第69回日本選手権競輪（ＧＩ）

優勝者コメント

　（名古屋日本選手権3連覇、日本選手権最多の4回目の優勝、最年長記録を更新）記録は、あまり意識はしてないんですけど。日本選手権っていうレースは競輪選手にとって、大きな夢の一つだと思うので。それをまたこのタイトルを獲ることができて本当に光栄に思っています。（ファンの歓声も2年前同様に大きかったが）インタビューでも言ったんですけど、年々苦しい戦いになる中、やっぱりファンの声援が自分の背中を後押ししてくれていると思いますし。それから自分を支えているのはそういう周りの皆さんの応援でしかないと思うので。これからも期待を裏切らないように頑張りたいと思います。
　（早いレースの動き出しになったが）本当に、まさかあそこまでハイピッチになると思ってなかったので。相手も強いので、どっかモツれるところが出てくるだろうとは思ったんですけど。もうそういうレースにはならず、（三谷）竜生が一本棒でジャンを聞かせてくれた。そこからはしっかり自分の仕事をと思ってました。本当にもうハイピッチになったのでみんな苦しいレースになったと思います。（最後岩津が入ってきたが）誰か入ってくるだろうとは思ってました。しっかり（川村）晃司をあそこまできたら、4コーナーまで。4コーナーをしっかり晃司を先頭で回らすことが自分の仕事だと思ってたので、それができたと思います。（ワンツーの確認も）できました。（10Rで弟の博幸が勝ったが感じるものは）自分たちに対して、メッセージを込めて走ってくれてると思うので。そういう仲間の分もという気持ちは。決勝戦で仲間の分もと思ってました。（仲間に対して思いをめぐらせることは）今の近畿っていうのはすごく心の奥で繋がっているところがあると思いますし。また個人個人が自立したそういう選手として素晴らしい考えをもった選手ばっかりなので。本当に普段からそういう選手たちに負けないようにと思って頑張っています。（グランプリが決まったが）僕はもう目の前のレースを一つ一つ頑張っていくだけです。（出待ちのファンも多いと思うが）できる限り感謝の気持ちを込めて。