ワールドカップ第1戦結果

配信日:2000年5月22日
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ワールドカップ第1戦2日目結果
記事・写真:白土 智一 特派員(ドイツ・デュッセルドルフ)

 2000年5月20日(土)快晴 気温20度

 本日の成績 
女子個人追抜
優勝 L.ファンモーゼル(オランダ)
2位 M.クリネット(フランス)
3位 E.チャリク(ロシア)
4位 A.ベルッティ(イタリア)

アルカンシェル保持者のクリネットが終始リードしてレースは進んだが、残り 3周からファンモーゼルが驚異の追い上げを見せ、0.86秒差で優勝を果たした。
男子団体追抜
優勝 ロシア
(カルコフ、スミスロフ、カルペッツ、グリッツオ ン)
2位 ドイツ
(レーマン、バッハ、シードラー、ムーラー)
3位 フランス
(エルムノー、ポメロー、ボス、モロー)
4位 ウクライナ
(アビディエフ、ラドチェンコ、ポロタイコ、チェルニャフスキー)

男子スプリント
優勝 L.ガネ(フランス)
2位 R.キアッパ(イタリア)
3位 J.ファンエイデン(ドイツ)
4位 C.マクレーン(イギリス)

国際競輪から帰国直後の参加となったガネは少々疲れ気味。1/4決勝では“舎弟”のブルガンに一本とられ冷っとさせたが、三本目ではスタンディングを挑むブルガンにのったと見せかけておいて、ブルガンの隙をついて先行。自分でも「せこい」と思ったのか、苦笑しながらのゴールとなった。
昨年の世界選手権でドーピングコントロールにかかり、大きなチャンスを棒に振ったファンエイデンが“冤罪”をはらして復活。
表彰台の3人は昨年の第2戦と同じ顔ぶれとなった。

女子スプリント
優勝 S.グランコフスカヤ(ロシア)
2位 F.バランジェ(フランス)
3位 N.マルコフニチェンコ(ベラルーシ)
4位 G.エヌキナ(ロシア)

優勝したグランコフスカヤを始め、3位、4位を東欧勢が占め、観客のボルテージが一際高かった。バランジェが表彰台の中央を逃したのは久々のことで、参加選手からも思わずどよめきの声があがった。プライドを傷つけられた女王は、表彰式で握手も交わさず、誇らしげに観客に手を振るグランコフスカヤにさっさと背を向け会場を後にした。

詳しいリザルトはこちらでご覧いただけます。
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