『第18回サマーナイトフェスティバル(GII)』 ガールズケイリンフェスティバルレース共同インタビュー

配信日:7月18日
7月18日(月) 11R(発走予定19時55分)
尾方真生(福岡・118期)
尾方真生選手
 (予選2は)昨日と同じであまり考えすぎずに。真ん中だったら先行されても、後ろからまくってこられても反応できるかなって。2コーナーでは踏もうかなって思っていたので、自分の行ける所から踏んだ感じです。(踏み出しは)良い方かなって思います。初日よりもアップが軽かったので、今日の感じで良ければ明日(決勝)もいい感じで迎えられると思います。去年のサマーナイトは自分が成長できた開催だったんですけど、今回挑んでみて、連勝できるとは思っていなかったんですけど、去年よりレベルアップした自分を見せられていると思います。(決勝も)自力で。
山原さくら(高知・104期)
山原さくら選手
 (予選2は)想像以上に風が強くて、けん制が入るならって考えて。一番いい展開にはできたのかなって。でも風がきつくて(カカっているかは)わからくて。尾方さんが凄い勢いできて後ろも連なってくるのかなって思ったら一人だったので、ワンチャンあるかなって。日頃の行いが良いのかなって思ったら、3着で(苦笑)。良くないのかって落ち込みましたけど決勝に乗れたので。決勝も凄いメンバーがそろったんですけど、自分の持ち味を出せるように頑張ります。
佐藤水菜(神奈川・114期)
佐藤水菜選手
 (予選2は強い選手が大勢いたが、走る前はどのようなイメージを持っていた?)本当に考えていたのはひとつで、中団からちょっと前を取って1周駆けることしか考えていなかったです。前々は良かったんですけど、道中に前3車入って、それじゃいかんと思って前を空けたんですけど、結局柳原(真緒)選手に押さえられてしまって、後方という展開になってしまって。でも、1周行くというところは変わらず決めていたので、自分が行くと決めていたところからタイミングは関係なく行きました。自分の後ろにいたのが太田りゆ選手だったので、ピリつきましたね。いつもダッシュで魅了されていて、うらやましいダッシュの持ち主なので、その先輩を前に一所懸命頑張ろうって(笑)。特に誰を後ろにというのは全然考えていなかったんですけど、たまたま太田りゆ選手の後ろには誰もいなかったので、入らさせていただいて、ピリつきながら走りました。前半の半分、ホームからバックまでは様子を見ながらスピードをもらう感じで、後半の半分は全開で抜かれないように走りました。(風が強かったが)脚見せの時はバックが向かいで、発走機に付いた時は追い風に変わっていたので、そこは自分にとっていい日だなと思って、追い風で風をもらうように走りました。(初日は疲れがちょっと残っているとのことだったが)メンバーがメンバーなので、そんなことは言っていられないなというところで、メンタル面でカバーしました。でも、緊張のし過ぎであまり寝れていなくて、朝は早起きだし、夜は寝れないしで、アップ中もバクバクしてました。(2日間の手応えは)脚の回る感じは、ちょっと甘いなと思うんですけど、それはバンクのコンディションであったりとか、いろいろな要因があるんじゃないかと言う風に考えて、自分のコンディションはいいぞと言い聞かせてます。(優勝の期待がかかるが)サマーナイトは去年は魅せる先行で悔しい3着だったので、今回は優勝だけを狙って頑張ります。(決勝は)自力自在に。
太田りゆ(埼玉・112期)
太田りゆ選手
 (予選2は)いつもと同じく詳しくって言う決め方はせずに。後ろの方にはなりたくないなとか。ま、緩いようなら先行も、タイミングがあればまくりも。前にいい選手が来ればマークでもいいかな(笑)。とにかく決勝に乗ることを第一優先として、臨機応変にレースを組み立てられればいいかなと思いました。(佐藤が前に入って)ありがとうって言うか(笑)。いつも一緒に練習しているので。もちろん、そういう何かって言うのはないんですけど、彼女の調子がいいのも分かりますし、競輪大好きなんだなって言うのも分かりますし。プライドもなくと言うか悔しいところですけど、ここはもう水菜任せの他力本願でもいいのかなっていう。明日(決勝)に向けて脚も溜められたし、すごくいい流れになったんじゃないかなって思います。(マーク戦に)気持ちを切り替えました。ガラにもなくというか。自力が出せなくて残念でしたけど、決勝に乗ることを考えれば冷静な判断だったのかなと思いますし。最後差し切れなくておっとっとって感じですけど、明日(決勝)に向けてまた頑張ります。(佐藤のダッシュに)やばいなと思うことはなく、かなり私は余裕を持って付いていく感じで。すぐさまお尻を下ろして冷静に見る、バックは誰かが来ないか見る。それぐらいの冷静さはあったので。差しって言うのは普段やらないのでどこで行ったらいいかちょっと分からなかったので。そう言うことも今後考えながら、スピードの良い選手はたくさんいるので、いざとなったら自分も差しに行けるテクニックを持たないといけないなと思います。(2日間走ってみて)1着が取れていないので、皆さんからしたらとか、周りからは体調良くないのとか調子良くないのとか言われますけど、そうじゃなくて本当にみんなが強くて。私も一生懸命やってる中で、調子も悪くない中でこれなので、明日(決勝で)いい勝負ができればなと思います。(ビッグレースでの優勝を)皆さんから期待されているか分からないんですけど、自分自身としてはそろそろタイトルを獲りたいと言うのはかなりあるので。年齢もそう若くなくなってきましたし、オリンピックが近くなってきたらまた難しくなってくる部分もあるので早いうちに獲りたいなと思いますけど(笑)。まあ、そこは焦らず冷静に怪我なくしっかりやれればなと思います。(決勝は)自力で勝負します。
鈴木美教(静岡・112期)
鈴木美教選手
 初手というかスタートは前の方からって思っていました。やっぱりレベルの高い所はああいう(最終ホームで前をすくったような)動きが1着取れたり、着にからめなかったりまであると思ったので、シビアに戦えたと思います。踏み込んで奥井(迪)さんに並んだんですけど、そこをがまんすれば4角からもう一回伸びると思ったので。碧衣ちゃんが来ていなかったんですけど、自分はゴールまで踏むだけでした。(決勝は)自力自在に。
吉川美穂(和歌山・120期)
吉川美穂選手
 (予選2は)初手はできるだけ前で、梅川(風子)さんや尾方さんよりも前にって。猪頭(香緒里)さんが来たことに関しては迷うことなくというか併走するよりもと思って前に入ってもらいました。逃げているのが山原さんだったので、車間を空けすぎると怖いなって思ったんですけど。そんなに力がない方なので(尾方に)合わせることができなくて、追走する形になったんですけど。ある程度は思っていた競走だったと思います。2日間、うまく展開に救われてハマったかなって。決勝に乗れるとは夢にも思っていなくて、嬉しいですけど手応えはいつも通りかなって。自分としては良くできている方だと思います。自力自在に頑張ります。
児玉碧衣(福岡・108期)
児玉碧衣選手
 奥井(迪)さんが前を取ったので先行するだろうなって。4番手が取れたのでまくりに構えようと思ったんですけど、久米(詩)さんと坂口(楓華)さんと併走する形になって。奥井さんは死ぬ気で先行するだろうなって思ったので引けなかったですね。ちょっと難しかったですね。バックが強風で思ったよりもカカらなくて。道中でバックを踏んだりもしていたので脚も削られていて、溜められなかったですね。脚の感じは悪くないんですけど、もうちょっとフタをされた時の溜め方だったり走り方だったりを考えないとですね。(決勝は)自力です。