ただ一人出場することになった渡邉は53人中41番目の出走。渡邉の前に走ったライダーで気になるタイムを出したのは、今大会、スプリント陣の活躍が目覚ましい中国のジャン・レイが10秒183、ジャン・ミャオが10秒325、それにペルヴィス(コフィディス・フランス)の10秒294、後は10秒3台でもドーキンス(ニュージーランド)と渡邉の力なら上位通過出来そうな様相の中渡邉の出走となったが、まさかの10秒553というタイム。10秒3台は、悪くても10秒4台は・・・と思っていたが予想外に残念なタイムになってしまった。この後のメンバーの名前を見ていると予選通過が危ぶまれる状況。結局予選通過ラインは10秒540。渡邉は18位で予選通過を逃し、2007年シドニー以来のワールド・カップ予選落ちとなってしまった。 |