新規お客様の開拓ならびに昼間開催では来場が困難なお客様に、競輪場で一流選手のレースを観戦してもらうことを目的に、ナイター開催で行われる初のグレードレース(GII)として2005年に新設された。
選抜方法は、選考期間内のGI、GII、GIIIの優勝者およびFI開催の優勝回数上位者に出場する権利が与えられる。
2014年度までのサマーナイトフェスティバルは2日制で開催され、初日に9レース実施される予選競走の1着者が決勝競走に進出する自動番組編成方式で行われた。
全国各地の競輪場で国際競輪がおこなわれていた2007年度の第3回では「ワールドグランプリシリーズ07」が開催内で実施された。これにより、初日10レースにワールドグランプリレース、2日目7レースにワールドステージレースが行われる10レース制での開催となった。
2014年度よりガールズケイリンフェスティバル(3個レース)を含む、現在の12レース制での開催となった。
なお、2015年度から初日に特別選抜予選競走(1個レース)が誕生し、3日制での開催となった。
2025年度より、2014年度から行われてきたガールズケイリンフェスティバルを発展的に解消し、男子選手のみが出走する4日制の開催となる。
トーナメントの特徴として、初日の特別選抜予選競走が3個レースとなり、特別選抜予選競走から勝ち上がった選手による「アルタイル賞」が第2日に組み込まれた。
◇『アルタイル賞』の名称について
サマーナイトフェスティバルは、7月にナイターで開催されている。
7月に連想される七夕伝説では、"彦星"とも呼ばれる「アルタイル」という一等星があります。2025年度からは男子選手のみが出走する開催となることから、第2日のメインレースの名称を『アルタイル賞』とした。