第65回オールスター競輪（GI）

優勝者コメント

　（6日間を振り返って）僕自身も常に人気になってましたし非常にプレッシャーのある中での戦いだったんですけど、本当に何とか1着でたどり着けたかなって心境です。（決勝は赤板で松浦に内をすくわれたが）僕自身は寺崎君の後輪に集中してる中で不意を突かれる形だったので。正直、あのあたりは自分の中での技量不足が露骨に出たなという風には思います。（下げて7番手からの立て直しとなったが）内に入られたあとの守澤さんの当たりだったりとかも、自分が下げざるを得ない要因の一つなのかなって風に思いましたし、そこからまたしっかり優勝するために気持ちを切り替えたって感じですね。（仕掛けのポイントは）4コーナーを立ち回って直線のところでは仕掛けることができたのかなって、あとで振り返って思いました。（松浦に先まくりされて）自分の中での仕掛けは半信半疑だったので、本当にギリギリ届いたなという風な感じです。自分が1着で駆け抜けたのかって本当に疑問に思うぐらいのゴールだったので、そのあとに自分が1着って確信を得るまで半周以上かかったのかなと思います。（オールスターの完全優勝で歴史に名を刻んだことは）あまり意識はしてないですね。前回の完全優勝した宮杯もそうですし、ダービーも特に意識せずに獲れたことですし、変にそこに名を刻むとかという風に思ってないです。（オールスターは）自分の中で相性のいい大会だと思いますし、去年も2着だったんですけど勝ち上がりでもしっかり自分の力を出し切れた中での決勝だったと思います。ナイターとはいえ本当に相性のいい大会だと思います。（今年はGIを走れる機会が限られる中でダービーに続きオールスターも優勝したが）一走走ったときに自分の体調の中でしっかり気持ちを入れ直さないと6日間5本分走ることはできないなと思っていたので（中止順延になった）準優も含めてしっかり気持ちの切り替えもできた中での今回だったなと思います。（今後は）自分の中での大きな目標としてはGIに向けてまたしっかり調整し直すってところからだと思います。このあと（走れるGIである競輪祭まで）2カ月以上自分の中では空いてると思いますから、そのあたりのコンディション作りというのも気を緩めずにやる必要があるかなと思います。（最後に）今回の決勝は番手戦だったんですけどいい経験にもなりましたし自分の技量不足が露骨に出た形とはなりましたけど、なんとか1着で駆け抜けることができて、人気に応えることができてホッとしている半分、期待に応えられて本当によかったって思う気持ち半分なので。それが今後はないように自分が持ち味をしっかり出してまた優勝を目指して頑張りたいと思います。

2018年8月19日

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