第31回共同通信社杯（GII）

優勝者コメント

　まさか優勝できるとは思わなかったんで、嬉しいです。（決勝は）結果的に僕が勝たせて貰ったんですけど、（京都勢は）頑張ってくれました。（前の京都勢のスピードは）すごかったです。もう必死でした。離れて入られるわけにいかないし、そこだけは稲垣君に食らい付く気持ちでずっと走ってました。（新田は）止められた感じがちょっとあったんですけど、でも動けなくて。そこらへんは稲垣君に申し訳ないなって気持ちが強いです。（ゴールの瞬間は）自分もいっぱいだったんで、外にも持ち出せないし、気付いたら稲垣君が自分でブロックをさせちゃった形になったんで、自然にそのまますぐ入っていっただけです。（ビック優勝は11年サマーナイト以来3年9カ月ぶり、G1、G2の最年長優勝記録を更新して）嬉しいです（笑）。上を目指します。（今後は）一戦、一戦自分の求めてる形のレースを追求していくだけで、その中で結果が出てくれれば最高なんで。そういう気持ちで一戦、一戦続けていきたいです。（目指している追い込み選手は）いっぱいいるんですね（笑）。それぞれが、それぞれの持ち味を持った選手がいっぱいいるんで。井上茂徳さん、山口健治さん、伊藤公人さん、山口幸二さん、小野俊之、合志（正臣）さん、高木隆弘、佐藤慎太郎、渡邉晴智。たくさんいて、その人と同じぐらいできるように。すべてが出来る。それぞれが一番のところがあるんで、それをそれぞれ求めて。欲張りじゃないですけど、そういう気持ちで、一つでも近づいていって、それぞれの一番良いところには近づけないとは思うんですけど、全体的にレベルアップしていければ、十分勝ちにつながるくらいの所まではいけると思うんで。そういう風になりたいなっていうのがあって、一戦、一戦やってるつもりなんですけど。（年を重ねても頑張れる原動力は）自分が思うに一番は、自転車が好き、競輪って種目が好きってのもありますし、あとは戦法がたくさんある競輪で、その戦法で一から出直して、追い込みになったことで、新人のつもりになっちゃった。そこから、少しずつまた頑張ってきたってことで、モチベーションはまだ新人のつもりでいたんで、それだと思います。