういう感情が上がってきてっていう感じでした。（2月にグランプリ出場を決めた中での2個目のGI制覇となったが、改めてグランプリに向けては）調整をしていってうまいことグランプリに合うというわけでもないですし、目の前のレースを妥協することなく、村上（義弘）さんが作ってきてくれた競輪もありますし、それを守るためにも攻めていかないといけないですし。GIを獲っても慢心することなく、とにかくラインで決めることを、一人でもグランプリに乗ることを意識して頑張っていきたいなと思います。（落車で怪我をして、この後は体を休めたい気持ちもあると思うが）日に日に状態も悪くなっていって。そういうところで立て直せて良かったんですけど、しっかりケアをしてまた頑張りたいと思います。（今後の戦いに向けて）本当に今回優勝できたのは脇本さんと稲川さんのおかげです。それでも勝ち上がりの段階で精神的な強さも自分で感じましたし、まだまだ頑張れるかなと思います（笑）。

全プロ記念競輪

（2017.5　和歌山）

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（2021.8　いわき平）

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（2022.2　取手）

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（2023.6　岸和田）