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- ウィナーズカップ決勝戦
3月21日(火) 12R(発走予定16時35分)
脇本雄太(福井・94期)

(初手で前を取ったのは)けん制も起きましたし、仕方なく前出たって感じです。打鐘の所では仕掛けたいなって思っていたんですけど、吉田(有希)君がケツを上げて発進しているの見えて、ちょっと躊躇してしまったって感じですね。(ホームでの仕掛けも小松崎大地のラインに張られる形になり)昨日(毘沙門天賞)の失敗もありますし、ワンテンポでもいいから早く仕掛けたいなっていう風には思っていたんですけど、それが全て裏目に出ているなっていう感じですね。(仕掛けた感触は)出の悪さと言い、それが今の調子なのかなっていう風には思います。(自身状態は)純粋に(腰の)治療に集中していたのもあって、練習不足が体に出ているなっていう感覚はあります。(腰だけではなく脚も)自分の中では調子は良くないなっていう風には感じました。落車に巻き込まれなかっただけ運がよかったなって風に思います。このツキをしっかり生かしたいと思います。雨も久しぶりな感覚だったので、仕掛けに対して躊躇してしまった部分に影響しているのかなってちょっと思いました。(決勝は)今の調子だったら古性君が前の方が強いと思いますし、勉強するって意味でも古性君の番手に行きたいと思います。今日の準決勝のレースを見ても古性君の動きの方が明らかにいいですし、毎回僕が前というよりか、たまには自分が古性君の後ろに回ってみてどういう動きをするのかっていうのを勉強するって意味でも、自分自身も付きたいなっていう感覚で選びました。(決勝に向けては)体のケアというよりかは、古性君の感覚をしっかり自分の体に染み込ませることが大事だなと思います。
松浦悠士(広島・98期)

犬伏(湧也)君まで決勝にという思いで野口(裕史)さんを叩きにいく方が可能性として大きいかなと。(犬伏へのけん制のあおりで)落車しそうになりましたね。内をすくわれて、ホームでは8割方終わったという感覚だったけど、何とかコースを見つけて突っ込めた。ああなったら仕掛ける脚もなかったので、イチかバチか、内に行った。犬伏君が頑張ってくれたおかげで郡司君も消耗した。(自分は)何とか(決勝に)乗れた。(ウィナーズ決勝は)5年連続で相性はすごくいい。松山で手応えをつかめたのが大きい。全日本選抜から脚の感じは良くて、松山で吹っ切れた。それをキープできている。(食生活を改善のため)スイーツを食べていない分、ご飯や果物で取って体重を落ち着かせています。今日(準決)は消耗したので、ケアをして明日に臨みたい。自在にやります。
新山響平(青森・107期)

前が欲しかったし、(渡邉)一成さんが取ってくれて助かりました。野口(裕史)さんが来た時に突っ張って(踏むのを)止めてくれればと思ったが、その気配はなくて、出した後くらに犬伏君がカマしてきて、すごいダッシュだった、そこで、入られずに、チャンスになった。山田(庸平)さんの動きに付いていっただけ。2コーナーで踏んだけど、(車の)出が悪くて戻った。自分だけの競走になってしまいました。人の力を使ったレースでした。着はいいけど、内容は危ういもの。もうちょっと組み立てをしっかりしたい。(野口と犬伏のような)先行争いに加われるようにしていきたい。(決勝は)北日本の先頭で自力。(新田と、守澤が先に勝ち上がっていて)何回も失敗しているので、今回で決めて北日本で優勝できるように。今日(準決は)はごちゃごちゃした中でも自転車に乗れていました。
山田庸平(佐賀・94期)

犬伏(湧也)君と野口(裕史)さんの先行勝負で、前、前勝負と思っていた。犬伏君の位置次第で、周回中に(南関の後ろに)追い上げた。思った以上に(郡司の犬伏に対する)けん制が入って、とっさの判断で内にいった。いい展開になって、後ろがもつれると思って2コーナーから新山君が仕掛けるのが見えて、あの位置で被ったら、ないので、3着までにという思いで行った。久々の自力できつかったですね。練習不足で体力が落ちている。前回から自転車を変えてきていて、流れに乗れていない。いつもよりやわらかい自転車を使っています。(準決は)流れが欲しいと思いましたね。(決勝は)嘉永君に任せます。体も自転車も修正はない。GIIの決勝は初めてなので頑張りたい。
古性優作(大阪・100期)

(初手の位置取りは)パッと出た感じで。(深谷知広がすごい勢いで仕掛て、新田も内から上がっていったが)ちょっと想定してなかったって感じですね。和田(健太郎)が離れてたのを見て、自分の判断もちょっとこう。武田(豊樹)さんと森田(優弥)君の内を新田さんが走っていったんでそっちに付いて行くかすごく迷ったんですけど、まあ、外から行こうかなって感じで。踏み出しは良かったなと思いますね。(2日目に微妙だと話していた筋肉の感じは)同じくあまり良くなかったですね、筋肉の反応とかは。まあ、悪いなりにしっかり走れてるかなと思います。今日(20日)の朝も結構しんどかったですし、しっかりクールダウンして明日に備えられたらいいかなって感じですね。(決勝は脇本の前で)自力自在に戦います。
福田知也(神奈川・88期)

落車があったのでね、何とか(小松崎)大地と決まりそうな感じだったから残念ですけど、(ビッグ初優出は)素直にうれしいです。(作戦は)一番後ろになると思っていたんですけどね、吉田(有希)君が(後ろ攻めに)こだわっていたので、いい位置取れたなって感じでした。大地がずいぶん落ち着いて後ろ見ながら、余裕ありそうな感じで組み立てて、ホームで踏んだところも脇本君とスピード合っていたから何とかチャンスあるなって思ってたんですけどね。それで僕も付いてて余裕があったんで最後内に行くか外に行くか見ながらと思っていたら平原(康多)がすごい勢いで(内から)戻ってきたのが見えちゃったんで、どうなるかなと思ってたんですけど落車ってなっちゃって、ギリギリ避けれた感じでしたね。(2着が見えてきて)雨で滑らないように、頼むから滑らないでくれと思って、恐る恐るじゃないけどそんな感じでガムシャラに踏みました。(3走して)2日間野口(裕史)君の後ろに付けたことが大きかったと思います。今日(準決)はもうすごい楽だったので、あのスピード域でも余裕あったので、最後外踏めば僕も伸びるかなっていう感触があったから。昨日、一昨日と体キツかったんですけど今日は楽でした。(決勝は)ちょっと考えて、北日本にはいつもお世話になっているので申し訳ないんですけど松浦君の番手に行かせてもらおうと思います。(連係は初?)もちろん、そうですね。最近勝ち上がりでも松山記念とかで(本命ラインとして)郡司君と走ったりして緊張感はあったんですけど、今日なんかはチャレンジャーで気楽に走れたじゃないですけど、ある意味集中して走れていたので。明日もそんな感じで(ビッグの決勝は)初だし、松浦君の後ろで勉強するような感じで走りたいと思います。
守澤太志(秋田・96期)

(初手の位置取りは)ある程度は考えてましたけど、取る位置は新田君に任せていたので。(新田が深谷知広の仕掛けに)合わせて出ていくかどうするか僕もちょっと分からないので(笑)、新田君の動きだけ見て。深谷君の巻き返しが早かったので、新田君がしっかり内を上手に行きましたね。本当にどこまで行くんだろうと思いながら付いていたんですけど、一番前まで行けてラッキーだったと思います。(新田が深谷の番手になって)考えてた以上にいい展開だったと思うんですけど、古性君が強かったですね。あとは古性君だけなんで、どこで来るかなと思ったらやっぱりすごい早めに来てスピードも違ったし。止められるようなスピードじゃなかったです。あれだけのスピードで来たら稲川(翔)さんもキツいだろうなって思って。新田君がそこをしっかり判断して良かったと思います。(最後の直線のコース取りは)脚に余裕もありましたし、稲川さんはめちゃくちゃキツいと思うので、やっぱり内をみんな来ると思ったんで安全策を取って外って感じでした。たらればですけど、3着には入れたので外で良かったのかなと思います。(3走して)今日(3日目)が一番、昨日よりもさらに良くなっていたので明日もさらに良くなると思います。(決勝に向けて)セッティングも微調整しますし、色々体のケアとかもしたいと思います。ツースリーですけど新田と決勝にいけたのは大きいと思います。(決勝は)北日本ラインの3番手です。
嘉永泰斗(熊本・113期)

(ビッグの決勝は)目標にしてたんで乗れて良かったです。(道中は近畿勢の後ろにいたが)初手はあそこで。吉田(有希)君より先に切って、吉田君の3番手か4番手でもと思って。自分の想定通りのレースはできたかなと思います。(仕掛けのタイミングは)詰まったら行こうと思ってて。昨日(毘沙門天賞は)ホームで詰まって仕掛けられなかったので、今日はそこを迷わず行けたんで。脇本さんより先に行っとかないと先に行かれちゃうと思って仕掛けたので。しっかり踏めたんですけど、2センターくらいで落車の音があったんで、あとは必死にゴールまで踏んだ感じです。出はあんまり良くなかったんですけど、最後しっかり踏めてたんで悪くはないのかなと思います。去年(のビッグ)は落車して色々な経験ができたんで、それが今年に繋がればなと思います。(決勝は)自分が自力で頑張ります。(前走の)大宮よりも日に日に良くなってる感じはあるので明日(決勝)は問題ないと思います。しっかり力を出し切れるように頑張りたいと思います。
新田祐大(福島・90期)

(初手で南関ラインの後ろを取ったのは)理想通りでした。(南関ラインが前をとるかは)分からないですけど、もし取った場合はあの位置が良いなっていう風には思っていました。(深谷知広が下げて新田の後ろになったところは)おおむね予想通りで、唯一バンクコンディションが変わったので、多分僕たちの前くらいのレースから風が止まって全くなくなった状態だったので、もしかしたら深谷が早めの仕掛けはあるなと思っていましたね。(深谷がカマしたところで内を行った判断は)踏み遅れたかなと思って、追いかける感じになってしまったんでやむを得ない状態で内を選択しました。(深谷の番手にハマる展開になったことは)結果論なので予想とは違う動きになりましたけど、残り1周のところではこうなったらいいなっていう理想の展開になりました。(後ろの古性の仕掛けは)チャンピオンですし、タテにもヨコにも強いっていうのを知っていますから油断したつもりはないんですけど、深谷が結構いいスピードで踏んでるなっていう感覚があったんで同じ先行選手として敵ではありますけどもっと加速できるんじゃないのかなっていう期待を少ししてしまったのが、仕掛けるタイミングが古性君が来ているタイミングより遅くなってしまったのかなって感じました。影が見えたというか、(古性が)来てる感じは分かったので踏んではいたんですけど、深谷が踏み上げるタイミングでもあったっていうのと古性君がかなりいいスピードだったっていうのが、タイミングが全て重なってしまって僕としては踏んではいるんですけど古性君の加速みたいな形にはならなかったなって感じですね。(古性の番手の)稲川(翔)さんも相当苦しかったと思うんですけど僕と踏み合うみたいな形になってしまって、ヨコ強いのでコーナー入ったときに腰のあたりにぶつかるような形で圧を感じたので踏み負けないようにだけ、しっかり踏み込もうという気持ちではいました。(古性に合わせて出ようとしたときの脚の感触は)深谷君がかなりかかっていたようにも感じて、多分深谷君の走り方に翻弄されていたのかなと思いますけど、思ったよりもサラ脚ではなかったなって踏み込んだ瞬間は感じましたね。2着確保したかっていうのは僕の中では全然分からなかったですけど、とりあえず古性君が一人でぶっちぎって行っちゃっていたのは見えたんで、なるべく近い距離でゴールできるようにっていうことで必死に踏んでいって、ゴール前ももう稲川さんにも抜かれたなっていう感覚もあって、後ろ3人で併走でゴールだったので着順は正直分からなかったですね。(3走して自身の感触は)レースの展開としてはバンクコンディションとかもあるんですけど、内行ったり、昨日(2日目)はまくってみたり、今日は番手から発進みたいな形でいろんな走り方が今開催には出ているなというのがあって、その中で負けない様にしっかり走る気持ちが体を動かしてくれているなっていうのを感じてます。戦える状態ではあると思います。(決勝に向けて)まずは現状の段階では、しっかり明日良い状態でペダルを踏み込めるようにしっかり休んで備えたいと思います。(決勝は)新山君の番手にいきます。