予選通過した渡邉が1/8決勝であたることとなったのは、今大会好調のミカエル・ブルガン。
インスタートの渡邉が先行、スローペースで1周目を周回。2周目に入りスピードは上がるが、お互いにらみ合いの状態が続く。残り1周のホームから渡邉がスパート。
ブルガンも、待っていましたとばかりにスピードを上げる。バックの直線で渡邉はブルガンに前を許し、そのまま。
クオーターファイナルへ駒をすすめることが出来なかった。
続いて、9-12位に入るべく、クオーターファイナルBに出場。
相手はオランダのヴェルド。先行した渡邉は超スローから、バックでスタンディングばりの停止、そのあともトリッキーな動きを
繰り返す。しかし、2周1コーナーで、上に上がった際に、ふいに内をついたヴェルドがそのままスパート。
ふいをつかれた渡邉は追うのが精一杯で、ヴェルドに先着を許し、ここで終了。着位をもらうことはできなかった。
渡邉のコメント 「久しぶりに250でスプリントが出来ました。順位はダメでしたけど、収穫のあった2レースだったと思います。
250で戦える技術を、もう時間はないんですけど、あせらずにやしなっていきたいと思います。
ヴェルドとの試合は、いろいろやってみたんですけど、やっぱり小細工しないで勝てる脚がほしいですね。
これからタスマニアに行って、次のロサンゼルス大会までにもトレーニングの時間がありますから、がんばってみます」 |