スプリントには渡邉と深谷がエントリー。経験豊富な渡邉は「こっちに来て状態、上がってきている感じ、上り調子ではあります。もちろん上を見て10秒1台が出せれば出したいですけど、状態的には?という感じなので目標は10秒2台に。この北京は出す人はタイムを出してきますけど、皆が皆タイムを出せるというトラックではないので・・・だからと言ってダメだった、という風にはしたくないので頑張ります。」第2戦メルボルンで予選落ちしている深谷は「前回予選落ちだったので、まずは予選突破が目標です。今回はこれだけなので何もしないで終わってしまって帰りたくないので・・・疲れはないですけど状態は上がってきているという感じでもなく微妙なところです。ハロンは10秒3,4が出れば、というところです。」ベストという10秒4を更新しての本選出場となるか。
前回の第3戦は東アジア大会出場のため不参加となったが、第2戦に引き続きエンデュランス系の種目には飯島、盛がエントリー。ポイント・レース、マディソンに出場となる盛は「ポイントは世界選手権の権利もあるので、ここはまあ、気負わずに行きたいと思います。とはいえ調整程度、というわけでなく、行けるところがあればどんどん行きたいと思っています。それよりやはりマディソンですね。ここで成績を出して世界選手権行きをしっかり決めたいと思います。」スクラッチ、マディソンに出場の飯島は「我々には内容のある合宿になったと思います。普段はほぼぶっつけでマディソン、という感じなので、それに対する練習も出来ましたし。きっちりと走って権利を取りたいと思います。」
今回はいつもと比較して8人と大所帯なため、スプリント系はほぼ皆1種目での出場となるが、それぞれの種目にきっちりと照準をあわせてワールド・カップの最終戦を締めてシーズン最後の世界選手権に繋げていって欲しい。 |