第66回日本選手権競輪（ＧＩ）

優勝者コメント

　（決勝は）北日本が5車並んで、牛山君、武田さんも師弟コンビで強力なラインなんで、とにかく最後方とかにならないようにと思ってました。あとは流れ見て力を出し切れました。武田さんの後ろになったのは分かったんですけど、あまりにも展開が早くてちょっと前がどうなってるか、後ろに山崎君がいるのは分かったけど、その他がちょっとよく分からなかったです。一瞬、2コーナーで先に行こうと思ったけど、そのタイミングで武田さんも踏みかけたし、その辺は状況を見ながらというか。（最後の直線勝負は）自分では3コーナーぐらいから踏んでるんですけど、なかなか出が悪くて。（これでダービーは2度目の優勝だが）昨年、グランプリを優勝して責任ある立場になったと思いますし、そのなかでこうやって日本選手権、自分が一番目標にしてる大会なので、この大会で優勝できてホッとしてるというか、自分でも本当に評価できると思います。またグランプリと日本選手権は全く違う大会だと思うので、自分のなかでは日本選手権が本当に日本一を決定する大会だと思ってずっと若い頃からやってきたので、その大会で優勝できて素直に嬉しいです。
　（立川ダービーを優勝して、立川グランプリを走ることになったが）どこでやっても一戦一戦力を出すことに変わりはないんですけど、グランプリをまた走れることは嬉しいですね。今回は立川に入ってからもずっと体が重くて、こんなに体が重い状態っていうのは初めてくらいだったけど、今日本当に攻めていく気持ちが流れを呼んだのだと思います。（後輩の頑張りもあったが）いつも自分が自分のレースをすることで、それを評価してくれる後輩たちがいて頑張ってくれるので、自分は自分の今までどおり自分のレースができるようにしっかり頑張っていきたいなと思います。（5日目が次女の誕生日、明後日が3女、31日が長女の誕生日になるが）そうですね。いいプレゼントができたかなと思います。明後日の（グランプリ）祝勝会にいい土産になったと思います。今は近畿に先行選手がどんどん出てきて、後ろを回ることも増えて、自分では色んな葛藤がありながらのレースになってますけど、とにかく見てくださるファンの方にいいレースをみてもらえるように、しっかり頑張っていきたいと思います。