2012年7月より女子選手による競輪競走としてスタートしたガールズケイリンは、2022年7月に10周年を迎えた。
新たなガールズケイリンの幕開けとなる2023年に向け、ガールズケイリンのリブランディングが行われ、新コンセプト「プロスポーツ競技のまんなかへ」のもと、誰にとってもメジャーな公正かつ安全なプロスポーツ競技を目指すこととなった。
このコンセプトに基づき、ガールズケイリンのレース体系の再構築が行われ、2023年度より男子同様、グランプリを頂点としたレース体系とするため、これまで行われてきた単発レースの整理を行うと共にGIトーナメントを新たに設けて、「ガールズグランプリ」をGP、「オールガールズクラシック」、「パールカップ」、「競輪祭女子王座戦」3つの新設トーナメントをGI格付けとした。
2023年度に新設されたオールガールズクラシック【GI】は、「本格的な」「格式のある」を意味する「クラシック」を名称に使用し、ガールズケイリンにおいて最も格式高いレースとなる。記念すべき第1回の開催は2023年10月に松戸競輪場で行われ、第2回(久留米競輪場)より4月に開催が移行し、現在に至る。
オールガールズクラシックの特色は、選手選考で42名が選抜され、女子GIで最多(※①)のレース数(6レース制)となり、現在、唯一の女子選手のみによる開催(12レース※②)である。
※①2025年度より開催される女子オールスター競輪も6レース制となる。
※②選考による6レース【GI】とあっせんによる6レース(2R制×3トーナメント)【FII】で実施される。