(G1タイトル)2つ獲って本物と言われているので、本当に嬉しいです。ずっとファンに迷惑をかけていたし、最後にちょっと恩返しができて良かったです。(決勝戦は)深谷(知広)君が先行だと思っていたんですけど、村上(義弘)さんもたぶん黙ってないなと。じっとしているのは嫌だったんですが、結局、そういう感じになっちゃいました。展開が向いた感じですね。(スタートは)誰も出なかったので、めんどくさいから前に出ちゃって、それから後ろでレースが始まっちゃたら嫌だなと思いながら、来たら前々に踏もうと思っていました。昨日、一昨日と(ギアは)55×14でイマイチだったんで、13枚で一発賭けようと。単騎だったし、気楽にやりました。(中村)浩士が前のレースで突っ込んで落車しちゃってたし、もう仲間からも落っこてもいいぐらいの気持ちで走った方がいいと言われていたので、気持ちだけは負けないようにと思っていました。(今年1年を振り返って)去年は勢いっていうほどでもなく、マグレで(グランプリを)獲れてしまったような感じだったので、松戸ダービーで失敗したのが響いた感じがしますね。夏場はまた調子が上がってきたんで、どうかなと思っていたんですけど、まぁ最後にG1優勝できて本当に良かったです。後半は自分で競走を入れたんですけど、自力というのもあると思うんですが、(山口)幸二さんみたいにあんなに連戦ではいけないなと思っていたので、最後の一発に賭けようとは思っていました。またグランプリで走れるというのがすごい嬉しいですね。 |