さて、その後進んだ1/4決勝B。組み合わせ上の対戦相手はスペインのホセ・アントニオ・エスクレドだが、エスクレドは予選が終わった時点で急な腹痛により棄権しており、渡邉の不戦勝。
続く1/2決勝Bはマレーシアのジョサイア・ヌグ戦。
インスタートから先行する渡邉。徐々にスピードを上げ、ヌグに前に出るタイミングを与えないまま逃げ切りを狙うが、
最終コーナーから、計算したかのように差されて黒星。落車の影響かいまひとつ渡邉に元気がない。
その後の11・12位決定戦は、今度は渡邉が棄権。ウクライナのアンドレイ・ビノクロフに不戦勝を与えることになり、最終順位は12位で終了。
渡邉「痛みはがまん出来たんですが、落車で背中を打ったせいで呼吸がうまく出来なくて。さっきの競走(ヌグ戦)で走っているときも、空気がうまく入ってこなくて酸素不足になっちゃったんで、これでは、ムリだと思いやめることにしました。また次頑張ります」 |