『KEIRINグランプリ2014シリーズ』
KEIRINグランプリ2014【GP】共同インタビュー

配信日:12月27日
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12月30日(火) 11R (発走予定16時30分)
村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手  (前検日の雰囲気で)あらためてグランプリの重さ。それと岸和田で行われるということで、そういう今まで経験したことのないような緊張感が自然に沸いてきます。
 (今年一年を振り返って)本当に苦しい一年ではあったと思いますけど。ファンのみなさまや関係者のみなさま、そして仲間に支えられた。本当に今こうやって(ここに)立ってることも、みんなの支えがあってのことですし。最後…、最後の最後までしっかり頑張りたいと思います。
 (前回の岸和田記念の)直後はいろいろ取材があったりとか、それでバタバタしていたんで。当初は合宿もしたいなって思ってたんですけど。なかなか時間が取れず、前夜祭のあとに急きょ短期の合宿みたいのを(村上)博幸とも(稲川)翔とも練習しました。いつも一緒に合宿する市田(佳寿浩)と4人でやってきました。(合宿は)三重県の方で2泊しました。そこである程度のみんなのコンディションを見ながら、並びなんかも考えないといけないなって思ってたんですけど。自分自身はここに向けてしっかりと練習もしてきたし、できてたし。自分が一番調子良かったようには感じましたけど。
 岸和田グランプリに向けてずっと練習をしてきて、自分自身も本当にいつも任せている翔もいるんですけど。(ラインの)先頭で戦いたいっていう気持ちをずっと持ってきて。先日の合宿の時にも3人で話もして。僕に任せてくれるっていうことなんで。近畿の先頭でしっかり頑張りたいと思います。
 近畿3人で走れて、またその舞台が岸和田競輪場ってことで。責任のあるポジションだと思うので、とにかく今の持てる力をしっかりと出し切って頑張りたいと思います。
 僕のというよりも競輪に人生をかけてきた9人ですから、そこの真剣勝負は初めて競輪を見る人にもわかってもらえると思うので。初めて見る人が競輪にひと目ぼれするようなレースを作っていきたいと思います。
 奇跡的に立てたこの舞台なので、とにかくエネルギー最後の一滴までしっかり出し切って頑張りたいと思います。
武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手  (グランプリでも自分は)いつものレースと変わらないですけど。(今年の一年を振り返って)今年はF1戦を中心に前半戦を走って、グランプリまで来ました。自分の中でも着外を減らすってことは目標ですし、その課題を一年間、出走数は少しないですけど。一生懸命課題に取り組んだ結果かなと思ってますけど。
 (昨年はグランプリに出られなくて)いい位置にはいたんですけど、7月ですか…。高知記念の追走義務違反でグランプリは出られずに終わったんですけど。(SS班の)赤いレーサーパンツを今日もらったんですけど。やっぱりいいもんですね。
 (前回の広島記念からの調整具合は)何度かグランプリは経験して、いつも勝てずに終わりましたし。なにか自分で特別なレースって決めつけていたところもあって、力を出せずに終わったんですけど。今年はそういうことを踏まえて、本当にいつも通り。直前もレースを走りましたし。広島のレースもあまりグランプリのことは考えずに、前々という競走もできたし。先行もできたし、まくりもできましたし。すべて自分の力を総力戦というか、総力を見せられたと思います。特別な調整はしてないので、本当に力はあんな感じです。あれ以上のものは走れないですけど。もうあんな感じですね。
 グランプリが関西に来たってことで、関東の選手として気合入るところですね。
 前夜祭がかなり前だったんで、コメントに縛られる部分もあるのかなっていう気持ちもあったんですけど。話して迷いなく番手戦ということで。ここに来てもコメントが変わることもなく。(平原の)番手戦で優勝目指します。
 復帰して以降もう一生懸命走ってきたんで、その成果をグランプリで出したいですし。勝ちにこだわるレースっていうのをしっかりやりたいなって思いますけど。
 関東のラインが3車結束ってことで、こういう大きな舞台で関東の実力ある3人で走れて自分もうれしいですし。その中で一生懸命走って優勝目指したいです。
深谷知広(愛知・96期)
深谷知広選手  (ここまでは)過去3回よりは落ち着いていると思います。(今年は)調子の悪い時期もあって、G1も優勝できましたし。落車もして骨折もして…。競輪選手が経験することを全部経験したような一年だったです。
 (落車での怪我から)しっかり練習ができるようになったのは、ここ1カ月くらいなんで。最初は先が見えない状況だったんですけど、本当に直前になって一気に良くなってきたんで。今はだいぶ見通しが立ってきましたね。(今年のG1を勝った時を10としたら)練習自体は8か9くらいまできていると思うんで、あとはグランプリの雰囲気で10になってくれればいいと思います。レース勘自体は不安ですけど、一発勝負なんでしっかり集中して走れれば大丈夫だと思います。
 (初めての西日本地区でのグランプリ開催で)自分が(グランプリで)経験しているのは全部違う場なので、そんな違和感もないですけど。また新たな一歩になったんじゃないですかね。
 最初のころは浅井さんが前を回るって話してくれたんですけど、自分は後ろに付くつもりはないんで。自力でやるってことで浅井さんが付いてくれるかどうかっていうことで、その中で後ろに付いてくれるっていうことなので頑張りたいと思います。
 (ギアは3.85から)たぶん上げると思うんですけど。そこら辺のギアで予定はしています。
 (お客さんには)自分の力をすべて出して、その頑張ってる姿を見てもらえればうれしいですね。
 すごいメンバーですし自分の力をすべて出して、力勝負できればどんな展開でもいいと思います。
 一年に一回のレースですし、悔いの残らないように力すべて出し切って頑張りたいです。
浅井康太(三重・90期)
浅井康太選手  (グランプリは)4回目なので落ち着いた感じで入れましたね。(前夜祭の)記者会見でも言わせてもらったんですけど、一年間を通して自分のスタイル、自分のレースがいい風に運べたし。体の感じも一年間を通して良かったので、その成績がこういう風にグランプリ出場ができたと思ってますね。決勝戦には乗っているんですけど、優勝が少ないのは甘いのかなってところはあるんですけど。今回の一発勝負は1着しか意味がないのでっていう気持ちは頭にありますね。
 (調整過程は)無駄に特別なことをすると、たぶん体調も悪くなるし。脚の感じも悪くなると思ったので。いつも通り、普段通りの練習をして、普段通りの生活ですね。地元でしっかり調整っていうか、前夜祭が終わってから1回だけ追い込んで。あとは調整ですね。感触は12月の最初のころは緩めの練習をして、前検日の前々日かな、そのくらいの感触が良かったので。その時にキッカケをつかんだかなっていう感じですね。
 (初めての西日本地区でのグランプリ開催で)僕も西日本なんですけど。地元が四日市なので、四日市以外はどこでも一緒かなって思っているから。そこは特別な思いはないです。
 深谷君は調子も悪くないだろうし、自分は自分でもやりたいなって気持ちもあったんですけど。中部のラインがあるので、しっかりワンツー決めたいと思います。
 自分はゴール線までしっかり、飛びかけても粘るっていう。自分でもあきらめない気持ちはあるので。まずはしっかり最後までモガき切ることと、あとは道中。番手なので自分では仕掛けないけど、深谷君がダメになった時とかはしっかり展開に応じた自分のスタイルができるんじゃないかなって思いますね。
 4回目なので夢をしっかり現実に変えていきたいと思っていますね。
村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手  日に日にピリピリしているのが自分でもわかるんで、押さえている感じですね。(今年一年を振り返って)岸和田グランプリが開催されるのがわかって、自分なりにトレーニングをしっかり見つめ直して。去年の後半から今年勝負っていうのを思ってたんですけど。そういうことをテーマにおいた中ではしっかりトレーニングを組み立てられて、結果にも表れたかなって思ってます。(今年の)後半戦は少しG1に出ることが少なかったですけど、前半戦は思ってたのに近い走りができてたと思います。
 9月、10月ちょっと腰痛で苦しんだんですけど、そういうのも踏まえて12月の岸和田(記念)後くらいには良くなってくるかなっていうのを思ってたんで。それが予定通り、調子も上がってきている状態なんで。状態はいいと思います。(合宿で)いい刺激をもらったんで、そこでも手応えをつかめた感じがしました。自分の中では(コンディションに不安はないと)思ってます。
 兄(義弘)の後ろで頑張りたいと思います。並びが決まった時点で、自分の役割を果たしてという気持ちが強いですけども。最後、優勝目指して頑張りたいですね。
 (お客さんに見てもらいたいのは)しっかり自分の持ち場の役割を果たして、最後ゴール突っ込みたいですね。
 予定通りベストコンディションで臨めたと思うので、あとはしっかり全力でレースしたいと思います。
岩津裕介(岡山・87期)
岩津裕介選手  (グランプリが)初めてなんでわからないことが多いんですけど。経験として楽しんでいます。(今年一年を振り返って)ひとまわりレベルアップできたんじゃないかと思いますけど。スピードがついた感じがありますね。
 (競輪祭からここまでの調整は)競輪祭が終わってしっかり休んで、練習も追い込めて。調整もして入れたんで、順調にきているんじゃないかと思っています。
 ひとりで走りたいと思います。発走してみて、ほかの人の並びを見ながら。やっぱり前の方にいたいんで。その辺を感じて体が反応してくれたらなって思うんですけど。
 やっぱり1着でゴールして、そういうところを(お客さんに)アピールできたらなって思います。
 (初めてのグランプリで本番より)今の方が緊張しているかもしれないです(笑)。自然体に近い感じで走れたらいいレースができると思うんで、なるべく集中して入って。いいレースがしたいです。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手  (今年一年を振り返って)今ここにいるのが不思議な感じでいます。(競輪祭の優勝は)まさかなって。それに向けてやってきたというか。来年もあるし一日、一日、一生懸命やってきた結果が、競輪祭で出たのでよかったと思います。(その前の落車の怪我が)なかなか治りが悪くて、すごく影響があったんですけど。後半は走るたびに体の状態も良くなってきたので、競輪祭は結構自信を持ってレースに行きました。
 (競輪祭が)終わってからはいろいろと行事があったり、忙しくてまったく疲れが取れなかったんですけど。前夜祭の直前くらいからすごく体も楽になって、だいぶいい練習ができてきたと思います。いつも通り練習とケアとやってきました。競輪祭の時も回復途上だったんで、それよりも状態はいいと思いますね。
 (前夜祭から)その気持ちは変わってないので(関東の先頭で)頑張りたいと思います。初めて走るラインじゃないので、気心知れてると思いますし。しっかり仕掛けるタイミングを見逃さずに、しっかり思い切り踏みたいと思います。
 (初めての西日本地区でのグランプリ開催で)そういうのはまったく考えてないです。
 自分もそうですけど、みんなでいいレースを作れればなと思います。
 去年がちょっとまったく力を出し切れずに終わってますし、すべて出し切って終われるように。まずはそれを目標に頑張りたいと思ってます。
神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手  グランプリとなるとやっぱり忙しい感じは、変わってないなって気がしますね。(今年一年を振り返って)グランプリに出場できたんで、すごいいい一年だったと思います。(今年の前半は)怪我したんで、まさかグランプリに出られるなんて思ってなかったんですけど。それをキッカケにいい方に転じてくれたんで、よかったなと思います。(後半戦の成績は)やっぱりトレーニングの成果が出たんじゃないですかね。
 競輪祭終わってちょっと時間があったんで、少しでもいい状態にもっていければなと思って。練習をして間に広島記念を走って結果も出たんで、そこからはいつも通りのすごし方をしてきた感じですかね。(来期から)大きいギアが規制されてしまうんで、一通り使ってみていろんな感じがあったんで。大きいギアを使えないと後悔するんで、大きいギアを使って感じがつかめたんで良かったと思います。
 (前夜祭の時と変わらず、関東3番手というより)武田の番手っていうイメージですけど、気持ちは。
 (15回目のグランプリ出場は)競輪一本に取り組んでいた結果じゃないですかね。
 (お客さんに向けても)一生懸命やるだけなんで。
 (初めての西日本地区でのグランプリ開催で)やっぱり雰囲気が違うんで、どうなるかはわからないですけど。どこで走っても一緒だと思いますんで(笑)。やるだけですけど。
 走るからには、なりふり構わずに。グランプリなんで優勝目指して、好きに走らせてもらいます。
稲川翔(大阪・90期)
稲川翔選手  (初めてのグランプリの雰囲気は)自分としてはリラックスして入ったつもりなんですけど、スケジュールをひとつ、ひとつクリアしていくごとに緊張感が自然と高まってきました。(今年一年を振り返って)今年はこの岸和田グランプリに向けて、自分なりに全力でやってきた一年だったなって思います。なんとしてでもこの岸和田グランプリっていう気持ちがありましたし。チャンスをモノにできる力は以前に比べてついたんじゃないかなって、(優勝した)高松宮記念杯で思いました。
 (千葉記念の落車で)初めての骨折だったんですけど、それもプラスに考えて練習にも取り組めましたし。いい経験だったと自分では思っています。
 (復帰してからの調整過程は)不安もありながら松戸記念から復帰させてもらったんですけど。ラインの力に助けられたりとか、自分の思った以上に走れたんですけど。それなりに課題を見つけながら走ったつもりなんで、そういう点ではずっと上向きできているかなと思います。(状態が)悪くなることはないので、上がっていくことしかないですね。怪我をしていない時でも、自分は調子をあまり気にしないでレースに出てしまうんで。調子は気にしないって言ってきたんですけど。何割とか数字では表せないですけど、今やれることはすべてやってきたんで。勝負できる脚は作ってきたつもりです。
 僕は近畿の3番手で勝負させてもらいます。考えることはいっぱいあったんですけど。近畿とは言わず、僕はラインの競走をすごく大事にしながらここまで上がってきたと思ってますし。自分で考えた結果、そこを選ばせてもらいました。
 本番はすごい必死だと思うですけども。今年は一年を通して自分らしく走ってきたつもりなんで。グランプリも自分らしく走るつもりですし、そういうところを(お客さんには)見ていただけたらなって思います。
 気持ちだけはしっかり持って、ゴールまではあきらめずに頑張ります。
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