ビッグ2戦連続二予敗退も勝率40%維持と底力を発揮
- 小野俊之 |
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小野 俊之 【大分・77期】 |
近況の小野は1月の競輪祭、2月の西王座戦で二次予選敗退と精彩を欠いてしまっているが、直近10場所の成績では勝率40%を維持するなど、グランプリ覇者の底力を十分に発揮している。しかも、小野は大舞台になればなるほど実力を発揮するタイプといえ、ダービーはまさに最高の舞台である。昨年は決勝で6着に敗れており、今開催にその雪辱を期してくることは間違いないだろう。また、ここ最近は荒井崇博に加えて、中川誠一郎が調子を上げてくるなど、九州の若手先行型が急成長を見せており、展開的にも有利に運べる可能性が高い。初のGIタイトル獲得へ向け、小野の差し脚が松戸バンクで燦々と輝く! |
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再び先行日本一・村上の雄姿が見られるか!?
- 村上義弘 |
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村上 義弘 【京都・73期】 |
村上は2月の西王座戦・準決勝での落車の影響が心配されたが、翌日の特選では快速捲りで勝ち星を挙げており、問題は無さそう。最近の連対時の決まり手を見てみると、逃げと捲りが半々で以前の積極性が影を潜めている。西王座戦の準決勝では同県の稲垣裕之に任せているし、近畿には高城信雄という成長著しい先行型もいる。今開催の村上はもしかすると、番手からというレースがあるかも知れない。ただ、先行が圧倒的に有利とされる短走路だけに、村上がまた「先行日本一」の看板を掲げるようならば、03年のオールスター以来となるGI優勝のチャンスは十分にあるし、ファンもそれを望んでいるはずだ。 |
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同地区との競りも辞さない超シビアな位置取りに注目
- 兵藤一也 |
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兵藤 一也 【群馬・82期】 |
近況の兵藤は連対率で60%を超える数字を残すなどとにかく安定している。それを支えているのは間違いなく「厳しい位置取り」にある。1月の立川GIIIの準決勝では武田豊樹の後位を巡り、同じ関東の佐久間仙行と番手戦まで演じるほど、徹底して位置取りにこだわりを見せている。今開催は短走路での開催とあって、兵藤の様な選手は前々にいないと勝機はなかなか巡ってこない。それだけに、いつも以上の厳しい攻めを見せてくることは必至で、兵藤の位置取り次第では展開が一変してしまう可能性さえ秘めているだけに、その動向には最大の注意を払っておきたい。 |
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