ワールドカップ第1戦結果

配信日:2000年5月22日
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ワールドカップ第1戦3日目結果
記事・写真:白土 智一 特派員(ドイツ・デュッセルドルフ)

W杯モスクワ大会第3日/太田幻の優勝
5月21日(日)快晴 気温23度

 本日の成績 
女子500mタイムトライアル
優勝 C.ジャン(中国) 35秒004
第2位 F.バランジェ(フランス) 35秒064
第3位 S.グランコフスカヤ(ロシア) 35秒576
女子ポイントレース
優勝 E.チャリク(ロシア)
第2位 M.クリニエ(フランス)
第3位 A.ベルッティ(イタリア)
 スプリントに続き500mTTのタイトルも逃したバランジェ。
シドニーでの引退を決め気が緩んだか。
 

オリンピックスプリント
優勝 スペイン 59秒938
第2位 イギリス 1分00秒409
第3位 ラトビア 1分00秒327
第4位 日 本 1分1秒051
 長塚、神山、伏見の並びでスタートし予選を3位の1分00秒651で通過、この記録は 333Mトラックでの日本記録(※注)となる。これで一気にメダル獲得の期待 が高まった日本チームだが、3・4位決定戦では思ったようにスピードがのらず予選の タイムを上回ることができずにラトビアに敗退、4位入賞にとどまった。

(※注)これ以前のオリンピックスプリント333mトラック日本記録は、1999 年6月9日アジア選手権(前橋グリーンドーム)において、稲村、伏見、十文字が出し た1分01秒287。

ケイリン
優勝 J.ファンエイデン(ドイツ)
第2位 P.ブーラン(チェコ)
第3位 A.キクシス(ラトビア)
第4位 K.バルガス(ギリシャ)
第5位 R.キアッパ(イタリア)
第6位 太田 真一(日本)
 決勝レースのゴール。ファンエイデンとの際どい写真判定は太田に軍配があがり、アナウンス、掲示板とも一度は太田のワールドカップケイリン2連勝を伝えた。歓喜の日本チーム。が、直後のアナウンスが太田の笑顔を凍り付かせる。ほぼ2周を先 行してむかえた最終4コーナー、太田の車体がわずかにふくらみ、後続のファンエイデンに対する斜行で降着の判定。確かにスプリントラインはこえていたものの、妨害の意図は感じられなかった動きなだけに斑目コーチ、太田ともに抗議に向かうが審判団に認められず、ワールドカップケイリン2連勝は露と消えた。

マディソン
優勝 デンマーク(ハンセン、フィリポビッチ)
第2位 オーストリア(ストッカー、ガーバー)
 
総 合
優勝 フランス
第2位 ドイツ
第3位 ロシア

詳しいリザルトはこちらでご覧いただけます。
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