今開催は好調な先行型が多数参戦している。なかでも高城信雄、稲垣裕之が先導役を担う近畿勢には要注目だ。直近10場所の成績を見ても、高城が勝率36%、稲垣が32%と高い数字を残している。それに、両者とも抜群の積極性の持ち主だけに、主導権奪取の可能性は高く、逃げ切りも可能だし、マーク濃厚な中澤孝之や金田健一郎の鋭い差し脚が活きてくるだけにその動向から目が離せない。
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高城信雄(兵庫・77期)
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稲垣裕之(京都・86期)
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北日本勢からは伏見俊昭と岡部芳幸の実力者が顔を揃える。伏見は3月のいわき平記念優勝後は目立った活躍こそないものの、連対率42%、3連対率52%と安定した成績を残している。岡部は勝率34%と依然として好調を維持しており、ここに佐藤慎太郎が加わった福島最強ラインが実現すれば上位独占も一考したい。
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伏見俊昭(福島・75期)
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岡部芳幸(福島・66期)
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また、ダッシュ鋭い石毛克幸や、成長著しい三宅達也らもビッグ戦線で着実に力を付けており好走に期待
が懸かるところ。
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石毛克幸(千葉・84期)
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三宅達也(岡山・79期)
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