第35回共同通信社杯（GII）

優勝者コメント

　ゴールした瞬間、今回は1着って分かったんで、おもいっきりガッツポーズができました。（一昨年の）ウィナーズカップで優勝できた時は、獲れちゃったって感じだったんですけど、今回は獲りに行って獲れたんで自信になりました。（ウィナーズカップは）訳が分からないまま獲れちゃった感じなので、今回は本当に自信をもって優勝できたって報告ができますね。（レースの作戦は）流れの中でと思って、そこまで考えてなかったんですけど、初手で1番車なのに出遅れちゃって。後方になったので、まずは山崎（賢人）が動いてっていう形で、それに乗って、あとはどこから仕掛けられるかって感じで。（山崎の）3番手にすんなり入れたのが勝因ですね。その位置を流れの中で取れれば良いなと思って、それを取るために1回自分で動いてとかもいろいろ考えての形だったんで。結果的にすんなり3番手を取れたっていうのが良かったです。平原（康多）さんも良い位置を絶対、取りに来ると思ったので、併走になってもしょうがないですし、それならその時に、対応したら良いかなと思っていたので、（平原が動いた時も）そんなに変な考えはなかったですね。（その後は後ろに平原がいたが）そこは気にしないで、仕掛けて差される分には自分の力負けだと思うので。それより、他のラインに仕掛けられて被って何もできないっていうのが一番怖かったんで。仕掛けて差されたら差されたで、また練習すればいいですし。それが結果として1着を取れたんじゃないかなと思います。（この優勝で賞金ランキングが7位になり）意識しないって言ったら嘘になりますけど、本当に一戦一戦。まだGIも2つ残っていますし、最後まで気を引き締めて走って、GIの優勝をとって（グランプリに）出られるのが確実なので、次はそこに向けてやるだけです。（一昨年、グランプリに出られなかった）その時の気持ちも一生忘れないでしょうし、それが生きて今があるって。今思えばそうなんじゃないかなって思います。（初日に落車した林雄一が入院している）病院が近いってことで、顔出して一言かけて帰ろうと思うんで、最高の報告ができるんじゃないかなって思います。（今後のモチベーションも）常に変わらないので、GIIを獲れたことは嬉しいですけど、まだまだ上に目指すところがあるので。それはこれを獲る前から、常日頃から目標にしているところなので、そこは変わらずやっていきたいなと思います。

第1回ウィナーズカップ

（2017.3　高松競輪場）

第35回共同通信社杯

（2019.9　松阪競輪場）