弥彦競輪
ふるさとダービー弥彦(GII)
6/25(土)~6/28(火)
レース展望 ふるさとダービーとは テレビ放送予定 優勝者の横顔
ファンサービス 参考データ
レース展望
抜群の安定感でビッグ初Vを狙う
 
 ビッグレースでイマイチ目立った活躍がない兵藤一也だが、直近10場所の成績では連対率50%、3連対率61%と安定感は群を抜いている。また、今開催は西武園記念決勝でワンツーを決めるなど、相性が抜群な武田豊樹との連係が濃厚で、勝機も一気に高まる。また、シビアな位置取りにも定評がある。たとえ目標不在になっても、自ら好位を捌いての直線強襲で勝ち星を挙げられるだけの実力を秘めているだけに、兵藤の動向からは目が離せそうもない。
兵藤一也(群馬・82期)
 
武雄の雪辱を胸に今度こそ優勝を!!
   
 近況は小野俊之らしい安定感ある走りが戻ってきた。3月のいわき平記念から、4月の川崎記念、ふるさとダービー武雄温泉、5月の平塚記念、別府記念と連続優出中。今開催は九州の先行型が手薄で目標選択には苦労しそうだが、悪展開をはね返せるだけの厳しい捌きとシャープな差し脚があり、有力な優勝候補であることは間違いない。4月のふるさとダービー武雄温泉決勝で喫した1着失格の無念を晴らすべく、優勝へ向け必勝を期す。
小野俊之(大分・77期)
 
ふるさとダービー連続優勝を目論む
   
 佐藤慎太郎は4月に開催されたふるさとダービー武雄温泉で優勝を飾っており、今開催にはふるさとダービー連続優勝への期待が懸かる。成績を見ても直近10場所で勝率27%、連対率47%、3連対率67%と相変わらずのハイアベレージを維持している。また、連係実績豊富な伏見俊昭や岡部芳幸らと連係できる可能性が高いし、弥彦競輪場は直線が長く、佐藤の差し脚が十分に活かせるバンクなだけに、連続優勝へ向けて視界は良好と言えよう。
佐藤慎太郎(福島・78期)
 
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必勝期す関東勢・頑張ろう新潟!!
 今開催の中心はやはり地元・関東勢だろう。先述の兵藤をはじめ、神山雄一郎や武田豊樹といった強豪が多数参戦。地元・新潟からは小橋正義と阿部康雄の追い込みのスペシャリストが顔を揃えた。とくに小橋は、神山、武田とは何度もワンツーを決めており相性も抜群。ここ最近は精彩を欠いているが、今開催を機に復活ののろしを上げたいところだろう。また、新潟両者にとって今開催は特別な大会になることは間違いない。昨年10月に起きた新潟県中越地震後初めてのビッグレースになるからだ。優勝して被災者を勇気付けたいという気持ちは強いはずで、万全の状態で必勝を期す。

小橋正義(新潟・59期)
阿部康雄(新潟・68期)

 また、武田は4月の西武園記念で、神山は5月の宇都宮記念で優勝とそれぞれ好調で関東勢の上位独占の可能性は十分ある。

武田豊樹(茨城・88期)
神山雄一郎(栃木・61期)

 中部勢は先行力溢れる吉田敏洋、捲り鋭い山田裕仁らが持ち味の好結束を武器に虎視眈々と逆転を狙ってくるだけに要注意だ。

吉田敏洋(愛知・85期)
山田裕仁(岐阜・61期)

先行型が揃い主導権争い激化
 今開催は好調な先行型が多数参戦している。なかでも高城信雄、稲垣裕之が先導役を担う近畿勢には要注目だ。直近10場所の成績を見ても、高城が勝率36%、稲垣が32%と高い数字を残している。それに、両者とも抜群の積極性の持ち主だけに、主導権奪取の可能性は高く、逃げ切りも可能だし、マーク濃厚な中澤孝之や金田健一郎の鋭い差し脚が活きてくるだけにその動向から目が離せない。

高城信雄(兵庫・77期)
稲垣裕之(京都・86期)

 北日本勢からは伏見俊昭と岡部芳幸の実力者が顔を揃える。伏見は3月のいわき平記念優勝後は目立った活躍こそないものの、連対率42%、3連対率52%と安定した成績を残している。岡部は勝率34%と依然として好調を維持しており、ここに佐藤慎太郎が加わった福島最強ラインが実現すれば上位独占も一考したい。

伏見俊昭(福島・75期)
岡部芳幸(福島・66期)

 また、ダッシュ鋭い石毛克幸や、成長著しい三宅達也らもビッグ戦線で着実に力を付けており好走に期待
が懸かるところ。

石毛克幸(千葉・84期)
三宅達也(岡山・79期)
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