第72回高松宮記念杯競輪（GI）

優勝者コメント

　（GI初決勝、初優勝となったが）信じられないですね。（まだ実感がない?）1着なんだなって実感はわいてきました。（勝ち上がるにつれていけるんじゃないかなって思いは?）全くそういうのはないです。まさかこのメンバーで勝てると思ってなかったし、決勝にも乗れると思ってなかったので、正直自分が一番驚いています。（決勝は）吉田君と2人で作戦を立てて作戦通りの形になって、あとは吉田君が行けるか行けないかの勝負だったんですけど、すごい出脚も良くて。最後は無我夢中でした。（ゴール線では吉田より）僕の方がちょっと車輪が出てたので、それは分かったんですけど。そうですね、すごい嬉しいですね。
　直前で平原（康多）さんが肘の方を怪我してしまって、この大会に出られなくて。平原さん自身が一番悔しい思いをしてると思って。その分までとはいかないんですけど、自分も平原さんの分まで頑張ろうと思って臨んだんですけど、まさかこういう形になるとは思わなかったんで。いい報告ができそうです。
　（この優勝でグランプリ出場が決まったが）そういう選手じゃないので、また一から一つ一つレースをちゃんとして。年末をそういう風に迎えられたら一番いいかなって思っています。（3000万円くらいの賞金を獲得したが）全くそんなイメージしてなかったのでどうしようか迷います（笑）。（タイトルホルダーとして迎える後半戦に向けての意気込みを）ここでGIを優勝できたってことで、一つの選手として自分が掲げてきた目標も達成できたし、これから周りの目線とかも変わってくると思うんですけど、僕は変わらず一つ一つレースをこなしていって頑張っていけたらいいなと思います。

第72回高松宮記念杯競輪

（2021.6　岸和田）