第64回高松宮記念杯競輪

優勝者コメント

　本当に新田君が今開催、最近の強さ同様に凄く強くて、今日も正直昨日のことがあったので、展開によってはキツいレースになるかも知れないなと思ってたので、4コーナーまで食らいついていこうという気持ちでレースに臨みました。作戦は、初手は（佐藤）友和が前を取るのかなと考えてたので、まさかという並びになって僕たちに有利になったと思いますし、新田も最初から思い切って仕掛けて勝負するということを言ってましたので、まあ、ああいうレースも考えてました。（藤木の巻き返しについては）あの辺はすぐに来るだろうなという風に読めていましたし、しっかり当たって止めることが出来たので。まあ、あそこで行かれてはどうしようもないんで良かったと思います。（新田は）4コーナーというより最終バックからの加速が本当に凄くて、余裕はありましたけれど、多分バックではまくって来れないなという、4コーナーまくり追い込みみたいな形で来るかなという風に感じてました。最後は思い切って踏みましたね。自分の感じ通りに踏むことが出来ました。（ゴール後は）期待されている部分も沢山ありますし、その期待に応えて自分のレースをしっかり出来たと思ったので嬉しかったですね。
　（ダービー制覇からここまでは）長いですね。でも、本当にまだまだ沢山。ダービーを獲った後もやっぱりまだまだ沢山課題があったので、一つ一つクリアしていって、さらに強いところを目指そうと思ってやっているので、正直、今日も優勝できましたけども、まだまだだと思います。でも、本当にラインに恵まれました。いつもそうなんですが、北というラインがあって自分を活かしてもらっているので、ラインに恵まれての今日も勝利だったので、また番手回ったときも、三番手まわったときもしっかり仕事をして最後勝負出来ればなという風に思っています。（課題は）まだまだ追い込み選手、今走っている選手でも沢山素晴らしい技術を持っている人もいますし、井上（茂徳）さんとか話しを聞いたりVTRを見たりすると、全然自分には真似出来ないようなレースをされているんで、自分もそういう凄い選手を目指したいですね。
　（グランプリ出場が決まったが）グランプリというより、グランプリまでまだまだ沢山レースがあるので、優勝できたのはたまたまで、競輪選手として大きいレースを見せられるようにしっかりやっていきたいと思います。最近は連対率ですかね、良くなってきたしと思っていたんですけど、やっぱり今回G1を走って、昨日のレースじゃないですけど、油断してられない、もう置いていかれちゃう感じがあるので、もっと厳しく、さらに厳しくやらなくちゃいけないなと思います。また次に親王牌がすぐにありますんで、しっかりビシっとしたレースが出来るように、まずはそこです。（成田がいて北のラインはしっかりしていると）以前よりもそういう風に思ってくださる方がもしかしたらいるかも知れないですが、それは本当に自分の目指すところですし、さらにもっと大きい強いラインになるように、自分自身も向上させていきたいですね。