第76回日本選手権競輪（GI）

優勝者コメント

　　僕自身は今年、走れるGIが限られている中での戦いだったので、本当に優勝したい気持ち一心で頑張ったって感じです。（レースは）見られるのは分かっていたし、決勝だからといって変化をつけるわけでもないのでいつも通りって感覚がありました。（展開は）僕が引き切ったところで眞杉君が全力で駆けるのか様子見るのかで大分作戦が変わってきたところだったんですけど。眞杉君も油断せずに踏んできたってところがあって、かなり苦しい展開だったのかなという風に思います。（仕掛けて出て）かなり自信はなかったんですけど、とにかく自分が一回踏んだところからは緩めずに最後まで力を出し切るっていう気持ちだったので、それが結果に表れたのかなって思います。（最後は）平原さんを乗り切ったところで本当に記憶がなくなるくらい力を振り絞っていたので正直余裕はなかったです。ゴールした後でようやく、ハンドル投げて1秒くらい自分優勝したの?っていう風な疑問があったくらいだったので、それくらい力を出し切ったレースをしたのかなって思います。（昨年8月に競輪へ復帰して腰痛を患ったり）僕自身、決して楽な道のりではなかったんですけど、このダービーを走る前までは。ようやく段階を踏んで戦えるだけの力を付けて帰ってこれたなって感じはあります。（前検日に話したように）完調ではないんですけど、本当に戦う気持ちだけは完全に戻ってきてるのかなって思います。全日本選抜で古性君が優勝して近畿にすごくいい流れが向いてるなって思っていたので、この流れをしっかり絶やさずにレースをしたいなって思っていました。（優勝賞金の使い道は）今年からナショナルチームを離れるっていうのもあって、それと同じ環境を福井に作りたいなっていう風に思っています。（グランプリ出場権を獲得したが）グランプリは決めてますけど、まだ前半戦が終わっていない段階なので、まだまだ気を緩めずしっかり頑張りたいと思います。（次のGIの高松宮記念杯は）権利がなくて出場資格がないので、次に出られるとしたらオールスターになります。（次は地元のFI戦の予定だが）目の前にある戦いは走っていきたいなって思うので、とりあえずGIが終わってちょっと休養してまた力を付けていきたいなって思います。（ファンの声援は）内側にいたお客さんの声援も大きくて、外側ももちろん大きかったんですけど、これがGIだなって思ったって感じです。（ダービー2回目の優勝となるが）ダービー2回目の優勝といっても実感はないんですけど。僕の中で今年はしっかりGIを獲ってグランプリに出るというとりあえずの第一目標はクリアしたので、あとはここからより多くの近畿勢をグランプリに連れていきたいなって思っています。（最後に）目の前の一戦、一戦を走ることが競輪界の盛り上がりにつながると思いますし、僕自身も戦う気持ちを切らさずにいくって意味ではFIでも記念でも気持ちを切らさずに戦い抜くっていうのが大事なことだと思うのでまたこれからしっかり頑張りたいと思います。（福井に戻るのは?）今月の終わりに福井のFIがあるんですけども、それを機にしっかり拠点を福井の方に戻そうかなって思っています。

第61回 オールスター競輪

（2018.8　いわき平）

第27回 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

（2018.10　前橋）

第3回 ウィナーズカップ

（2019.3　大垣）

第73回 日本選手権競輪【完全優勝】

（2019.5　松戸）

第71回 高松宮記念杯競輪【完全優勝】

（2020.6　和歌山）

第29回 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

（2020.10　前橋）

第76回 日本選手権競輪

（2022.5　いわき平）