第39回全日本選抜競輪（GI）

優勝者コメント

　（優勝して）ホッとした気持ちもあり、もちろん、うれしい気持ちもあり。まあ、でも本当に今開催はラインに助けられた優勝だったと思うので。自分の力だけでは多分、ここには立てなかったと思います。去年はなかなかGIになると決勝に乗れずに苦しい一年ではあったんですけど、しっかり今年に向けて気持ちを入れ直して。年明けてからできてたので、今開催は自信を持って臨めました。（年頭から）体調も良く、自転車の出も良かったので、本当に自信を持って入ってきました。（今シリーズを振り返って）初日の自力のレースで、ああやって何もできずに終わってしまうっていうレースを本当にこれからなくしていかないといけないですし、2日目、3日目も番手回って自分の持ち味は出せずに終わってしまったので、勝ち上がりの面では反省点しかないです。（決勝は）基本的に北井（佑季）さんの走りやすいように。でも、車番的に（神奈川3人は）外枠だったので初手の位置取りは厳しいと思ったんですけど、想定通りやっぱり後ろからになってしまい、そこからは北井さんのタイミングで行けるところでっていうところだったと思います。そこの（仕掛ける）タイミングも良かったですし、出てからも落ち着いてフカし過ぎず流し過ぎず、いいペースで回しててくれたので、新山（響平）が来ても対応できるようなスピード域でした。新山が来て、そこで浅井さんが口が空いてたので、そこで何とか入れるようにとは思ってサポートして。あとは後ろの仕掛けにバックぐらいでは被らないようにと思ってたんですけど、そこでは北井さんも仕掛ける間合いを取ってましたし、そこら辺はとりあえず付いていくことと思っていました。（4コーナーに入ってからは）北井さんもちょっと（新山に）合わされてるところはあったので、僕も早めに外を踏んでも内をまた突かれてしまう可能性もありましたし、ちょっと我慢しながら清水が見えてから踏んだので最後は苦しい接戦になってしまいました。勝ってた感覚はあったんですけど、自信を持っては勝ったなっていう確信にはなれなかったんですけど。それぐらい清水も強かったですし、北井さんもいいレースをしてくれましたし。本当に北井さんらしいレース運びをしてくれましたし、松谷（秀幸）さんも3番手を回ってくれてできることをやってくれたので、それがあっての僕の優勝だと思います。（早々とGI優勝してグランプリ出場も決まったが）そこら辺は一回経験はあるんですけど。メリットでもありますし、その反面デメリットな部分もあるとは思うんですけど、しっかりと（一年）まだ始まったばっかりなので、これから先のレースも自分のレーススタイルは崩さずに南関勢を引っ張っていってグランプリに一人でも多く乗れるように意識した一年を過ごしたいなと思います。（今年8月には平塚でオールスターがあるが）去年のダービーは残念な結果に終わってしまったので、とりあえず今年はそこを目標にはやっていくつもりなので、そこら辺にピークに持っていければいいなと思います。

第1回 ウィナーズカップ

（2017.3　高松）

第35回 共同通信社杯

（2019.9　松阪）

第62回 朝日新聞社杯競輪祭

（2020.11　小倉）

第36回 読売新聞社杯全日本選抜競輪

（2021.2　川崎）

第38回 共同通信社杯

（2022.9　名古屋）

第39回 読売新聞社杯全日本選抜競輪

（2024.2　岐阜）