第63回朝日新聞社杯競輪祭（GI）

優勝者コメント

　（まだ優勝の）実感は湧かないですね（笑）。（ゴールした瞬間は）いやー、本当にこれが感無量って言うのかなって。（レースは最後方からになったが）古性さんのラインから組み立てようと思って。道中、松浦さんだったり郡司さんに入られたんですけど、そこは落ち着いて脚を溜められました。本当、ただ一発狙ってるだけでした。道中、余裕はあったんですけど、松浦さんが仕掛けて、そこの勢いをもらって最後いけた感じでしたね。あそこ追いかけられてスピードをもらったので最後伸びたと思います。4コーナー下りで伸びる感じがあって、新山さんが駆けていたんですけど何とか届いて良かったです。（107期では初のGIウィナーとなったが、同期の新山と）2人でワンツーしているっていうのが何か信じられないですね。（昨年暮れの佐世保記念で記念初優勝をして、来年はGIをと話していたが）佐世保記念のときも新山さんとワンツーで、まさかGIでもワンツーとは。あのときも僕が最後差して優勝で、今回も新山さんが先行して、僕が最後外を行った感じで同じというか。新山さんがまた先行して何か申し訳ないな、最後またいっちゃったんで（笑）。（今年3回目のGI決勝と成長を実感できた?）やっぱり弟も出てきて僕も負けられないなって気持ちで、一緒に練習やっててすごいお互い高め合ってできているんで。そういうのもあって、こういう結果にも繋がってきているのかなと思いました。（その弟の有希は今日決勝の豊橋でS級連続優勝したが）僕は昼寝してて見れなくて（笑）。起きたら栃木の先輩たちから何かすごいレースだって聞いて、負けられないと思いました。有希だったり茨城の後輩たちと（練習は）やらしてもらってるんですけど、毎回練習のたびにグランプリに乗って下さいって言われて。すごいハッパをかけられてて。自分の中では厳しいかなって思ってたんですけど、こうして獲れたんでいい報告ができそうですね。（九州では佐世保記念、久留米記念、そして競輪祭を優勝）相性のいい地区だなと思いました。（グランプリでは宿口陽一、平原康多と吉田が前で引き出した選手とまた一緒になるが）またこうして3人で走れるというのが信じられないですし、本当にグランプリが楽しみですね。（昨年はグランプリシリーズのFI戦で優勝しているが）あのときはまさかって思ったんですけど。ここまで来れると思ってなかったんで未だに信じられないです。グランプリ選手としてあの舞台を走れたらなっていう風にずっと思ってたんですけど、それが叶いそうですね。（グランプリは埼玉の2人に）前を走れるように志願して、関東で優勝者を出せるように頑張るだけです。（最後に）いつも応援ありがとうございます。みなさんの声援のお陰でこうして優勝することができました。グランプリでもいいレースができるように精いっぱい頑張りたいと思います。応援を宜しくお願いします。

第63回朝日新聞社杯競輪祭

（2021.11　小倉）